伊吹山 中尾根と周辺の遺構めぐり
- GPS
- 21:40
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,175m
- 下り
- 1,179m
コースタイム
[二日目]六合目避難小屋6:00-6:45弥高・上平寺尾根分岐-7:10弥高尾根連絡道分岐-7:20上平寺城本丸跡8:00-8:05弥高尾根連絡道分岐-8:25宝篋印塔-8:30入定窟-8:40弥高寺本坊跡9:30-9:45林道終点広場-10:10駐車地
天候 | 快晴 気温高め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ここから林道は許可車以外通行できません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中尾根の取り付きから山頂までは道はありません。笹や藪の薄そうなところを選んでひたすら我慢の登りが続きます。また尾根の右手、川戸谷側はかなりの急斜面なので注意が必要です。 それ以外は、よく整備された道であり危険な個所や迷うような箇所もないでしょう。 |
写真
感想
ぽかぽか陽気に誘われて、以前から目をつけていた伊吹山中尾根と
弥高尾根、上平寺尾根に残る遺構をめぐることにしました。
出発が遅れたのと、足が遅いのとで一泊することにします。
六合目避難小屋を使わせていただきました。
弥高集落から悉地院へ向かう道は、近江鉱山のダンプがブンブン走っているので注意します。
駐車地からすぐの林道入り口は施錠されているのでここから歩きです。
10分ほど歩いて左に折れ、山の神神社の祠の前を通ると
林道を少しだけショートカットできます。
道々カタクリやダンコウバイ、アマナ、スミレなど咲いてました。
終点広場は仮設トイレやベンチ、登山届のボックスなどがあります。
奥へ進めば、宝篋印塔を経て上平寺方面へ行けるようです。
今日は左に進み、弥高寺後を目指します。感じの良い道をしばらく歩くと大門跡、
ここから5分ほどで弥高寺本坊跡です。
本坊跡は広大な草原で見晴らしがよく、とても気持ちのいいところでした。
向かいの尾根上には上平寺城本丸跡、その先にはドライブウェイなども見えます。
ここで遅めのお昼を。
ここから20分ほどで上平寺尾根との合流して中尾根となる地点です。
25000図の破線は△838で合流していますが、100mほど手前になります。
ここからしばらく、五合目への道は尾根上を進みます。
やがてその道が尾根を巻くようになったところを直進してそのまま尾根芯を歩く…
つもりでしたが藪が濃いのでもう少し五合目への道を利用させていただきます。
で、藪の薄いところから尾根に乗ります。
まあ、乗ってしまえば笹と藪の海なんですけどね。
周りは全く見渡せませんが、上を目指せばいいわけですし迷うことはありません。
40分もすると枯れた笹や岩屑に灌木が混じる程度になり、急に視界が広がります。
同時に傾斜が急になります。川戸谷側はかなりの急斜面で滑ったら大変です。
が、枯れ笹がよく滑ります。特に雨上がりなどは注意が必要です。
1100mあたりに石灰石を敷き詰めたような小台地がありました。
とても見晴らしがよくて気持ちのいい場所です。ここでまた大休止。
少し上を眺めると、川戸谷の源頭を横切って
南東尾根方面に向かうかのような道が見えました。
あれが昔あった横崖道のなごりでしょうか?
するとこのあたりが、いわゆる槌ノ子越でしょうかね?
次回、探索してみたいと思います。
さて小台地を離れること1時間、手足をフルに活用してようやく山小屋の横に出てきました。
あとは山頂を往復して六合目避難小屋へ。
次の日、6時に避難小屋を出発。五合目との中間の広場を目指します。
ここは昔リフトの発着場があった場所なのかな?
広場の西端、赤テープやら布が巻いてある木が弥高・上平寺方面への目印です。
浅い谷を三度ほど横切ってほぼ水平の道が続きます。
△838を過ぎると昨日通った弥高・上平寺分岐です。
昨日は右から来ましたが今日はまっすぐ行きます。
30分もすると弥高尾根への連絡道の分岐です。ここを越え、大堀切を過ぎると
左へ上平寺城本丸跡への道が上がっていきます。
ここも、かなりの広さの草原で眺めがよくとても気持ちのいい場所です。
思わず、大々休止してしまいました。
さて、重い腰を上げて、先ほどの弥高・上平寺分岐まで戻り左へ行きます。
15分ほどで案内板のある分岐につきます。
左に行くと、宝篋印塔を経て林道終点に出るようです。
今回は宝篋印塔まで行って戻ってきます。
今度は右へ。5分ほどで入定窟です。これはいったい何なのでしょうか。
ここからさらに5分ほどで、弥高寺本坊跡です。またもやここで大々々休止。
東の端から三合目のホテル跡がほぼ同じ高さに見えています。
後は昨日の道を駐車地まで戻ります。
今回のコース、常識的な時間に出発すればじゅうぶん日帰り可能です。
ですが、ヒルもいないし春の花がいっぱい咲いているこの時期、
時間があればのんびりと大々休止をくりかえしながら登るのも
またよろしいのではないかと思います。
...ちゃんといきてるんですね。
こんにちは♪
昨年、整備されたあとにたどりましたが、5月の中頃をすぎるとヒルの巣窟になります。急いででかけないと。
こんにちは!!
立派に生きてますよ。いかにもヒルが好みそうな快適な道でした。
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