朝日岳-茶臼岳-南月山(3月のリベンジ。忙しい天気でした)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 819m
- 下り
- 806m
コースタイム
天候 | 早朝 快晴&超強風 次第に曇り。 風は若干弱まる 少しすると雪がちらつく。 午後に入ると再び快晴。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
峰の茶屋-朝日岳の雪渓のトラバースはそれ程でもない。 しかし、早朝は凍結しているので、アイゼンは必要。 南月山は雪の踏み抜きが酷い。 一番の難所は間違いなく峰の茶屋の強風。 強い時には岩、もしくはピッケルを支えにしていないと立っていられないほど。 |
写真
感想
土曜日は全国的に天気が良い。
さてさて、何処に行きますか?
とはいえ、この時期は花にも雪にも微妙な時期。
だったら敗退した箇所にリベンジしますか・・・
というわけで行ってきました那須。
この山、意外と敗退率が高いのよね。
途中、仮眠をとりつつも、2時間ちょっとで駐車場に到着。
停まっている車はまだ少ない。
天気は快晴。
これは良い山行になりそうだ。
と思って、急いで準備、出発。
すると、一人が戻ってきた。
何か嫌な予感。
駐車場を出てすぐに積雪。
雪に埋まった鳥居をすぎて、少し進むと3人が戻ってきた。
非常に嫌な予感。
稜線に近づくにつれ、風の音が大きくなっていく。
・・・やっぱりアレですか。
那須恒例の強風。
前回は稜線で地吹雪にやられて、撤退したが、今回、稜線には雪がなく、地吹雪はない。
そして、前回と違い、快晴。
というわけで進みます。
しかし、フリースでは途中寒くなり、ハードシェルを装備。
必要ないと思っていたが、やはりこの時期は詰め込んでおくべきですね。
寒さは問題なくなり、さらに進む。
このあたりで雲が出始めた。
アレ?
ちょっと嫌な予感。
そして、峰の茶屋に到着する頃には朝日岳が雲に隠れましたorz
またかよ!!
テンション下がるわ〜
しかし、今回はリベンジできたわけで、そう簡単に撤退する気はない。
前回と違い、雪少ないしね。
というわけで、峰の茶屋ベンチで12本アイゼンとピッケル装着。
序でに手袋も冬用に変更。
ズボンとインナーが春用で他は厳冬期用の装備になりました。
この時期は冬と夏が混在するから荷物が増える。
さて、準備も終わったし、出発しますか・・・
しかし、ここから剣が峰のトラバースまでの短い距離が実は核心。
ここが一番風が強いのですよ。
茶屋の影から抜けると強風にさらされる。
思わずよろける。
場合により、ピッケルや岩を支えにして、風が少し弱まるのを待つ。
そして、突っ込む。
剣が峰の巻道に入ると、風はほぼなくなった。
ここから雪渓のトラバース。
少し時間が経てば雪が緩み、ノーアイゼンでも通過できるが、この時間帯は若干凍結しているのでアイゼン無しはキツイ。
ほとんどスタンスがない状態の雪渓にステップを刻みながら進む。
2本の雪渓とも問題なく通過。
通過したところで、アイゼンを外す。
そして、ガスガスの稜線を進んでいく。
風は強いが、普通に歩ける程度。
凍結もないし、問題もない。
というわけであっという間に肩に到着。
しかし、ガスと風で結構寒い。
気温を見ると、-5℃。
風の影響を考慮すると、体感-10〜-15℃というところだろうか?
まあ厳冬期用の装備が全て入っているので問題ないけど。
肩のから朝日岳を目指す。
時折、雲を隔てた先に太陽が見える。
もしかして晴れるか!?
と思ったが、一切晴れなかず、ガスの山頂となりました。
記念撮影をして、ちゃっちゃと引き返す。
さて、三本槍に行きますか?
こんな天気で行くわけないでしょう。
というわけで、来た道を引き返す。
最近、三本槍行ってないな・・・
雪渓前でアイゼンを装着したが、雪が緩み、アイゼンなしでも通過できそうだった。
そして、懸念だった峰の茶屋の強風も緩み、普通に歩けた。
寒いけど・・・
峰の茶屋で少し休憩した後、茶臼岳を目指す。
雪もほとんどなく、ハイキングコース。
途中、小さいボルダーが点在。
登れそうなラインを確認するも登らず。
登山の時は登山に集中。
そうしないと怪我するので。
岩道を進んでいくと、お鉢めぐりに到着。
山頂は反対側。
といっても、大した距離ではない。
景色は良い。
朝日岳、三本槍方面は曇り。
市街地方面は快晴。
本当によくわからない山域である。
少し歩くと、山頂に到着。
記念撮影して、すぐに出発。
ロープウェイ駅方面に下る。
目指すは南月山。
下りきり、右に平坦な道を進んでいく。
その間に朝日岳方面雲がこっちへ来たのか茶臼岳が時折雲に隠れ始める。
なんかダメっぽい。
南月山まで持たないかなぁと思っていた。
しかも、途中雪降ってきたしorz
牛ヶ首に到着。
ここで少し休憩したいところであったが、寒くて無理。
というわけで南月山を目指す。
南月山までの道はミネザクラで有名だが、当然まださいていない。
しかし、雪道がなんか楽しい。
踏み抜きがひどいけど。
本当にひどいけど
踏み抜きに難儀しながら進み、ふと後ろを振り返ると、
何時の間にか晴れ渡ってる!!
どうなってるの?ここ!!
しかし、遠方には雲もあるし、一時的は晴れだろうと思っていたが、南月山に着く頃には、その雲も消え、ほぼ快晴になった。
もう少し早く晴れて欲しかった
・・・と嘆くよりも、この景色を楽しもう。
空が青い。
山々が白い。
気持ちいい!!
あいかわず風強くて寒いけど。
ここで食事休憩。
のんびりと景色を楽しむ。
そして、下山開始。
青空と茶臼岳が素敵です。
山登りが嫌いだった子供の頃から親に連れられ、そして林間学校でも登っている山です。
何時の間にか山が好きになり、自分の意志でここに来るようになった。
人が多いのが難点だが、良い山です。
今回は人が本当に少ないので特に。
この景色をほぼ独り占めにしながら、のんびりと下山。
帰路に着いた。
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