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Yamareco

記録ID: 4424547
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
比良山系

【武奈ヶ岳・釣瓶岳】↑三舞谷右岸尾根、↓アラ谷左岸尾根☆望外の花♫

2022年06月24日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:54
距離
8.9km
登り
1,085m
下り
1,086m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:32
休憩
0:28
合計
5:00
6:59
112
梅ノ木町駐車場・トイレ
8:51
8:53
12
西南稜に合流
9:05
9:18
2
9:20
9:23
16
9:39
9:40
5
9:45
9:45
33
スゲ原
10:18
10:26
73
11:39
11:40
19
11:59
梅ノ木町駐車場・トイレ
天候 曇り のち 晴れ(終始強風)
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大津市葛川梅ノ木町
国道367号沿い、梅ノ木キャンプ場向かいの駐車場に駐車、トイレあり
コース状況/
危険箇所等
往路、復路ともにバリエーション(登山道無し)
武奈ヶ岳西南稜および北稜は一般登山道
細川越〜スゲ原は一般登山道
スゲ原〜ナガオ〜釣瓶岳はバリエーション
梅ノ木町のキャンプ場向かいの駐車場から
2022年06月24日 07:00撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
6/24 7:00
梅ノ木町のキャンプ場向かいの駐車場から
すぐ北側を山手に入ると
2022年06月24日 07:02撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
6/24 7:02
すぐ北側を山手に入ると
志子渕神社に参拝
2022年06月24日 07:04撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9
6/24 7:04
志子渕神社に参拝
志子渕神社の裏手の尾根に取り付く
2022年06月24日 07:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
6/24 7:06
志子渕神社の裏手の尾根に取り付く
炭焼き窯跡が現れる
早速にもヤマビルの猛攻に遭う
2022年06月24日 07:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4
6/24 7:13
炭焼き窯跡が現れる
早速にもヤマビルの猛攻に遭う
さらに急坂を激登り
2022年06月24日 07:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
6/24 7:14
さらに急坂を激登り
やがて一旦緩斜面に出るが、
標高700mぐらいまでは超急峻な尾根だ
2022年06月24日 07:30撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4
6/24 7:30
やがて一旦緩斜面に出るが、
標高700mぐらいまでは超急峻な尾根だ
尾根上にひっそり一株だけ
2022年06月24日 07:52撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 7:52
尾根上にひっそり一株だけ
イチヤクソウ
過去に一度しか見たことがなかった花
2022年06月24日 07:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 7:53
イチヤクソウ
過去に一度しか見たことがなかった花
風が強くて中々うまく撮れない
2022年06月24日 07:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
14
6/24 7:53
風が強くて中々うまく撮れない
イチヤクソウの葉
2022年06月24日 07:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 7:54
イチヤクソウの葉
イチヤクソウ
出逢えて嬉しかった♫
2022年06月24日 07:57撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 7:57
イチヤクソウ
出逢えて嬉しかった♫
次第に傾斜は緩やかになり自然林の尾根に
2022年06月24日 08:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
6/24 8:11
次第に傾斜は緩やかになり自然林の尾根に
コアジサイ
2022年06月24日 08:37撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
6/24 8:37
コアジサイ
高木の樹林帯から抜けると、
開放感あふれる稜線にヤマツツジが満開
2022年06月24日 08:43撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9
6/24 8:43
高木の樹林帯から抜けると、
開放感あふれる稜線にヤマツツジが満開
峰床山など京都北山の奥深い峰々を見渡す
2022年06月24日 08:43撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8
6/24 8:43
峰床山など京都北山の奥深い峰々を見渡す
あれは隣りの尾根の御殿山だ
2022年06月24日 08:44撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
6/24 8:44
あれは隣りの尾根の御殿山だ
低木と草原の尾根を快適に登ってゆく
2022年06月24日 08:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
6/24 8:45
低木と草原の尾根を快適に登ってゆく
おっと!オトギリソウだ
2022年06月24日 08:48撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
6/24 8:48
おっと!オトギリソウだ
オトギリソウ(弟切草)
今年初めて出逢った♪
2022年06月24日 08:48撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
6/24 8:48
オトギリソウ(弟切草)
今年初めて出逢った♪
登ってきた尾根を振り返って
2022年06月24日 08:49撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 8:49
登ってきた尾根を振り返って
いよいよかな?
ものすごい強風が吹いている
2022年06月24日 08:50撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 8:50
いよいよかな?
ものすごい強風が吹いている
ようやく西南稜(御殿山ルート)に合流
2022年06月24日 08:51撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
6/24 8:51
ようやく西南稜(御殿山ルート)に合流
見慣れた御殿山ルートの登山道
(ワサビ峠方向を見る)
2022年06月24日 08:52撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
6/24 8:52
見慣れた御殿山ルートの登山道
(ワサビ峠方向を見る)
ケルンのある小ピークから武奈ヶ岳山頂方向を
2022年06月24日 08:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4
6/24 8:53
ケルンのある小ピークから武奈ヶ岳山頂方向を
爆風に耐える孤樹は…
2022年06月24日 08:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
6/24 8:54
爆風に耐える孤樹は…
サワフタギだった
2022年06月24日 08:55撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8
6/24 8:55
サワフタギだった
西南稜を振り返って
2022年06月24日 08:57撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 8:57
西南稜を振り返って
そしていよいよ武奈ヶ岳の山頂が見えてくる(左奥)
2022年06月24日 09:02撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
6/24 9:02
そしていよいよ武奈ヶ岳の山頂が見えてくる(左奥)
足元にアカモノが一輪だけ咲き残っていた
ほかは全て結実していた
2022年06月24日 09:03撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:03
足元にアカモノが一輪だけ咲き残っていた
ほかは全て結実していた
いざ!武奈ヶ岳へ
2022年06月24日 09:04撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:04
いざ!武奈ヶ岳へ
武奈ヶ岳に登頂
2022年06月24日 09:07撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:07
武奈ヶ岳に登頂
山頂の7体の石仏にご挨拶

左から、弘法大師 如意輪観音菩薩 釈迦如来 不動明王 弘法大師立像 不明 聖観音菩薩

だそうだ
前回の武奈ヶ岳で知り合ったganbakunihiroさんに教えていただいた
2022年06月24日 09:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12
6/24 9:08
山頂の7体の石仏にご挨拶

左から、弘法大師 如意輪観音菩薩 釈迦如来 不動明王 弘法大師立像 不明 聖観音菩薩

だそうだ
前回の武奈ヶ岳で知り合ったganbakunihiroさんに教えていただいた
北稜方向には、釣瓶岳とその奥に蛇谷ヶ峰
2022年06月24日 09:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:09
北稜方向には、釣瓶岳とその奥に蛇谷ヶ峰
雲の流れが速くて…
2022年06月24日 09:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:14
雲の流れが速くて…
空の様子が刻一刻と変化していく
2022年06月24日 09:15撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:15
空の様子が刻一刻と変化していく
S.46年の古い山名標が横たわっている
私が3つになる年ものだ、その私は明日54に
2022年06月24日 09:17撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
6/24 9:17
S.46年の古い山名標が横たわっている
私が3つになる年ものだ、その私は明日54に
北稜へと進んで武奈ヶ岳山頂を振り返る
2022年06月24日 09:17撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
6/24 9:17
北稜へと進んで武奈ヶ岳山頂を振り返る
細川尾根への分岐点あたりは…
2022年06月24日 09:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
6/24 9:18
細川尾根への分岐点あたりは…
ヒカゲノカズラがニョキニョキ
2022年06月24日 09:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:18
ヒカゲノカズラがニョキニョキ
スギゴケもたくさん
2022年06月24日 09:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:19
スギゴケもたくさん
稜線上のブナ
2022年06月24日 09:25撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:25
稜線上のブナ
このあと訪れる予定の釣瓶岳
2022年06月24日 09:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:28
このあと訪れる予定の釣瓶岳
細川越からは一旦スゲ原へ降りよう
2022年06月24日 09:39撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:39
細川越からは一旦スゲ原へ降りよう
スゲ原の沢に
2022年06月24日 09:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:45
スゲ原の沢に
イワヒメワラビの下生え
2022年06月24日 09:46撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
6/24 9:46
イワヒメワラビの下生え
広々とした湿地帯のスゲ原
2022年06月24日 09:46撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:46
広々とした湿地帯のスゲ原
沢沿いに登り詰めて行ってみる
2022年06月24日 09:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:47
沢沿いに登り詰めて行ってみる
緩やかな流れ
2022年06月24日 09:52撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:52
緩やかな流れ
ゆっくり少しずつ登ってゆく
2022年06月24日 09:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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ゆっくり少しずつ登ってゆく
静かな場所
やがて涸れ沢になる
2022年06月24日 09:55撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 9:55
静かな場所
やがて涸れ沢になる
源頭を振り返って
2022年06月24日 10:04撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 10:04
源頭を振り返って
緩やかな斜面を登りナガオの稜線に合流する
2022年06月24日 10:04撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 10:04
緩やかな斜面を登りナガオの稜線に合流する
ナガオの釣瓶岳山頂直下から武奈ヶ岳が見えた
2022年06月24日 10:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 10:08
ナガオの釣瓶岳山頂直下から武奈ヶ岳が見えた
武奈ヶ岳をズームアップ
2022年06月24日 10:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 10:08
武奈ヶ岳をズームアップ
釣瓶岳に登頂
2022年06月24日 10:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 10:11
釣瓶岳に登頂
蛇谷ヶ峰と琵琶湖を眺めながら昼食
2022年06月24日 10:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 10:11
蛇谷ヶ峰と琵琶湖を眺めながら昼食
釣瓶岳で昼食後は少し南(武奈ヶ岳方向)へ
2022年06月24日 10:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
6/24 10:28
釣瓶岳で昼食後は少し南(武奈ヶ岳方向)へ
武奈ヶ岳を再びズームアップ
さっきより天気が良くなっているようだ
2022年06月24日 10:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 10:28
武奈ヶ岳を再びズームアップ
さっきより天気が良くなっているようだ
釣瓶岳を振り返る
2022年06月24日 10:34撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
6/24 10:34
釣瓶岳を振り返る
小ピークから西側の尾根へ
アラ谷左岸尾根を下る、目印が頻繁にある
2022年06月24日 10:35撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
6/24 10:35
小ピークから西側の尾根へ
アラ谷左岸尾根を下る、目印が頻繁にある
傾斜はさほどキツくなく、比較的歩きやすい尾根だった
2022年06月24日 10:40撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
6/24 10:40
傾斜はさほどキツくなく、比較的歩きやすい尾根だった
2022年06月24日 11:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 11:06
2022年06月24日 11:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 11:06
植林地帯まで下ってくると、
2022年06月24日 11:23撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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植林地帯まで下ってくると、
古道が現れる
2022年06月24日 11:27撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 11:27
古道が現れる
掘割れた古道
2022年06月24日 11:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 11:28
掘割れた古道
林道?に着地
2022年06月24日 11:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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林道?に着地
細川の集落へ
左の樹は立派なカツラの樹だった
2022年06月24日 11:34撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 11:34
細川の集落へ
左の樹は立派なカツラの樹だった
終盤のユキノシタ
2022年06月24日 11:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 11:36
終盤のユキノシタ
国道脇にギボウシの花
2022年06月24日 11:49撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/24 11:49
国道脇にギボウシの花
梅ノ木の駐車地に

終わり。
2022年06月24日 11:57撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4
6/24 11:57
梅ノ木の駐車地に

終わり。

感想

久しぶりに武奈ヶ岳に登りたいと思う。
天気予報を見ると昼前から晴れ間が出てきそうだが登山指数はCだ。強風が理由のようだ。
気温が高くなり蒸し暑くなりそうなので朝のうちにサッサと片付けてしまおう。

今日は武奈ヶ岳〜釣瓶岳の西側の幾つかの尾根のうち、未踏の尾根を歩いてみたいと考える。

まずは葛川梅ノ木町から三舞谷の右岸尾根を登ることにする。本当は三舞谷を遡上したいところなのだが、険しいルートのようで中々実行する勇気が出ない。
今回の尾根は以前yamanekoさんが辿っておられるレコを見た。登ることは出来るが道は無い。しかし武奈ヶ岳への最短ルートであることは間違いない、と書かれていた。
地図の等高線の詰まり具合からしてもなかなか急峻な尾根だと想像出来る。

まさにその通りだった。
序盤から植林の急斜面の激登りが続く。しかもヤマビルの猛攻にも遭う。かなりハードだ。

標高700mぐらいまでは急坂が続いたが、その後は比較的マシになる。しかし平坦部は無く、ひたすら登り続けなければならなかった。
途中で望外の花、イチヤクソウに出逢えたことだけが何よりの癒しとなった。

高木の自然林から抜けると開放的な稜線へ出る。西側の京都北山の奥深い山々を俯瞰ぎみに見渡す。
低木の大部分は今が花盛りのヤマツツジだった。

草原のような広々とした稜線を、爆風に煽られながら、ようやく一般登山道の御殿山ルート合流した。
ここからは勝手知ったる道。西南稜はいつ来ても美しい。その人気の理由が分かる。しかし流石に平日のこのような天候の日に訪れる人は少ないようだ。稜線上には誰も見当たらない。

やがて武奈ヶ岳山頂に登頂する。と、爆風の中、お一人だけ先客がいらっしゃった。ウィンドジャケットを羽織ろうとされているのだが、風に煽られて上手く着ることが出来ないご様子だ。

山頂の7体の石仏に手を合わせ、ひとしきり周囲の展望を眺める。霞が強いので遠望は効かない。
強風により雲が勢いよく流れていく。空の様子が刻一刻と移り変わっていく情景を見上げて愉しむ。

北稜を下って細川越から一旦スゲ原へ降りよう。スゲ原の湿地帯からナガオの尾根に上がって回り込むように釣瓶岳へ登頂しようと思う。
スゲ原まで来ると緩やかな流れの沢の上流部が気になってくる。気まぐれを起こして、沢(谷)を遡上することにした。

沢の周囲は湿地帯で自然林に囲まれた静かで美しい場所だ。水量は少なく緩やかな清流だ。小さな魚が泳いでいる。
やがて沢は涸れ沢になり、源頭部を登り詰めてゆくとナガオの稜線へと這い上がった。

合流したナガオの尾根上から直ぐに釣瓶岳に登頂する。時刻は10時を回っている。北側に蛇谷ヶ峰と北部琵琶湖を眺めながらランチ休憩とする。

釣瓶岳から少し南進し(武奈ヶ岳方向へ戻り)鞍部から小ピークへ上がる。ここから西側へ延びる尾根が未踏の下山ルートだ。アラ谷の左岸尾根ということになろうか。
早速にも新しめのピンクテープが誘導してくれる。踏み跡は薄いのだが、歩く人はいるようだ。比較的歩きやすい、それほど急峻ではない尾根だった。展望は無い。

尾根道の後半は目印によって左方向へと導かれてゆく。すると掘割れた歩きやすい道、明らかに古道が現れる。
古道を辿ってゆくと、やがて細川町の集落へと着地した。集落の石垣にはのユキノシタの花々が未だ賑やかに咲き残っていた。
あとは梅ノ木町まで戻るだけだ。

おおよそ5時間ほどの短い山行だったが、未踏の尾根を2本歩けて、未踏の沢を辿り、望外の可愛らしい花にも出逢えた、充実感あふれる山旅だった。やっぱり比良はいいね。

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コメント

uriuriさんこんにちは。ものすごいルートで登られてますね!すぐにヤマレコ地図を確認しましたが、オレンジ点は一つも無い完バリルートのようで、笑💦さすがです! でも確かにここにルートができれば武奈ケ岳への最短コースになりますね。

実は先日私も比良山系登っておりました、もちろん安全ルートで( ´∀` )
蓬莱山から武奈ケ岳をながめていました。また偶然お逢いできそうです。
2022/6/25 11:08
ganbakunihiroさん、こんばんは♪

平バス停の駐車場に白のプリウスα停まってるの帰りしなに見ましたわ〜
南比良の稜線歩きでしたか!琵琶湖を眺めながらの絶景の散歩道ですね。この季節の割にはまずまずのお天気でしたけど、強風だったのでは?とくにホッケ山は爆風だったのではないでしょうか。

今回の武奈ヶ岳はガンバさんにお出逢いした日以来でした。マイ・ホームマウンテンにしては随分と間が空きました。前回教えていただいた石仏の名称を発表する場にさせていただきました😁ありがとうございました。

往復ともバリの尾根道でしたが、いずれもヤマレコマップに先人の足跡はあったのですよ。
でも上りの尾根はかなり厳し目でした。下りのルートは使えますよ。割りかし歩きやすいです。

ホントに!また比良でお目にかかりましょう。これから暑いので、白滝谷か神爾谷、或いは八淵の滝ルートなんかは如何でしょうか💦
2022/6/25 22:41
ウリさん、こんにちは。

暑いですね〜 街中では、ほんとジリジリくる感じで日傘さそうかなと考えたぐらいです。

両方ともバリルートですが尾根ルートなんですね。
「三舞谷」ってタイトルに見えたから、三舞谷ルートへ行ったの??って勘違いしちゃいました。
私も三舞谷ルートは踏み残しているんですよね。一般登山道を降格となったようで「バリルートだからまあいいか」なんて誤魔化していますけど(笑)
滝のオーソリティー HBさんが胸を負傷されたんですものね。尻込みしちゃいます。

尾根ルートは、いい感じに思えてしまうんですが、きつそうですね。尾根にヤマヒルが居ますの??
このルートは、山猫さん、ウリさんレベル限定のルートとして「パス」しときます。coldsweats01
2022/6/30 18:02
no2さん、こんばんは。

ほんまに暑いです。でも暑さはキライじゃないんですよね〜😁寒い方がダメ。
6月は殆ど雨が降らなかったので、琵琶湖の水不足が心配です。

残念ながら取り付いた尾根の下部はヤマビルの巣窟でした😵気が付いたときには右足・左足にそれぞれ2匹ずつ引っ付いててビックリしました。比良も西側はかなりヤバいですね。
でも武奈ヶ岳〜蛇谷の稜線の西側に赤い線を何本か引けて満足・満足😙

三舞谷ルートは憧れです。ですが、なかなか独りでは行く気にはなれないので、相棒というかご案内してくださる方募集中です!
2022/6/30 22:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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