三ノ沢岳独標尾根
- GPS
- 17:00
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 2,283m
- 下り
- 752m
コースタイム
- 山行
- 10:47
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 12:51
天候 | 初日:曇り、午後に雷雨、2日目:曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:千畳敷からロープウェイ |
コース状況/ 危険箇所等 |
独標〜三ノ沢岳間はほぼ踏跡なし |
写真
感想
前年に空木岳〜木曽駒ヶ岳の縦走をした際に、左手に聳える三ノ沢岳の威容に圧倒され、是非一度登ってみたいと思ったのですが、単なるピストンでは物足りないし、勧めてくれたヒトもいたので独標尾根を登りました。
過去に登った中では大唐松尾根に最も近いです。同様にテント泊装備で挑みましたが、めちゃくちゃ引っかかりましたし、山頂手前の岩場は雨で濡れていたため、重装備では殆ど取り付けず、岩場を巻くようにハイマツ漕ぎしていました。
初日午後、ちょうど中三ノ沢岳の山頂手前にいたときに強烈な雷雨が来て、約2時間足止めを食いました。雹も降ってましたね。当初の予定では三ノ沢岳山頂でテント泊でしたが、結果2650m地点のハイマツが低くなってすぐのテント適地にビバークしました(まあまあ傾いていましたが)。
翌日も午後雨予報だったのに出発前の4時すぎから降り始め、その後も何度かしっかり降られましたので、寄り道せず極楽平からダイレクトに千畳敷に下山しました。
風越山登山口〜風越山:
風越山登山口には3台ほど駐車可能で、移動式トイレもある(冬は利用不可)。
登山道は整備されており、目印も付いているので迷うことはない
風越山〜独標:
一部区間を除き踏跡とリボンがあるので、迷うことはなさそう。この区間は倒木処理はあるが藪漕ぎはほとんどない
独標〜中三ノ沢岳:
目印はたまにあるが非常に減る。幹にテープが巻かれているが非常に位置が高く、おそらく残雪期登山時の目印と思われる。藪漕ぎはあるが、巻道による回避がかなりできる。ハイマツとシャクナゲなどのミックス
中三ノ沢岳〜三ノ沢岳:
ハイマツ藪が徐々に濃くなり、回避出来ないので潜ったり、腕でかき分けて体を差し込んで進んで行く。2600mを過ぎるとハイマツの背が低くなって、時々結果テントを張れるスペースが見つかる。ここまではテントスペースはおろか横になる場所もないので、テントを背負う場合は中三ノ沢岳を過ぎたらとにかくここまで来る必要がある。
この先もハイマツ漕ぎは続くが、もう潜る場所はなく全力でかき分けていく。
岩場は利用出来るならした方がいいが、のっぺりした岩が多く、テント装備で濡れた岩肌では取り付いたあとの落下リスクが大きく、私はほとんど巻いてハイマツの方を登った。結果山頂のすぐ手前までハイマツを漕いでいた。
三ノ沢岳〜宝剣岳分岐〜千畳敷:
一般ルートです
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