白山/花めぐり

2022年07月25日(月) [日帰り]

• GPS: 08:13
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,119m
• 下り: 1,134m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 1:26
• 合計: 8:06

4:45 別当出合
5:57 6:11 別当坂分岐
6:47 7:02 休憩地
7:41 7:57 殿ヶ池避難小屋
9:01 9:01 黒ボコ岩
9:11 9:30 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
10:30 10:30 南竜道・エコーライン分岐
10:41 10:41 南竜分岐
10:56 11:08 甚之助避難小屋
11:31 11:41 別当覗
12:17 12:17 中飯場
12:51 別当出合

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場/別当出合（金曜日午後から日曜日午前まで乗り入れ規制）前日の日曜日は夕方になっても一ノ瀬ビジターセンターの手前にそれは長い路上駐車の列となっており、また、月曜日午後1時過ぎの別当出合でも路上駐車の列は少なくとも1キロ以上に延びていた

コース状況／危険箇所等

道の状況/どのコースも良く歩かれており整備されている
コース設定/高山植物の一番いい時期でもあり、あえて人も集中する山頂を目指さず、ゆっくり花巡りを目的とし、観光新道-弥陀ヶ原-エコーラインー砂防新道を選択

写真

7/25 4:47

暑さ対策は早朝出発に限る。5時前に花を楽しみに観光新道から

7/25 5:57

1時間で別当坂分岐、ここまで上がればあとは何とか。道標がすっかり傾いていた

7/25 5:59

早速、そこにササユリが2輪。鮮度限界

7/25 6:18

雲が厚い分、涼しく登れると前向きに

7/25 6:21

60年前から続く別当谷、甚之助谷の地滑り防止工事。これを抑えていかないと大きな被害を生む。今も年間十数センチずれるというから終わることはない

7/25 6:27

これはシモツケソウではなくてシモツケ。この後、見かけない

7/25 6:29

ヨツバヒヨドリ。蕾は白いが次第に淡紅紫色を帯びる

7/25 6:39

仙人窟を潜る。別当出合と室堂、それぞれから3キロの地点との表示があるがむしろ別当出合寄りだ

7/25 6:47

ハクサンオミナエシ。余り見かけない

7/25 7:02

先程とは様子の違うシモツケソウ。この辺りからたくさん咲いている

7/25 7:15

登山道の先に殿ヶ池避難小屋が見えてきた

7/25 7:17

小屋が近くなって、鮮やかなウツボグサ

7/25 7:38

湿地にキヌガサソウ

7/25 7:40

花に光沢があるのがミヤマキンポウゲ

7/25 7:41

殿ヶ池避難小屋から南西、福井県境の峰。右端は取立山か。8月後半になっても小屋周りには花が多いのに、この時期はそうでもないのが意外

7/25 8:01

緑がきれいなハクサンタイゲキ

7/25 8:01

可憐なタカネナデシコ

7/25 8:02

蒸し芋の匂いがするハクサンシャジン

7/25 8:02

ヤマハハコ、蕾状態がいい

7/25 8:06

シモツケソウ

7/25 8:06

う〜ん、これが理想のロックガーデン。こんな庭を作りたい

7/25 8:19

ハクサンフウロ

7/25 8:21

ニッコウキスゲ

7/25 8:23

ハクサンチドリではなく、テガタチドリ

7/25 8:25

ミヤマダイモンジソウ

7/25 8:26

ヤマブキショウマ

7/25 8:30

馬のたてがみ付近にしか咲いていないミヤマクワガタ。もう終盤

7/25 8:33

タカネマツムシソウがもう咲いている

7/25 8:35

ニッコウキスゲとイブキトラノオ群、ハクサンフウロがアクセントになっている

7/25 8:36

見事だ。その稜線を行く

7/25 8:38

ポツンとクルマユリ

7/25 8:40

カライトソウは先の方から咲く。白馬連峰のユキクラトウウチソウは基部から咲き始める

7/25 8:49

蛇塚。新しく石が積まれているところを見ると千匹の悪蛇が逃げ出そうとしたのだろうか？

7/25 8:53

シナノキンバイ。そう言えばハクサンイチゲを見かけない

7/25 8:55

コバイケイソウ

7/25 9:03

黒ボコ岩の先には弥陀ヶ原

7/25 9:03

コバイケイソウが幻想的に広がっている。今年は多いのでは

7/25 9:08

コバイケイソウの向こうにはチングルマが群生している。やがて手前のササに負けてしまうのだろうか

7/25 9:29

この五葉坂を登れば室堂だが、我々はここまで。本日の最高地点2350m

7/25 9:30

ナナカマド

7/25 9:31

食事をしたら、後半はエコーラインを楽しむ

7/25 9:32

コバイケイソウ、いいなあ！

7/25 9:32

チングルマ

7/25 9:37

おや、クロユリが固まっている

7/25 9:38

ここでお目にかかれるとは。隣にイワイチョウ

7/25 9:51

振り返るが、山頂は顔を出さない。水屋尻雪渓がまだ大きい

7/25 9:55

フレッシュなハクサンコザクラ、久しぶり！

7/25 9:57

アオノツガザクラ、かわいい！

7/25 9:57

イワカガミも

7/25 9:59

ミヤマリンドウ、一輪だけ

7/25 10:03

南竜ヶ馬場のキャンプ場の後に油坂、左に別山が連なっているがこの山頂も雲で覆われている

7/25 10:08

アカモノ、なんも言えねえ！　この後、エコーライン分岐から南竜道分岐を経て砂防新道へ

7/25 11:31

別当覗で、センジュガンピ

7/25 11:32

サンカヨウはすっかり実になっている

7/25 12:09

中飯場近く迂回路を辿る。普段はこのトンネルの上の人工道を歩いている

7/25 12:50

別当出合に帰って来た。この冬、大雪で壊れていた鳥居は無事、修復されている。まだ、午後1時時点では下山者は少なく、長蛇の路上駐車列の脇を静かに帰る

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

感想

teamjnk

夏白山頂き外し花めぐり 人混みはなく花愛でる人

暑いこの時期に白山を日帰りで山頂を目指し、ほぼ脱水状態で達成感を味わうのもいいが、一方で、高山植物の花が一番豊かなこの時期にもっとゆっくりと楽しみたいと言う思いも強い。そこで、ピークハントはあっさり放棄して、花の豊富な観光新道から弥陀ヶ原へ。室堂への最後の辛い五葉坂をも敬遠して、そのままエコーライン経由で花めぐりを楽しむという、ある意味軟弱な、あえて贅沢な、体にも優しいコースを選択することにした。
結果、早朝出発したことにもよるが、暑さに負けることもなく、他の登山者との交差、合流することも少なく、お花畑ではゆっくり花を楽しむことができた。