記録ID: 4577499
全員に公開
ハイキング
中国山地東部
岡山県新見市 雌山+御洞渓谷＆後醍醐神社 滝＆史跡＆動植物
2022年08月11日(木) [日帰り]
Machapuchare
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 03:27
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 514m
- 下り
- 512m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:08
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:28
10:16
7分
大佐公民館大井野分館駐車場
10:23
10:31
40分
大井野八幡神社
11:11
11:11
27分
標高710m一般ルート出合
11:38
11:38
29分
雄山雌山登山道案内図
12:39
12:39
21分
雄山雌山登山道案内図（2回目）
13:00
13:00
44分
標高710m一般ルート出合（2回目）
13:44
大佐公民館大井野分館駐車場
旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離8km、歩行時間3時間、歩行数15,200歩、消費カロリー1,600Kcal
歩行距離8km、歩行時間3時間、歩行数15,200歩、消費カロリー1,600Kcal
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所やヤブコギはありません。 標高790〜800mはちょろちょろと水が流れており、ぬかるみはギリギリよけられましたが、雨天や大雨後は避けたほうがいいかもしれません。 雄山雌山登山道案内図＜写真43＞を過ぎてしばらくすると、ササなどが体に当たる道が頂上まで続きますが、ギリギリかき分けずに歩けますし、足元も見えます。倒木はすぐにまたげますが、見えにくい箇所は要注意です。 スタート地点から雄山雌山登山道案内図＜写真43＞までは、一部に水やぬかるみがあります。雨天や大雨後は避けたほうがいいかもしれません。 スタート地点からしばらくはアスファルト道です。しばらくすると低い草が生えた砂利道となり、土道になっても植物は気にならないレベルでした。そのうちに、まるで牧場内のような広々とした道＜写真35＞になりました。 標高710m辺りで一般ルートに出合うと、標高780m辺りから草の生えた土道になり、標高790〜800mはちょろちょろと水が流れていました。ぬかるみはギリギリよけられましたが、雨天や大雨後は避けたほうがいいかもしれません。植林帯のきれいな広道や草の間の細道が続き緩やかなので、登山というよりも散策という感じでした。 雄山雌山登山道案内図＜写真43＞から雌山頂上までは、ササなどが体に当たりますが、ギリギリかき分けずに歩けますし、足元も見えます。 案内図を過ぎると次第につづら折りの細道となり、気づけばササなどがずっと体に当たっていました。ギリギリかき分けずに歩けますし、足元も見えます。倒木もすぐにまたげるので、足元をよく見て踏まないようにすれば問題ありません。 |
| その他周辺情報 | スタート地点の大佐公民館大井野分館から西に進み、国道180号に入って北上すると新見千屋温泉いぶきの里があります。日帰り入浴や食事、宿泊も可能です。 |
写真
01大佐ダム減勢工天端の中央から見下ろしてみました。ダムから流下する水のエネルギーを弱め、周辺の施設や道路などを守る構造物です。中央の棒状のものは流水の方向や速度を一定に保つための導流堤です。東にそそりたつ岩群が気になりました。
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01大佐ダム減勢工
天端の中央から見下ろしてみました。ダムから流下する水のエネルギーを弱め、周辺の施設や道路などを守る構造物です。中央の棒状のものは流水の方向や速度を一定に保つための導流堤です。東にそそりたつ岩群が気になりました。
天端の中央から見下ろしてみました。ダムから流下する水のエネルギーを弱め、周辺の施設や道路などを守る構造物です。中央の棒状のものは流水の方向や速度を一定に保つための導流堤です。東にそそりたつ岩群が気になりました。
