早戸大滝への橋は崩壊、姫次東南尾根〜蛭〜榛の木丸東尾根


- GPS
- 09:04
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,842m
- 下り
- 1,821m
コースタイム
6:47 伝道(伝導)
6:57 造林小屋〜7:06 橋崩落地点で引き返し〜7:20 造林小屋に戻り
8:33 榛ノ木丸(ケヤキ丸・伝道ノ頭)
8:50 カサゴ沢下降点〜9:08 姫次東南尾根の急斜面を登りきった1320m付近
9:45 姫次〜10:05 地蔵岳(地蔵ノ頭)
11:00 蛭ヶ岳山頂(休憩20分)
12:30 姫次戻り〜12:50 八丁坂ノ頭
13:05 黍殻避難小屋〜13:38 榛の木丸へ分岐
14:20 榛ノ木丸東峰(大杉沢ノ頭)〜14:55 979m峰(大杉タツマ)
15:35 魚止橋P位置
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1.早戸大滝への道は造林小屋の先0.4km辺りの橋が崩落で通行不能。造林小屋の分岐にで「この先木橋の崩崩落で通行不可」の小さな看板。 2.カサゴ沢の渡渉は雪が少なく問題なかった。姫次の東南尾根への急斜面は、立ち木に助けられてやっとこ登った。1320mを超えると狭い尾根をゆったり進むだけ。その先尾根が広くなるので向かう先が分かりにくい。姫次まで踏み跡もほとんどなく、テープ類も全くないVルートのため迂闊に踏み込まないこと。(自戒も含めて) 3.榛の木丸東峰を前回登ったので、今回下ってみたが、東峰の周辺は本当に分かりにくい。ピーク辺りは馬酔木に覆われて見通しが聞かないし、その先狭い尾根筋がはっきりするまでは進む方向が分かりにくい。狭い尾根筋まで出れば後は急降下するだけ。最後の檜植林帯手前の広い斜面は焼山よりの端を下った。ここもVルートで少なくとも1回は登りで使って、記憶が新しいうちに下ること。 4.榛の木丸〜造林小屋のコースは、4/20宮ヶ瀬トレイルのため整備されて視界も開け、マーキング表示など盛りだくさんで、一般登山道並み。 5.黍殻避難小屋は2/28までの期限だが中断していて、小屋もトイレも使用できず。外装は終わっている様だが、中を覗くと道具・資材が溢れていた。 |
写真
感想
大雪の影響がなくなり、歩きやすくなったので、noborundaさんのレポを参考に姫次東南尾根を歩く。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-380979.html
また別件のための蛭までの下見と、黍殻非難小屋の工事状況の覗くことにした。宮ヶ瀬トレイルが4/20に行われるため案内表示、注意マーカー、などが盛りだくさん。
造林小屋の分岐には早戸大滝へは、「木橋の崩落による通行不可」の看板が小さくあったので、進むと0.4km程度先の辺りで崩落していた。上も下も切れ落ちて簡単には巻くことができないので、復旧するまではこのコースで大滝へいけない。
造林小屋まで戻り榛の木丸に向かうが、宮ヶ瀬トレイルのため一般登山道化している。結構な急斜面で尾根を登っていくと鹿柵に突き当たり、あとは鹿柵に沿って進むのみ。ヤブ枝などの刈払いもやったのか、周りも明るく開けている気がする。
今までに何回か来たが、天気が良いのは初めてで、榛の木丸に着くと、始めて榛の木丸東峰もはっきり見渡すことができた。おー、見渡せると意外といい山頂ではないか!
ピークから下った少し先で、本当に大丈夫かとビビリながら、カサギ沢に降り、少し残る雪を越えて、姫次東南尾根の突端に登り返す。斜面は転がり落ちそうなほど急峻だが、立ち木を支えにしてじっくり登れば、程なく狭い尾根筋にたどり着いた。すでにテープなどのマーカ等はまったくない。
しばらく狭い尾根を快適に進むと、崩壊地の開けた先に蛭ヶ岳が顔を出した。さらに進むと尾根が広がり、ブナの樹林が広がっていた。尾根が広いので注意しながら進むと、コメツガ?の大木が現れてきて、程なく唐松が姿をあらわすと、ひょっこり姫次に飛び出した。
時間が早いので悠々と蛭にむかうが、それまでの急登により結構足に疲れが来ていて、山頂手前の最後の登りで足が重たく、呼吸もゼイゼイ、ハーハー。
山頂にいた一人と少し言葉を交わし、炭水化物を補給して姫次に戻った。さらに黍殻非難小屋の様子を見るため進む。外装工事は終わっているようにも見える状態だったが、ガラス窓から小屋の中を覗くと、工事用の道具、資材が所狭しと置かれていた。トイレも使用禁止の張り紙があり、鍵がかけてないので中を覗くと、こちらも同様に道具や、資材が置かれていた。工事予定期間の2/28は過ぎているが、いつ完成予定かは何も書いてなかった。
八丁坂の頭の先まで戻り、榛の木丸の分岐に分け入る。下りは前回登った、榛の木丸東尾根を下ることにする。東峰のピークには程なく着くが、それから下りの尾根筋へがわかりにくく、前回登った記憶も、最後が分かり難かったということのみで、一瞬うろついてしまった。
少し探して細い尾根筋を見つけると記憶が甦ってきた。そこからはスイスイ下り、あっという間に大杉タツマのピーク、そして広めの急斜面を比較的焼山よりにすすむと、踏み跡やら、テープやら、ペンキやらがありあっという間に最後のガイドロープの取り付き点に到着。ヤレヤレ無事に帰り着いた。
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