初のバリエーションは【阿弥陀岳南稜】身も景色も真っ白。4月



- GPS
- 10:27
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,318m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
6:40 広河原の分岐
8:48 立場山頂上
9:15 アオナギ
9:52 無名峰(20分休憩)
10:25 P1取り付き
11:10 P3取り付き
12:10 阿弥陀岳山頂(15分休憩)
13:25 不動清水入口
14:04 御小屋山
15:15 舟山十字路
天候 | 朝から曇り、ほんの一時晴れるも、またすぐ曇り。昼ごろから雪。下山後に晴れ。 頂上での天候は、12時で、気温マイナス12、3度くらい。風はほぼなし。 前日夜半までの雪で、薄らと積雪。コンディション良。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【その他メモ】 ・登りでやや違和感、下りに入り、右ひざ外側にかなりの痛み。 ・左足親指の付け根の痛み。 ・7月にYKUさんと、再登を約束 |
写真
装備
個人装備 |
登山靴
靴下
スパッツ
ズボン
シャツ
長袖シャツ
防寒着
アウターシェル
グローブ
帽子
バラクラバ
サングラス
ゴーグル
ザック
ザックカバー
シュラフ
シュラフカバー
テントマット
テントシューズ
コッヘル
ライター
バーナー
行動食
朝食
ヘッドランプ
ナイフ
タオル
水筒
トイレットペーパー
地図
コンパス
筆記用具
ビニール袋
ホカロン
健康保険証
救急薬品
▼クライミング装備
ハーネス
ピッケル
ヘルメット
アイゼン
安全環付カラビナ 2
フリーカラビナ 2
プルージック用ロープスリング5mmx1.5M 2 5mmx1.5M
ソーンスリング60/120 2 60x1、120x1
確保器
|
---|---|
共同装備 |
テント
テントシート
|
感想
某イベントクラブで知り合ったYKUさんと意気投合し、同クラブにカスタムイベントとして、バリエーションルートをオーダーしました。
登頂前日、20時に都内某駅でYKUさん、山岳ガイドのOKMさんと都内某所で待ち合わせ。クラブ手配の自動車で23時、舟山十字路に到着。翌日に備えすぐ就寝です。
当日は6時にクライムオン!です。
出発時の天候は、曇りで、前日の夜半までの降雪があり、アルパインムードたっぷり。薄い積雪もコンディションが良く、肌寒い気温はハードなコースにはうってつけです。ただし、夕方前には、低気圧の影響で雷を伴った荒れ模様の可能性もあり、標準的なコースタイムより遅れることは許されません。
山岳ガイドのOKMさんにリードいただき、バリエーションルートに初挑戦の私とYKUさんも気合を入れて、稜線に取り着きます。
取り着いてしばらくは樹林帯です。気温は低くとも、元来汗かきの私は、体温も上がり、顔、頭、背中に汗が滲んできます。
青ナギでガスの切れ目から少しだけ見える八ヶ岳の山並みを横目に進み、P1からP2までのルート上で、早くも体力的にかなりきつい状況となり、核心部のP3のころにはバテた状態、阿弥陀岳直下のP4は、四つんばいで這うように登り、「二足歩行ってこんなにたいへんだったけ?」と奇妙な疑問が頭に浮かぶほどでした。YKUも私ほどではないにしろ、同様の様子。この二人には、ガイドもOKMも呆れ顔でした。
P4を越えて、YKUさんの「残りどのくらいですか?」の問いにOKMさんは「3分くらいですよ」とにこやかに答えていましたが、実は二人とも、発破をかけるための嘘だと思っていたと下山後わかったりもしました。
初めてのバリエーションルートで登頂した阿弥陀岳山頂は、雪も降り出し、一面真っ白な世界。体力を出し切った我々の状況を現すかのようで、思い出として深く刻まれました。
最近は、少しレベルの高い山行に挑戦しており、そのたびに、クライミングのテクニックやロープワークの習得、観天望気などなど、クリアすべき点が毎回出てきます。逆にそれが未来への道標にもなって、山の楽しみを広げてくれているように感じる日々です。ただ、今回露呈した体力不足は、これまでの山行の積み重ねが招いた(むしろ、積み重ねていなかった~~; )結果であり、猛省するところですね。
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