02大佐ダム洪水吐洪水吐はダムの破壊を防ぐために、ダムの計画洪水位になると放流されるように設置されています。放流されるシーンを見たかったのですが・・・😓
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02大佐ダム洪水吐
洪水吐はダムの破壊を防ぐために、ダムの計画洪水位になると放流されるように設置されています。放流されるシーンを見たかったのですが・・・😓
洪水吐はダムの破壊を防ぐために、ダムの計画洪水位になると放流されるように設置されています。放流されるシーンを見たかったのですが・・・😓
03大佐ダム西側
岡山県の農林水産部が管理する重力式コンクリートダムで、小坂部川の洪水対策、農地への灌漑、水力発電を行う多目的ダムです。
岡山県の農林水産部が管理する重力式コンクリートダムで、小坂部川の洪水対策、農地への灌漑、水力発電を行う多目的ダムです。
04テンナンショウの仲間の実御洞（おどう）渓谷の看板の側から草地を適当に歩いていると、1株だけありました。直径1�冂�の実はきれいですが有毒です。
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04テンナンショウの仲間の実
御洞（おどう）渓谷の看板の側から草地を適当に歩いていると、1株だけありました。直径1�冂�の実はきれいですが有毒です。
御洞（おどう）渓谷の看板の側から草地を適当に歩いていると、1株だけありました。直径1�冂�の実はきれいですが有毒です。
05御洞（おどう）渓谷渓流歩道は踏み跡もわからない箇所が多く、適当に歩いて大井野川に出ました。このように緩やかな流れで、すぐ上流に滝があるとは思えませんでした。
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05御洞（おどう）渓谷
渓流歩道は踏み跡もわからない箇所が多く、適当に歩いて大井野川に出ました。このように緩やかな流れで、すぐ上流に滝があるとは思えませんでした。
渓流歩道は踏み跡もわからない箇所が多く、適当に歩いて大井野川に出ました。このように緩やかな流れで、すぐ上流に滝があるとは思えませんでした。
06御洞の滝下部駐車場から岩盤を下りるとここに出ました。全体的に穏やかで静かな渓谷でしたが、この辺りは雄々しい滝が続きます。落差は20mといいますが、何段にも分かれ滑滝のような部分もあり、変化に富んでいます。下部から中部を動画にも撮りました。
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06御洞の滝下部
駐車場から岩盤を下りるとここに出ました。全体的に穏やかで静かな渓谷でしたが、この辺りは雄々しい滝が続きます。落差は20mといいますが、何段にも分かれ滑滝のような部分もあり、変化に富んでいます。下部から中部を動画にも撮りました。
駐車場から岩盤を下りるとここに出ました。全体的に穏やかで静かな渓谷でしたが、この辺りは雄々しい滝が続きます。落差は20mといいますが、何段にも分かれ滑滝のような部分もあり、変化に富んでいます。下部から中部を動画にも撮りました。
07御洞の滝上部
いったん岩盤を登り返し、上流の岩盤からのぞいてみました。急流すべりができそうな流れです。
いったん岩盤を登り返し、上流の岩盤からのぞいてみました。急流すべりができそうな流れです。
08御洞の滝上部ズーム
周囲の苔むす岩と調和がとれて美しい光景となっています。これも動画を撮りました。
周囲の苔むす岩と調和がとれて美しい光景となっています。これも動画を撮りました。
09ダイコンソウ大井野御所原公園は草地と化しており、ちょっとした花畑でした。直径2cm程の花はキツネノボタンの仲間に似ていますが、長いおしべと丸っこい花弁、長い花柱が多数残った実で見分けられます。
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09ダイコンソウ
大井野御所原公園は草地と化しており、ちょっとした花畑でした。直径2cm程の花はキツネノボタンの仲間に似ていますが、長いおしべと丸っこい花弁、長い花柱が多数残った実で見分けられます。
大井野御所原公園は草地と化しており、ちょっとした花畑でした。直径2cm程の花はキツネノボタンの仲間に似ていますが、長いおしべと丸っこい花弁、長い花柱が多数残った実で見分けられます。
