横山中岳

2014年03月09日(日) [日帰り]

• GPS: 02:40
• 距離: 5.1km
• 登り: 636m
• 下り: 628m

コースタイム

夏道登山口8：48→10：08横山中岳10：24→11：12登山口

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

夏道の登山口（2，3台駐車可）

コース状況／危険箇所等

雪は少なくスノーシューの出番なし。極楽平（5合目）より上部はアイゼン必要。

写真

3/9 8:31

登山口までの道中から望む横山の長い稜線。ほぼ中央の突起が横山中岳。旧三石町で唯一登山道のあるお山。

3/9 8:52

夏道登山口まで車で入れます。雪は少ないのでスノーシューはザックにデポしてツボ足で行きます。

3/9 8:58

まずは放牧場の小高い丘地形を進む。冬はお馬さんいないようです。

3/9 9:02

放牧場を抜けると三石山岳会が設置した登山口標識。南日高の展望台と書いてあります。

3/9 11:13

倒木群で一瞬ルートが分からなくなりますが、良く見るとピンクテープがありました。

3/9 9:13

陽当たりの良い南斜面。雪道になったり消えたり。

3/9 9:27

5合目の極楽平。この辺りから雪道が連続します。

3/9 9:31

二度ほど少し下る箇所あり。

3/9 9:47

急斜面出現。ここで軽アイゼンを装着。完全に氷化するとかなり危険ですが、この日はアイゼンの歯がよく利きます。

3/9 10:40

細尾根も滑落に注意。

3/9 10:12

山頂直下。

3/9 10:29

横山中岳の山頂。724m。標識は朽ち果てていました。

3/9 10:12

東側の南横山方向。奥にアポイ岳が霞んでいます。

3/9 10:17

南日高の主稜線。

3/9 10:18

ズームするとニシュオマナイ岳と神威岳。

3/9 10:20

木々の間からはピセナイ山。

3/9 10:31

三石の町と太平洋。

感想

outdoorsmant

日高の旧三石町に用事があり、そのついでに野塚岳（北海道の100名山）まで足を延ばそうと企てましたが、居座る低気圧の影響で平地でもかなりの強風。野塚岳は細尾根や急斜面の通過があるため、危険と判断し、近くの横山中岳に変更しました。

この山は夏山ガイドにも紹介されており、旧三石町で唯一登山道のある山です。（マニアックなところでは蓬莱山もありますが。）親戚のお家からよく見えるこの山に一度登ってみたいと思っていましたが、毎年お盆に訪れる際は、宴会翌日の二日酔いでいつも断念し、ようやく登る機会が訪れました。

夏道登山口から忠実に夏道を辿りましたが、さすが雪の少ない日高地方の低山では、5合目の極楽平までは雪が出たり消えたりでアイゼンをつけようにもそのタイミングを逸していましたが、5合目以降は雪道となり7合目あたりの急斜面手前で簡易アイゼンを装着。標高が上がるに従い、少しずつ雪は増えてきましたがそれでもスノーシューにお世話になるほどではなく結局シューは重石に終始しました。

山頂からは、南日高の展望台と呼ばれるだけあって盟主の神威岳などが望まれましたが、雲が多くイマイチでした。
天気が良ければぺテガリ岳から南の稜線がきれいに見えると思われます。次回に期待したいところです。日高の低山は、どこか本州の2000m以下の冬山を連想させ、雪の多い山域に慣れた身としては、新鮮な体験でした。