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Yamareco

記録ID: 409632
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積雪期ピークハント/縦走
道東・知床

斜里岳 敗退 〜馬の背まで 東斜里岳を越えて〜

2014年02月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:14
距離
14.7km
登り
1,208m
下り
1,190m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:05 根北峠
9:25 Cot.1126
10:20 Cot.1452(東斜里岳)
11:00~11:40 馬の背(撤退ポイント)
12:05 Cot.1376
14:20 根北峠
天候 晴れのち、雪
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
私には時間がないのだ。
2014年02月23日 05:38撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 5:38
私には時間がないのだ。
なんて意味深に書いてみたものの、要は、出張が終わりに近づき、今シーズンの北海道の冬山は、来週末まで。
2014年02月23日 06:00撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 6:00
なんて意味深に書いてみたものの、要は、出張が終わりに近づき、今シーズンの北海道の冬山は、来週末まで。
天気から選ぶと、雌阿寒か、三国峠の山になるのだけど、
冬の斜里岳を年に一度は歩いておきたい。
2014年02月23日 06:28撮影 by  CX6 , RICOH
2/23 6:28
天気から選ぶと、雌阿寒か、三国峠の山になるのだけど、
冬の斜里岳を年に一度は歩いておきたい。
そういうわけで、いまいちな予報の中、根北峠を目指す。
2014年02月23日 06:46撮影 by  CX6 , RICOH
2/23 6:46
そういうわけで、いまいちな予報の中、根北峠を目指す。
根北峠到着。
風はとっても強いけど、
そのおかげか、雲がどんどん流れ、晴れ間が見え出す。
2014年02月23日 07:04撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 7:04
根北峠到着。
風はとっても強いけど、
そのおかげか、雲がどんどん流れ、晴れ間が見え出す。
斜里岳方面はまだ雲がかかってる(涙。
雲がなんだ、やる気満々。
いってきまーす。
2014年02月23日 07:04撮影 by  CX6 , RICOH
2/23 7:04
斜里岳方面はまだ雲がかかってる(涙。
雲がなんだ、やる気満々。
いってきまーす。
まずは、樹林帯歩き。
今日は南斜里が見えないので、コンパス真西へ真西へ歩く。
2014年02月23日 07:13撮影 by  CX6 , RICOH
2/23 7:13
まずは、樹林帯歩き。
今日は南斜里が見えないので、コンパス真西へ真西へ歩く。
ふっかふか雪が気持ち良いのか、辛いのか。

週頭の大雪がまだ締まってない。
スキーヤーには堪らんだろな。
2014年02月23日 07:19撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 7:19
ふっかふか雪が気持ち良いのか、辛いのか。

週頭の大雪がまだ締まってない。
スキーヤーには堪らんだろな。
上を見上げると、青空。
2014年02月23日 07:48撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 7:48
上を見上げると、青空。
気持ちよいね〜。
2014年02月23日 08:14撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 8:14
気持ちよいね〜。
1時間半ほど歩くと、南斜里の山並みが見えるポイントに。
おお、雲がなくなってる!!
2014年02月23日 08:29撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 8:29
1時間半ほど歩くと、南斜里の山並みが見えるポイントに。
おお、雲がなくなってる!!
今日は、東斜里〜本峰〜南斜里の周遊ルート計画。
まずは、東斜里を目指す。
2014年02月23日 08:44撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 8:44
今日は、東斜里〜本峰〜南斜里の周遊ルート計画。
まずは、東斜里を目指す。
後ろを振り返ると、尖峰〜武佐の山並み。
2014年02月23日 08:45撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 8:45
後ろを振り返ると、尖峰〜武佐の山並み。
こっちは、錐山。
その向う、根室海峡の海上に白い線が。
流氷だ。
ずいぶん南下したね。
2014年02月23日 08:47撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 8:47
こっちは、錐山。
その向う、根室海峡の海上に白い線が。
流氷だ。
ずいぶん南下したね。
右手に海別岳。
あっちも薄いガスに覆われている。
2014年02月23日 08:49撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 8:49
右手に海別岳。
あっちも薄いガスに覆われている。
さぁ、こちらはオホーツク海。
流氷、ぎっしり。
まさに見渡す限りってやつですね。
2014年02月23日 09:14撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 9:14
さぁ、こちらはオホーツク海。
流氷、ぎっしり。
まさに見渡す限りってやつですね。
見えてきました。
東斜里岳。
薄いガスを纏っていると思っていたのだけど、
2014年02月23日 08:52撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 8:52
見えてきました。
東斜里岳。
薄いガスを纏っていると思っていたのだけど、
どうやら、その正体は雪煙のよう。
今日は凄い。
つむじ風がいたるところに。
2014年02月23日 09:04撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 9:04
どうやら、その正体は雪煙のよう。
今日は凄い。
つむじ風がいたるところに。
どうやら、頭を冷やしすぎたようで、カキ氷病に。
頭がキンキンして、イタタタタ。