10エンマコオロギ幼虫体長は2�冂�です。白い筋模様があることからゴキブリの幼虫に間違えられますが、ここまで大きくなれば大丈夫でしょう。産卵管が伸びかけているようです。
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10エンマコオロギ幼虫
体長は2�冂�です。白い筋模様があることからゴキブリの幼虫に間違えられますが、ここまで大きくなれば大丈夫でしょう。産卵管が伸びかけているようです。
体長は2�冂�です。白い筋模様があることからゴキブリの幼虫に間違えられますが、ここまで大きくなれば大丈夫でしょう。産卵管が伸びかけているようです。
11後醍醐天皇ご飯石＆ツリフネソウ
大井野御所原公園の東屋の側です。後醍醐天皇が島流しの途中、ここで食事をされたようです。長さは1m程だったでしょうか、平らで腰掛けたり食器を載せたりするのにちょうどいい石でした。玉垣の中でツリフネソウに埋もれかけており、夏草や・・・とつぶやいてしまいました。
11後醍醐天皇ご飯石
＆ツリフネソウ
大井野御所原公園の東屋の側です。後醍醐天皇が島流しの途中、ここで食事をされたようです。長さは1m程だったでしょうか、平らで腰掛けたり食器を載せたりするのにちょうどいい石でした。玉垣の中でツリフネソウに埋もれかけており、夏草や・・・とつぶやいてしまいました。
＆ツリフネソウ
大井野御所原公園の東屋の側です。後醍醐天皇が島流しの途中、ここで食事をされたようです。長さは1m程だったでしょうか、平らで腰掛けたり食器を載せたりするのにちょうどいい石でした。玉垣の中でツリフネソウに埋もれかけており、夏草や・・・とつぶやいてしまいました。
12ツユクサ花の開花時間が極端に短く、早朝から半日程度で終わります。ツユクサと日本人は、古くからなじみ深く、万葉集には「つきくさ」と詠まれています。
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12ツユクサ
花の開花時間が極端に短く、早朝から半日程度で終わります。ツユクサと日本人は、古くからなじみ深く、万葉集には「つきくさ」と詠まれています。
花の開花時間が極端に短く、早朝から半日程度で終わります。ツユクサと日本人は、古くからなじみ深く、万葉集には「つきくさ」と詠まれています。
13後醍醐神社（後醍醐天皇宮）境内社
大井野御所原公園から歩いてほどなく、石段と鳥居＜写真15＞がありました。境内の端で詳細は不明ですが、屋根付きの建物の中にあり檜皮葺きの屋根が印象的です。祠の前に鎮座しているのはお狐様ではなく、お犬様でした😱
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13後醍醐神社
（後醍醐天皇宮）境内社
大井野御所原公園から歩いてほどなく、石段と鳥居＜写真15＞がありました。境内の端で詳細は不明ですが、屋根付きの建物の中にあり檜皮葺きの屋根が印象的です。祠の前に鎮座しているのはお狐様ではなく、お犬様でした😱
（後醍醐天皇宮）境内社
大井野御所原公園から歩いてほどなく、石段と鳥居＜写真15＞がありました。境内の端で詳細は不明ですが、屋根付きの建物の中にあり檜皮葺きの屋根が印象的です。祠の前に鎮座しているのはお狐様ではなく、お犬様でした😱
14杉越しに後醍醐神社拝殿1331年の元弘の変により翌年に隠岐に島流しとなった後醍醐天皇は、道中、この地で休息されました。後世の村人たちが天皇を偲び神社を建てたようです。拝殿や本殿は簡素な造りで比較的新しそうでした。
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14杉越しに後醍醐神社拝殿
1331年の元弘の変により翌年に隠岐に島流しとなった後醍醐天皇は、道中、この地で休息されました。後世の村人たちが天皇を偲び神社を建てたようです。拝殿や本殿は簡素な造りで比較的新しそうでした。
1331年の元弘の変により翌年に隠岐に島流しとなった後醍醐天皇は、道中、この地で休息されました。後世の村人たちが天皇を偲び神社を建てたようです。拝殿や本殿は簡素な造りで比較的新しそうでした。
15後醍醐神社鳥居
参道にはそこそこ大きな杉の木が並んでいます。石段を下りて振り返ってみました。
