阿蘇山 高岳・中岳 火山博物館から往復

2022年05月04日(水) [日帰り]

• GPS: 16:00
• 距離: 14.9km
• 登り: 962m
• 下り: 960m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:06
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:01

8:30 阿蘇火山博物館
10:10 10:15 南岳
10:34 10:44 中岳
11:05 11:05 阿蘇山
11:27 11:35 天狗の舞台
11:40 11:59 高岳東峰
12:21 12:21 阿蘇山
12:41 12:44 中岳
13:01 13:11 南岳
14:31 阿蘇火山博物館

天候

晴れ

写真

5/4 5:35

草千里の駐車場でご来光

5/4 5:37

GWの少し前に中岳が噴火して、直前に噴火警戒レベルは下がったけど、高岳登山道は自主規制されてるというニュースがあったので、この日はまったり烏帽子岳の予定でした

5/4 5:38

烏帽子岳の反対側はカルデラの淵が見えます。左端が立野火口瀬でここが崩れてカルデラ湖の水が流れ出て熊本平野ご出来たらしい

5/4 5:38

カルデラはぐるっと阿蘇山を囲んでますが、高岳や中岳の向こう側なのでここからは見えません

5/4 5:39

展望台はご来光の瞬間は混んでましたが、すぐに閑散となりました。この時はまったり登山の予定だったのでボーッとしてました

5/4 5:53

朝霧も出ていたので霜が降りて犬の足跡も

5/4 6:08

放牧されてる馬が凄く草千里っぽい雰囲気。早朝はもっと朝霧出てたんですが

5/4 6:13

観光客は普通に馬のすぐ近くに行けます。サラブレッドの種類より少しガッシリした感じです

5/4 6:22

朝イチは風もなく、逆さ烏帽子岳も見えました

5/4 6:26

草千里中央の丘に向かいます。火口の一部で駒立と呼ばれています

5/4 6:28

中岳の噴煙も鏡映し

5/4 6:51

登山道に入ると両側にあるのはミヤマキリシマ？場所によってはたくさん咲いてましたが、ハイシーズンはGWの少し後だそう

5/4 7:00

最初ストックの忘れ物が立てかけてあるのかと思いました。マムシグサの仲間ですかね

5/4 7:20

稜線まで登り詰めると烏帽子岳の反対側にカルデラの続きが見えます

5/4 7:20

山頂到着！稜線の手前辺りの崩落が激しかったですが、いつまでこのコース登れるんですかね

5/4 7:23

唯一のカルデラの切れ目の立野火口瀬がよく見えます。天気が良いと雲仙も見えるようですが、この写真だと微妙かな〜

5/4 7:29

草千里を見下ろす。駒立の丘と二つの池が人の顔に見える。周回コースで草千里に戻りますが、コチラは登りのコースと違って崩壊しておらず景色を楽しみながら下る

5/4 7:29

遠くに見えるカルデラの先。あの山並みは何だろうか。くじゅう？

5/4 7:31

高岳を眺めながら下る。ここでネットをチェックしたところ、自主規制していた高岳の登山道が通れるらしいことに気づく。

5/4 7:58

2年前に来た時は高岳は規制で登れなかったので、今回は登れそうという事でテンション爆上がり。杵島岳に行く予定から変更して草千里へ降りる

5/4 8:21

烏帽子岳から下山後、車で火山博物館のある上の駐車場へ。天気も良いし、ひと山登ってきた後なので駐車場混んでるかと思いきやガラガラでした。草千里の駐車券がそのまま使えました。

5/4 8:30

準備をしてる間、スピーカーからは繰り返し阿蘇山は登山禁止という案内が流れてたので登山者みんな困惑してましたが、係の人に確認すると中岳〜高岳はOKとの事なので安心して出発！