バラクラバの上からニット帽で事なきをえる。
2014年02月23日 09:18撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 9:18
どうやら、頭を冷やしすぎたようで、カキ氷病に。
頭がキンキンして、イタタタタ。

バラクラバの上からニット帽で事なきをえる。
そうそう、南斜里ルートの確認。
南斜里の右側(北西側)に危ない箇所があるんだった。
2014年02月23日 09:36撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 9:36
そうそう、南斜里ルートの確認。
南斜里の右側(北西側)に危ない箇所があるんだった。
冬はどうなってるんだ??とズーム。
大丈夫か、これ??と不安になる。
おそらく、どうにか巻けるのだろうけど。。。
2014年02月23日 09:36撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 9:36
冬はどうなってるんだ??とズーム。
大丈夫か、これ??と不安になる。
おそらく、どうにか巻けるのだろうけど。。。
そして、東斜里名物の壁。
直下にて、アイゼン&ピッケルに切り替えて、
さぁ、挑みますよ。
2014年02月23日 09:51撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 9:51
そして、東斜里名物の壁。
直下にて、アイゼン&ピッケルに切り替えて、
さぁ、挑みますよ。
第1の壁、なんだか簡単に登れた。
第2の壁、東側に回りこんで、こちらも簡単に。。。
どうやら、今日は壁を登るには雪質が良いらしい。
シャフトが入るくらいの堅さ。
この時期は、比較的登りやすいのかも。
2014年02月23日 10:08撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 10:08
第1の壁、なんだか簡単に登れた。
第2の壁、東側に回りこんで、こちらも簡単に。。。
どうやら、今日は壁を登るには雪質が良いらしい。
シャフトが入るくらいの堅さ。
この時期は、比較的登りやすいのかも。
東斜里、山頂着〜。
(本峰を拝めたのはこれが最後か。)
2014年02月23日 10:21撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 10:21
東斜里、山頂着〜。
(本峰を拝めたのはこれが最後か。)
屈斜路湖まで見えている。
2014年02月23日 10:21撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 10:21
屈斜路湖まで見えている。
立ち止まると寒いので、すぐさま、本峰を目指す。
途中、オホーツク海の流氷。
2014年02月23日 10:23撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 10:23
立ち止まると寒いので、すぐさま、本峰を目指す。
途中、オホーツク海の流氷。
さぁ、いくよ〜。
と意気込んでみたものの、この後、どんどん、天気が悪くなる。
2014年02月23日 10:28撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 10:28
さぁ、いくよ〜。
と意気込んでみたものの、この後、どんどん、天気が悪くなる。
この後、完全にガスに包まれる。
上を見てもガスで白。
下を見ても、雪で白。
全てが真っ白に。
足元の雪の陰影を目印に歩くが、徐々に気持ち悪くなる。
周りの地形が見えないことがこんなに怖いこととは。
2014年02月23日 10:53撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 10:53
この後、完全にガスに包まれる。
上を見てもガスで白。
下を見ても、雪で白。
全てが真っ白に。
足元の雪の陰影を目印に歩くが、徐々に気持ち悪くなる。
周りの地形が見えないことがこんなに怖いこととは。
ストックで、周りを突っつきながら、ゆっくりゆっくり進んだが、もう限界。
穴を掘って、天候の回復を待つことに。
2014年02月23日 11:36撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 11:36
ストックで、周りを突っつきながら、ゆっくりゆっくり進んだが、もう限界。
穴を掘って、天候の回復を待つことに。
暖かいものを摂って、だいぶ気持ちが落ち着いたが、天候が一向に回復しない。

山頂までもう少しだが、

心折れる。
下山しよう。
2014年02月23日 11:28撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 11:28
暖かいものを摂って、だいぶ気持ちが落ち着いたが、天候が一向に回復しない。

山頂までもう少しだが、

心折れる。
下山しよう。
帰り道、自分のトレースはない(涙。
雪の陰影を目印に、慎重に慎重に下山の途へ。

こんな悪条件の中、東斜里へ戻って、あの斜面を降りる気にならなかったので、パンケニワナイ川源頭部を下ることに。
2014年02月23日 12:27撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 12:27
帰り道、自分のトレースはない(涙。
雪の陰影を目印に、慎重に慎重に下山の途へ。