参道にはそこそこ大きな杉の木が並んでいます。石段を下りて振り返ってみました。
16旧大井野小中学校二宮金次郎像
大井野小中学校の校舎はなくなり、運動場だったと思しき広場はヒメジョオンの花畑と化していました。側には大佐公民館大井野分館があり、その駐車場を雌山登山の出発点としました。ヒメジョオンの群生に囲まれた二宮金次郎像に見送られながら、出発しました。
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16旧大井野小中学校
二宮金次郎像
大井野小中学校の校舎はなくなり、運動場だったと思しき広場はヒメジョオンの花畑と化していました。側には大佐公民館大井野分館があり、その駐車場を雌山登山の出発点としました。ヒメジョオンの群生に囲まれた二宮金次郎像に見送られながら、出発しました。
二宮金次郎像
大井野小中学校の校舎はなくなり、運動場だったと思しき広場はヒメジョオンの花畑と化していました。側には大佐公民館大井野分館があり、その駐車場を雌山登山の出発点としました。ヒメジョオンの群生に囲まれた二宮金次郎像に見送られながら、出発しました。
17フランスギク草丈も花もマーガレットとよく似ていますが、幅1�冂�の葉は裂けることはありません。開花時期は5月から7月とされていますが、8月中旬になっても咲き残っていました。
17フランスギク
草丈も花もマーガレットとよく似ていますが、幅1�冂�の葉は裂けることはありません。開花時期は5月から7月とされていますが、8月中旬になっても咲き残っていました。
草丈も花もマーガレットとよく似ていますが、幅1�冂�の葉は裂けることはありません。開花時期は5月から7月とされていますが、8月中旬になっても咲き残っていました。
18ムクゲ
梅雨のころから咲き始め、夏の間中、大輪で華やかな花を咲かせる日本の代表的な夏の花です。
梅雨のころから咲き始め、夏の間中、大輪で華やかな花を咲かせる日本の代表的な夏の花です。
19黄色のキバナコスモス
葉はコスモスよりも幅広で花色は黄色とオレンジがあります。周辺に群生していました。
葉はコスモスよりも幅広で花色は黄色とオレンジがあります。周辺に群生していました。
20大井野八幡神社
鳥居越しに拝殿
すぐ西の広場が大井野石楠花園でしょうか。貸農家の雄山の家もありましたが、スルーして石段を上りました。
鳥居越しに拝殿
すぐ西の広場が大井野石楠花園でしょうか。貸農家の雄山の家もありましたが、スルーして石段を上りました。
21大井野八幡神社狛犬＆杉の大木
石段を上りきると左右に杉の大木があります。こちらは右側のほうです。二股の杉と枝が曲がった杉の間にいる連れが小さく見えます。
21大井野八幡神社
狛犬＆杉の大木
石段を上りきると左右に杉の大木があります。こちらは右側のほうです。二股の杉と枝が曲がった杉の間にいる連れが小さく見えます。
狛犬＆杉の大木
石段を上りきると左右に杉の大木があります。こちらは右側のほうです。二股の杉と枝が曲がった杉の間にいる連れが小さく見えます。
22大井野八幡神社のスギさらに奥、本殿の横に親玉が😱なぜか斜めに生えていますが、樹高28m、幹周9m超えと立派に生長しています。倒れずに長生きしてください😊2本の杉の大木＜写真21＞からここまでを動画にも撮りました。
22大井野八幡神社のスギ
さらに奥、本殿の横に親玉が😱なぜか斜めに生えていますが、樹高28m、幹周9m超えと立派に生長しています。倒れずに長生きしてください😊2本の杉の大木＜写真21＞からここまでを動画にも撮りました。
さらに奥、本殿の横に親玉が😱なぜか斜めに生えていますが、樹高28m、幹周9m超えと立派に生長しています。倒れずに長生きしてください😊2本の杉の大木＜写真21＞からここまでを動画にも撮りました。
23大井野八幡神社拝殿内部
創建など詳細は不明です。現在の社殿は安政4年（1857年）に再建されたものです。中はきれいに整っていました。
創建など詳細は不明です。現在の社殿は安政4年（1857年）に再建されたものです。中はきれいに整っていました。
24大井野八幡神社のスギ西側
本殿との隙間から見上げてみました。まるで精霊が宿っているようです。ちっぽけな人間は圧倒されっぱなしです😅
本殿との隙間から見上げてみました。まるで精霊が宿っているようです。ちっぽけな人間は圧倒されっぱなしです😅