5/4 8:32

あの放送は中岳第一火口見学の登山道が閉鎖されてると言う観光客向けの案内だったみたいです。昔はこの道路で火口まで行けたのか。。。

5/4 8:59

登山道からは屏風の様な中岳の稜線。中央奥には高岳も少し見えます。手前に砂千里ヶ浜が広がりますが、今日は通行禁止のため写真右端の丘の上を歩きます

5/4 8:59

GWの少し前に噴火があったので、周りの草や石は火山灰に覆われてました

5/4 9:23

砂千里ヶ浜を挟んで中岳の第4,5,6,7火口方面。

5/4 9:57

砂千里を過ぎると、屏風の様に立ち塞がっていた中岳の稜線に向けて激登り。壁の様になってるので実際に登る量と比べて視覚に訴えるものが半端ない

5/4 10:08

壁を登り切ると高岳が全貌を現します。さすが火山という事で荒涼としてます。

5/4 10:10

まず屏風の端にある南岳に立ち寄り。ここから屏風沿いに中岳まで歩きますがますが…

5/4 10:21

この道がまた気持ち良い！

5/4 10:25

右側の煙が出てる所が第1,2火口で、左側が第4,5,6,7火口。その中間に第3火口があって、昔はその付近までロープウェイがあったらしい。マジかよ！

5/4 10:41

屏風の端まで歩いて中岳に到着。

5/4 10:45

ここから高岳もそれほど距離は離れてません

5/4 10:48

仙酔峡のロープウェイ全貌。コッチから登ってる人も沢山いました。実物を見るまでは名前からして人里離れた渓谷を勝手にイメージしてましたが、見晴らしの良い火山地形でした

5/4 10:55

高岳へ最後の登り。

5/4 11:05

山頂到着！標高は肥後の国（1592）でしたっけ？

5/4 11:08

最高点はこの場所っぽいですが、その先にもなだらかな山頂が続いてたのでとりあえず進んでみることに

5/4 11:09

高岳東峰らしい。でも東峰とか天狗の舞台とかの道標が見当たらなかったのでコースタイムの到着時間は適当です

5/4 11:12

まぁ道標がなくても先に見える天狗の舞台は形が特徴的なのですぐ分かりますが

5/4 11:28

天狗の舞台付近からは崩落した斜面越しに阿蘇の街並みまで一直線にみえます

5/4 11:38

この写真の右端あたりはカルデラの凹みが少しあいまいですね

5/4 11:41

高岳の火口はミヤマキリシマの群落が凄いそうですが、GWにこの標高だと一面茶色でした

5/4 11:46

そして火口の半分は崩落で崖になってました

5/4 11:49

これは根子岳ですか。阿蘇五岳のうち最後の一座

5/4 11:50

日ノ尾尾根ルートは崩落で通行止めでした。熊本地震の影響ですかね？

5/4 12:03

この茶色いのがミヤマキリシマだと思いますが、花びらが密集して咲く植物なだけに最盛期は凄そう

5/4 12:15

東峰から帰る途中に高岳本峰。山頂には登山者がたくさんいます

5/4 12:21

本日二度目の高岳山頂！

5/4 12:51

何度かてんとう虫見つけました。火山で荒涼としてるので生命に目がいきます。しかしよくこんな所で。。。

5/4 12:54

気持ち良い登山道だけど、早朝から歩きっぱなしで既にヘロヘロ。眺めが良くて登山口の駐車場が遠くに見えるので精神的に堪えます

5/4 13:20

砂千里ヶ浜に向けて屏風を下るところ。奥には朝イチで登った烏帽子岳

5/4 13:36

振り返って。急登ぶりが伝わるでしょうか？ここ歩いてる時に地震に遭ったらヤバいな

5/4 13:39

火山ガスでやられました？

5/4 13:41

ここから砂千里ヶ浜の中を歩いていきたいけど、火口1km圏内で不可。というか地図によるとここは登山道じゃないらしい。上から見ると踏み跡っぽい線が見えるけど、ただの水が流れた跡とか？

5/4 14:00

登山口はまだ遠い…
奥には草千里も見えてます

5/4 14:00

何度も言うけどここにロープウェイがあったとかマジかよ！

5/4 14:00

立ち入り禁止で噴火口までは行けなかったけど、これでも控えめに言って最高の景色。

5/4 14:23

ここは水の通り道だから灰が集まってくるんでしょうけど、この厚さは凄い

5/4 14:31

ゴール！

5/4 14:47

火口周辺によくヘリコプター飛んでたんですが…

5/4 15:30

観光フライトでけっこう沢山のお客さん乗せてました。お値段知らないけどみんな金持ちだなぁ

5/4 14:54

帰りは米塚方面に下ったんですが、とにかく草千里方面に向かう対向車の渋滞が激しかったです。あんな長い渋滞見たことないです。

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

感想

libra

GW九州遠征で阿蘇山に登りました。
GW直前のニュースでは噴火警戒レベルが引き下げられたけど、高岳へは登山道の安全性が確認できてないという事で自主規制されてました。

なので朝の時点では2年前と同じく草千里から烏帽子岳と杵島岳を登ろうと考えてました。
烏帽子岳山頂から下り始めた頃、ひょっとして…とネットで確認するとどうやら高岳は登れるらしいという事に気づきました。
高岳への出発が遅くなりましたが、この日は終日天気が良くて、晴天のなか二山登れて良かったです。

今まで八ヶ岳の硫黄岳の爆裂火口で驚いてましたが、阿蘇の規模の大きさはその比ではなく、さすが火の国九州という感じでした。