こんな悪条件の中、東斜里へ戻って、あの斜面を降りる気にならなかったので、パンケニワナイ川源頭部を下ることに。
ここは、以前、モービル軍団が登ってきていたので、下れる自信があった。
行ってみると、びっくり。
かなり傾斜緩い。
初心者スキーヤー向けのゲレンデみたい。
これなら、自分でも滑れるかも。。。
2014年02月23日 12:44撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 12:44
ここは、以前、モービル軍団が登ってきていたので、下れる自信があった。
行ってみると、びっくり。
かなり傾斜緩い。
初心者スキーヤー向けのゲレンデみたい。
これなら、自分でも滑れるかも。。。
パンケニワナイの沢、GW時期のルートとして使えそう。
GW時期はハイマツがかなり出ちゃって、稜線上は苦戦するが、ここなら雪もだいぶ残ってるのではないかと思う。
2014年02月23日 12:48撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 12:48
パンケニワナイの沢、GW時期のルートとして使えそう。
GW時期はハイマツがかなり出ちゃって、稜線上は苦戦するが、ここなら雪もだいぶ残ってるのではないかと思う。
途中から、斜面をトラバースして。
2014年02月23日 13:17撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 13:17
途中から、斜面をトラバースして。
登りのトレースへ。
もう消えかかっていた。
2014年02月23日 13:32撮影 by  CX6 , RICOH
2/23 13:32
登りのトレースへ。
もう消えかかっていた。
ひたすらトレースを追って、根北峠へ。
今日はもうクタクタだ。

冬の斜里は、また来年にお預け。
次はてっぺんまで行きたいな〜。
2014年02月23日 14:20撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 14:20
ひたすらトレースを追って、根北峠へ。
今日はもうクタクタだ。

冬の斜里は、また来年にお預け。
次はてっぺんまで行きたいな〜。
帰り際、斜里岳を振り返ってみる。
山頂付近は雲がかかっている。
天気予報、すごいな。
2014年02月23日 14:54撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 14:54
帰り際、斜里岳を振り返ってみる。
山頂付近は雲がかかっている。
天気予報、すごいな。
今日は、北浜駅で、カレーを食べてかえる。
ここのカレー。
普通のカレーなんだけど、
クセにさせる何かをもっている。
美味い。
2014年02月23日 16:09撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 16:09
今日は、北浜駅で、カレーを食べてかえる。
ここのカレー。
普通のカレーなんだけど、
クセにさせる何かをもっている。
美味い。
そして、北浜駅から流氷を。
お疲れ様でした。
2014年02月23日 16:24撮影 by  CX6 , RICOH
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2/23 16:24
そして、北浜駅から流氷を。
お疲れ様でした。
撮影機器:

感想

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コメント

パンケニワナイ川
お疲れ様でした。今日は意外と風ありましたね。
ところでパンケニワナイ川源頭部って、楽なんでしょうか?雪崩地形とかありそうですか?
東斜里より安全そうなら、いつか行ってみようかと。
2014/2/23 22:06
Re: パンケニワナイ川
パンケニワナイ川。
ところどころで、傾斜が出てくる部分もありますが、それでも急傾斜と呼べるほどでもなく、楽に歩けるのではと思います。
標高950あたりで、ちょっとした段差があります。
この段差、ルート取りで容易に巻けます。
ただ、上から滑り降りると、段差が見えないので、ジャンプしちゃうかもです。

あと、縦方向は基本、傾斜が緩いので、雪崩れの心配はないと思っていますが、
横からの雪崩れ込みは、視界が悪く、見切れなかったです。

ちょっと不安要素もありますが、充分歩けると思います。
2014/2/24 7:49
お疲れ様でした!
今日は平地お天気良かったものの、斜里岳は雪雲に覆われていたので誰も登っていないだろうと、屋根の雪下ろしをしながら思っていましたが・・・なんと、まあ!
本当に雪で周りが真っ白だと、遠近感や平衡感覚がおかしくなるのか、足元が不安になって気持ち悪くなるの・・初心者の私にもわかります。
ご無事でなによりでした。
北浜のカレーは美味しいですよね
2014/2/23 23:17
Re: お疲れ様でした!
平地はお天気良かったのですね。
その晴れ間を斜里岳に少しでも分けてほしかったものです。

視界が全て真っ白というのは気持ち悪いものですね。
感覚に続いて、前に進む気持ちまでも低下してしまいました。
やっぱり、山は晴れた日に歩きたいですね。
2014/2/24 7:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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