ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 429531
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

早戸大滝への橋は崩壊、姫次東南尾根〜蛭〜榛の木丸東尾根

2014年04月15日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:04
距離
18.9km
登り
1,842m
下り
1,821m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:35 魚止橋P位置
6:47 伝道(伝導)
6:57 造林小屋〜7:06 橋崩落地点で引き返し〜7:20 造林小屋に戻り
8:33 榛ノ木丸(ケヤキ丸・伝道ノ頭)
8:50 カサゴ沢下降点〜9:08 姫次東南尾根の急斜面を登りきった1320m付近
9:45 姫次〜10:05 地蔵岳(地蔵ノ頭)
11:00 蛭ヶ岳山頂(休憩20分)
12:30 姫次戻り〜12:50 八丁坂ノ頭
13:05 黍殻避難小屋〜13:38 榛の木丸へ分岐
14:20 榛ノ木丸東峰(大杉沢ノ頭)〜14:55 979m峰(大杉タツマ)
15:35 魚止橋P位置

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
魚止め森の家の先に駐車
コース状況/
危険箇所等
1.早戸大滝への道は造林小屋の先0.4km辺りの橋が崩落で通行不能。造林小屋の分岐にで「この先木橋の崩崩落で通行不可」の小さな看板。

2.カサゴ沢の渡渉は雪が少なく問題なかった。姫次の東南尾根への急斜面は、立ち木に助けられてやっとこ登った。1320mを超えると狭い尾根をゆったり進むだけ。その先尾根が広くなるので向かう先が分かりにくい。姫次まで踏み跡もほとんどなく、テープ類も全くないVルートのため迂闊に踏み込まないこと。(自戒も含めて)

3.榛の木丸東峰を前回登ったので、今回下ってみたが、東峰の周辺は本当に分かりにくい。ピーク辺りは馬酔木に覆われて見通しが聞かないし、その先狭い尾根筋がはっきりするまでは進む方向が分かりにくい。狭い尾根筋まで出れば後は急降下するだけ。最後の檜植林帯手前の広い斜面は焼山よりの端を下った。ここもVルートで少なくとも1回は登りで使って、記憶が新しいうちに下ること。

4.榛の木丸〜造林小屋のコースは、4/20宮ヶ瀬トレイルのため整備されて視界も開け、マーキング表示など盛りだくさんで、一般登山道並み。

5.黍殻避難小屋は2/28までの期限だが中断していて、小屋もトイレも使用できず。外装は終わっている様だが、中を覗くと道具・資材が溢れていた。
キブシ科キブシ属
2014年04月15日 06:40撮影 by  CX5 , RICOH
1
4/15 6:40
キブシ科キブシ属
ツツジ
2014年04月15日 06:51撮影 by  CX5 , RICOH
1
4/15 6:51
ツツジ
宮ヶ瀬トレイルの案内看板が
2014年04月16日 11:25撮影 by  CX5 , RICOH
4/16 11:25
宮ヶ瀬トレイルの案内看板が
造林小屋はつぶれていないが・・・
2014年04月15日 07:02撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 7:02
造林小屋はつぶれていないが・・・
榛の木丸への分岐に「この先木橋が崩落で通行不可」と小さい看板
2014年04月15日 07:03撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 7:03
榛の木丸への分岐に「この先木橋が崩落で通行不可」と小さい看板
崩落していないが、既に寿命では・・・
2014年04月16日 11:26撮影 by  CX5 , RICOH
1
4/16 11:26
崩落していないが、既に寿命では・・・
この木橋が崩落して通行不可。巻くこともままならない。
2014年04月16日 11:26撮影 by  CX5 , RICOH
4/16 11:26
この木橋が崩落して通行不可。巻くこともままならない。
落下した木橋がはるか下の川べりに見える。
2014年04月15日 07:14撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 7:14
落下した木橋がはるか下の川べりに見える。
宮ヶ瀬トレイルのため馬酔木の枝払い?
2014年04月16日 11:31撮影 by  CX5 , RICOH
4/16 11:31
宮ヶ瀬トレイルのため馬酔木の枝払い?
榛の木丸に到着。顔はwave
榛の木丸に到着。顔はwave
カサギ沢に雪は残るがたいしたこと無かった。
2014年04月15日 09:01撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 9:01
カサギ沢に雪は残るがたいしたこと無かった。
写真でうまく撮れないが、転がり落ちそうな急斜面で、カサギ沢がはるか下になった。
2014年04月15日 09:09撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 9:09
写真でうまく撮れないが、転がり落ちそうな急斜面で、カサギ沢がはるか下になった。
尾根に出て蛭さまが顔を見せた。
2014年04月15日 09:20撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 9:20
尾根に出て蛭さまが顔を見せた。
富士山と檜洞丸が並んで頭だし
2014年04月15日 09:25撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 9:25
富士山と檜洞丸が並んで頭だし
広く明るいブナの尾根
2014年04月15日 09:29撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 9:29
広く明るいブナの尾根
何本あるのか超タコ足枝分かれ
2014年04月16日 11:33撮影 by  CX5 , RICOH
4/16 11:33
何本あるのか超タコ足枝分かれ
こちらも立派な枝ぶり
2014年04月16日 11:33撮影 by  CX5 , RICOH
4/16 11:33
こちらも立派な枝ぶり
唐松が出てきたら姫次までもう直ぐ
2014年04月15日 09:43撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 9:43
唐松が出てきたら姫次までもう直ぐ
つ、着いた。無事に着いた。
2014年04月15日 09:43撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 9:43
つ、着いた。無事に着いた。
唐松の隙間から富士
2014年04月15日 09:44撮影 by  CX5 , RICOH
1
4/15 9:44
唐松の隙間から富士
唐松の上に蛭
2014年04月15日 09:44撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 9:44
唐松の上に蛭
宮ヶ瀬トレイルの看板
2014年04月16日 11:34撮影 by  CX5 , RICOH
4/16 11:34
宮ヶ瀬トレイルの看板
原小屋平らの先はたおやかなトレイル
2014年04月15日 10:06撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 10:06
原小屋平らの先はたおやかなトレイル
檜洞丸の上に富士の白い帽子を被せてある。
2014年04月15日 10:43撮影 by  CX5 , RICOH
5
4/15 10:43
檜洞丸の上に富士の白い帽子を被せてある。
檜洞丸の右は熊笹ノ峰(大こうげ)かな?、すると左は同角の頭?
2014年04月15日 10:43撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 10:43
檜洞丸の右は熊笹ノ峰(大こうげ)かな?、すると左は同角の頭?
蛭山頂直下の雪
2014年04月15日 11:05撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 11:05
蛭山頂直下の雪
丹沢方面
2014年04月15日 11:25撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 11:25
丹沢方面
東海自然歩道最高点の横のブナ
2014年04月15日 12:46撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 12:46
東海自然歩道最高点の横のブナ
工事中の黍殻非難小屋。外装は終わっているのかな?
2014年04月15日 13:09撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 13:09
工事中の黍殻非難小屋。外装は終わっているのかな?
トイレも外装は終わっているぽいが・・・。
2014年04月16日 11:38撮影 by  CX5 , RICOH
4/16 11:38
トイレも外装は終わっているぽいが・・・。
工事予定は2/28までなのに・・・。
2014年04月15日 13:10撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 13:10
工事予定は2/28までなのに・・・。
榛の木丸の東峰に着きました。顔はwave
榛の木丸の東峰に着きました。顔はwave
榛の木丸の東峰のマーキング?
2014年04月15日 14:27撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 14:27
榛の木丸の東峰のマーキング?
榛の木丸東尾根の終了点というか取り付きのガイドロープ
2014年04月15日 15:32撮影 by  CX5 , RICOH
4/15 15:32
榛の木丸東尾根の終了点というか取り付きのガイドロープ
撮影機器:

