稲村ケ岳
- GPS
- 09:28
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,391m
- 下り
- 1,381m
コースタイム
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 9:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
奈良県吉野郡天川村に位置する標高1726mの稲村ケ岳に行ってきました。
稲村ケ岳は本峰と大日山の2峰があり女人大峰と呼ばれています。
2週間前に観音峰に来て、次は雪の稲村ケ岳に登ろうと思いました。
1週間前、奈良は大雪に見舞われ心配していましたが今回は、暖かく天候も良さそうです。
アイゼンを着け母公堂の少し手前の登山口を出発します。
植林の緩やかな坂道を登る。
少し見晴らしが良くなりますと法力峠です。
尾根に出てきました。右折すると観音峰ですが直進します。
夏の登山道は尾根の南斜面を沿うように続き山上辻に向かいます。
南斜面の登山道を少し進みますが、積雪が深く雪崩の危険もあり安全策として、少し戻り尾根道を直進する冬道に変更します。
植林の長い急坂を登ると明るい広葉樹の尾根道になります。
白倉山を右にトラバースし、大きな広葉樹林が拡がる雪道を進む。
最後の登りを過ぎると美しい樹間の右手に観音峰展望台、弥山の山脈が見えます。
そして目前に大日山が見えてきます。
赤い屋根の稲村小屋が見えてきました。山上辻です。
山上辻には誰もいません。夏道にはトレースがなく尾根道を来て良かったと思う。
白い雪と青空と降り注ぐ暖かい陽差しが身体を真綿のように優しく包みます。
ここから先は国立公園の特別保護地域で食事はできませんので、ゆっくり昼食を摂り休憩します。
山上辻から大日山に向かいます。
大きな巖峰の大日山が近づきます。大日山の東側を回り込みながら進みます。
回り込んだ南側には深い谷の切れ込みがあり、両側が垂直の大絶壁の大日のキレッドです。
ここから稲村の山頂は間近ですが、冬道の最大の難所を越えなければなりません。
幸運にも今回はザイルを使用せずに慎重にトラバースすることができました。
急斜面を登り、最後のナイフリッジを通過すると山頂です。
山頂まで6時間近い時間を費やし到達することができました。
狭い山頂ですが、好天に恵まれ暖かく視界は良好です。
見渡せば大峰奥駈道の雪の山脈が展開しています。釈迦ヶ岳、仏生ケ岳、弥山、行者環岳、大普賢岳そして目の前に山上ケ岳が見えます。
晴天に恵まれて登頂できたこと本当に感謝の気持ちです。
17時前に無事、下山できました。
今回は下山後の楽しみ、洞川温泉で山間の情緒を満喫し湯に浸かることはできませんでした。
ご一緒させていただいた「不良中年」です。その節はお世話になりました。フェイスブックにシェアさせていただきました。よろしかったでしょうか?
こちらこそ楽しい山行になり、ありがとうございました。
お身体のほうは大丈夫ですか。
また、一緒に行きましょう。
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