旭岳〜中岳温泉



- GPS
- 05:14
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 832m
- 下り
- 1,323m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
8合目手前から雪がなくなってきたのでシートラする。この後は山頂までつぼ足で登った。 |
写真
感想
4日三段山敗退のあと美瑛方面より東川に入り大雪山PVの先輩であるK氏と合流し2日目の車中泊とした。
朝起きると高曇りであるが大雪の峰々はきれいに見えテンションが上がってくる。ただ長く拗らせている風邪による咳と昨日の三段山で左のくるぶしに靴擦れを起こしていたのでこの点は不安要素だった。9時が始発であるが長蛇の列になったせいか10分早く8:50に運行開始した。姿見駅で気温7℃と暖かく皆続々と山頂に向かって登って行く。前を歩くK氏は前日の夕食の時に随分体力が衰えてきたと行っていたが、ハイペースで登って行き、自分もやや体調不良もあるせいか体が重くてひたすら付いていくだけであった。途中よりK氏が疲れてきたので先頭を変わってほしいと言われたのでチェンジした。順調に登っていたが7合目を過ぎた辺りの急斜面になるとスキーがスリップし始めたのでジグを切って登るが他の方は直登で登ってくる。まだシールの効かせ方がヘタなのか?小股にして全体重を乗せる様にするとスリップしずらくなった
7.5合目くらいから雪が無くなってきたので、ここでシートラに切り替える。ザックは重たいがつぼ足になった途端登り易くなって水を得た魚のごとく、かなりのハイペースで登って行く。風がかなり強くなってきて煽られながらで登りにくいが、K氏も辛そうなりに付いてくる、体力の衰えの話は嘘だと思った。K氏はカバーの無いポールの先で露出した地面を痛めないように逆さに持っており、さすがPVの鏡だと思い自分も真似て持った。無事山頂に到着すると風は強いが展望が良い。旭岳とは相性が悪いのか、いつもガスっているのでこんなに周りを見渡すことができるのはいつぶりだろうと思った。風が強いので写真を撮りすぐに滑走準備をして、旭岳北斜面を滑走し中岳温泉を目指す事にした。上の方はカリカリ+シュカブラでまともに滑れなかったが、中腹くらいから適度なザラメでとても気持ち良く滑れて、ヘタくそなりに大雪山に初シュプールを描けた。中岳温泉へは比較的平坦だがここで靴擦れがひどくなり、さらに右足も多数の箇所が靴擦れを起こし歩行自体が苦痛になってきた。中岳温泉ではK氏は例年の年功行事とのことで全身湯に浸かって満喫していたが、自分はエマージェンシーキットを開けて足の補修に追われた。
ここで昼食を取ったが、とても素晴らしい天気だったのでいつかはここに宿泊してみたいと思う。姿見駅に向けて出発したが足が痛くて痛くて、ここからが非常に辛かった。K氏が最短距離でルーファイしてくれたので思っていたよりかなり早く姿見駅が見えてホッとしたが、ここからのコース滑走は2人とも疲弊していたのでほとんど直滑降とボーゲンで降り無事下山した。
初めての本格的なスキー山行で、まだ慣れない得物だったこともあり距離はさほどでもないが足はボロボロでヘトヘトに疲れた。山に登ってこんなに疲労感があるのは何年ぶりだろうか。
ただ春の大雪山を1日中満喫できたので大満足だった。色々勉強させて頂いたK氏に感謝して無事帰宅した。
今週末は三段山リベンジ予定なので足よ何とか早く治ってくれ・・・
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