感想

大雪の影響がなくなり、歩きやすくなったので、noborundaさんのレポを参考に姫次東南尾根を歩く。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-380979.html
また別件のための蛭までの下見と、黍殻非難小屋の工事状況の覗くことにした。宮ヶ瀬トレイルが4/20に行われるため案内表示、注意マーカー、などが盛りだくさん。
造林小屋の分岐には早戸大滝へは、「木橋の崩落による通行不可」の看板が小さくあったので、進むと0.4km程度先の辺りで崩落していた。上も下も切れ落ちて簡単には巻くことができないので、復旧するまではこのコースで大滝へいけない。
造林小屋まで戻り榛の木丸に向かうが、宮ヶ瀬トレイルのため一般登山道化している。結構な急斜面で尾根を登っていくと鹿柵に突き当たり、あとは鹿柵に沿って進むのみ。ヤブ枝などの刈払いもやったのか、周りも明るく開けている気がする。
今までに何回か来たが、天気が良いのは初めてで、榛の木丸に着くと、始めて榛の木丸東峰もはっきり見渡すことができた。おー、見渡せると意外といい山頂ではないか!
ピークから下った少し先で、本当に大丈夫かとビビリながら、カサギ沢に降り、少し残る雪を越えて、姫次東南尾根の突端に登り返す。斜面は転がり落ちそうなほど急峻だが、立ち木を支えにしてじっくり登れば、程なく狭い尾根筋にたどり着いた。すでにテープなどのマーカ等はまったくない。
しばらく狭い尾根を快適に進むと、崩壊地の開けた先に蛭ヶ岳が顔を出した。さらに進むと尾根が広がり、ブナの樹林が広がっていた。尾根が広いので注意しながら進むと、コメツガ?の大木が現れてきて、程なく唐松が姿をあらわすと、ひょっこり姫次に飛び出した。
時間が早いので悠々と蛭にむかうが、それまでの急登により結構足に疲れが来ていて、山頂手前の最後の登りで足が重たく、呼吸もゼイゼイ、ハーハー。
山頂にいた一人と少し言葉を交わし、炭水化物を補給して姫次に戻った。さらに黍殻非難小屋の様子を見るため進む。外装工事は終わっているようにも見える状態だったが、ガラス窓から小屋の中を覗くと、工事用の道具、資材が所狭しと置かれていた。トイレも使用禁止の張り紙があり、鍵がかけてないので中を覗くと、こちらも同様に道具や、資材が置かれていた。工事予定期間の2/28は過ぎているが、いつ完成予定かは何も書いてなかった。
八丁坂の頭の先まで戻り、榛の木丸の分岐に分け入る。下りは前回登った、榛の木丸東尾根を下ることにする。東峰のピークには程なく着くが、それから下りの尾根筋へがわかりにくく、前回登った記憶も、最後が分かり難かったということのみで、一瞬うろついてしまった。
少し探して細い尾根筋を見つけると記憶が甦ってきた。そこからはスイスイ下り、あっという間に大杉タツマのピーク、そして広めの急斜面を比較的焼山よりにすすむと、踏み跡やら、テープやら、ペンキやらがありあっという間に最後のガイドロープの取り付き点に到着。ヤレヤレ無事に帰り着いた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:997人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら