花!花!花! 梅雨の晴れ間の平標山・仙ノ倉山
- GPS
- 05:56
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,310m
- 下り
- 1,310m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場は500円。帰りに支払いです。 トイレは駐車場と平標山ノ家にあります。平標山ノ家には水場もあります。 登山道に危険なところはありません。 |
写真
感想
3年前の6月初旬に訪れた平標山と仙ノ倉山。その時は登山道の一部に雪が残り、石楠花の花が咲いていたっけ。でも、いつかは花の最盛期に訪れてみたいと思っていました。
金曜日は遅くならずに帰れました。土曜日の天気予報も上々。急遽行くことにしたので今回は単独行です。
実は、富士見下からアヤメ平経由でワタスゲ揺れる静かな尾瀬ヶ原にもちょっと惹かれていました。でも、花盛りの平標山はこの時期だけだし、アヤメ平は草紅葉の時期にしよ〜っということで、沼田ICを素通りです。
花で有名な平標山。今日は登山者も多そうです。なるべく静かな時間に歩きたいので今回はちょっと早めのスタートします。
駐車場脇から林に入ればすぐに舗装路に出ます。そこを左へ折れ、橋を渡って少し行けば、松手山への登山口があります。
最初からなかなか急な道です。林の中を登っていけばやがて大きな送電線の鉄塔に着きます。ここで、パンツの膝から下の部分を外します。今シーズン初の短パン登山。自分の中でいよいよ夏山シーズンのスタートです。
このコースで嬉しいのは後を振り返ると特徴ある苗場山がどんどん見えてくること。
松手山まで着けば、その先は展望の利く稜線歩きになります。
やがて木の階段が出てくれば、そこから先は高山植物がたくさん咲いています。足元の花、前方の稜線、後の苗場山。写真を撮りながらなのでペースはすっかりダウンします。
平標山の山頂は展望360度。吹く風も涼しくいい気持ちです。ちょっとお腹が空いていましたが、仙ノ倉山へ向う途中に休憩にいいベンチがあるのでそこまで行ってしまうことにしました。
平標山から仙ノ倉山までの間にはお花畑が点在します。特に見事なのは仙ノ倉山へ向けて平標山山頂からちょっと下ったところ。
ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、チングルマ、ヨツバシオガマ、ミヤマキンバイetc。天気も良くてホント嬉しくなります。
仙ノ倉山へは多少のアップダウンがありますが、足元にこんな花が咲いていれば、時間もあまり感じません。
仙ノ倉山の山頂も360度の展望。谷川岳への縦走路も良く見えます。笹原にも陽が当たり白く光っていい感じ。いつかこのコースを1日で歩いてみたいと思っています。今日も一人、このコースへ進む方がいました。
さて、平標山へ戻ります。太陽を後に背負うので、空の青さが際立ちます。すごく気持ちのいい道です。
本日2度目の平標山の山頂には、今度は多くの人が休憩していました。
下りでは松手山へは向わずに、平標山の山頂で左に折れ、木の階段の多い道を平標山ノ家へ向かいます。結構長く階段が続く所があるので、登ってくる方はきつそうです。
平標山ノ家はまだ新しい山小屋。水場もあって、小屋裏からは平標山、仙の倉山、両者をつなぐゆったりとした稜線などが良く見えます。
小屋前を真っ直ぐ進めば三国峠。今日は右へ下ります。ここからは気持ちのいい林の中の道。でも、足元は階段が多い。登りに使うと自分の歩幅で歩けないので、ちょっと疲れるかも。自分的には今回の右回りコースの方がいいなぁ。
やがて林道に出ると、あとはのんびり下るだけ。
途中で、林道をそれ駐車場に向かう道標がありました。3年前にはなかったような気がします。前回はこの林道歩きに退屈した記憶があるので、当然道標に従って右に入っていきます。川沿いを歩く気持ちのいいコースでした。最後にちょっと得した気分です。
いや〜、気持ち良かった。梅雨の晴れ間の山。植物がイキイキしてて、いいですね。
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