25ボタンヅル葉の形が牡丹に似ていて、蔓を伸ばして花を咲かせることからこの名がつきました。センニンソウに似ていますが、花の直径は2�冂�と半分くらいしかなく、おしべは花弁のように見える白い萼と同じくらいの長さです。地面を這うように伸びて満開でした。
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25ボタンヅル
葉の形が牡丹に似ていて、蔓を伸ばして花を咲かせることからこの名がつきました。センニンソウに似ていますが、花の直径は2�冂�と半分くらいしかなく、おしべは花弁のように見える白い萼と同じくらいの長さです。地面を這うように伸びて満開でした。
葉の形が牡丹に似ていて、蔓を伸ばして花を咲かせることからこの名がつきました。センニンソウに似ていますが、花の直径は2�冂�と半分くらいしかなく、おしべは花弁のように見える白い萼と同じくらいの長さです。地面を這うように伸びて満開でした。
27ヒメヒオウギズイセンクロコスミア、モントブレチアの名で園芸品種が市場に出回っています。6月〜8月に鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる球根植物です。とても丈夫で日当たりが悪くても土地を選ばず、肥料がなくても増えるため、野生化して群生しているところも多くあります。
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27ヒメヒオウギズイセン
クロコスミア、モントブレチアの名で園芸品種が市場に出回っています。6月〜8月に鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる球根植物です。とても丈夫で日当たりが悪くても土地を選ばず、肥料がなくても増えるため、野生化して群生しているところも多くあります。
クロコスミア、モントブレチアの名で園芸品種が市場に出回っています。6月〜8月に鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる球根植物です。とても丈夫で日当たりが悪くても土地を選ばず、肥料がなくても増えるため、野生化して群生しているところも多くあります。
28サルスベリ木登りが上手なサルでも滑り落ちるほど樹皮が滑らかであるというのが名前の由来です。枝の生育にばらつきがあるので、百日紅の別名どおり、開花期が長期間となります。満開で色鮮やかでした。
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28サルスベリ
木登りが上手なサルでも滑り落ちるほど樹皮が滑らかであるというのが名前の由来です。枝の生育にばらつきがあるので、百日紅の別名どおり、開花期が長期間となります。満開で色鮮やかでした。
木登りが上手なサルでも滑り落ちるほど樹皮が滑らかであるというのが名前の由来です。枝の生育にばらつきがあるので、百日紅の別名どおり、開花期が長期間となります。満開で色鮮やかでした。
29ミソハギ漢字で禊萩（ミソギハギ）と書きます。お盆に作る精霊棚のごはんの横に配置されます。喉の渇きを抑える作用があるため、お盆で供養する餓鬼のためにお供えするようになったともいわれています。
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29ミソハギ
漢字で禊萩（ミソギハギ）と書きます。お盆に作る精霊棚のごはんの横に配置されます。喉の渇きを抑える作用があるため、お盆で供養する餓鬼のためにお供えするようになったともいわれています。
漢字で禊萩（ミソギハギ）と書きます。お盆に作る精霊棚のごはんの横に配置されます。喉の渇きを抑える作用があるため、お盆で供養する餓鬼のためにお供えするようになったともいわれています。
30稲穂越しに745m峰もう頭を垂れ始めた稲穂越しに東南東にきれいに尖った745m峰が見えました。こうした県北特有の美しい風景に心動かされるのは自分だけでしょうか。
30稲穂越しに745m峰
もう頭を垂れ始めた稲穂越しに東南東にきれいに尖った745m峰が見えました。こうした県北特有の美しい風景に心動かされるのは自分だけでしょうか。
もう頭を垂れ始めた稲穂越しに東南東にきれいに尖った745m峰が見えました。こうした県北特有の美しい風景に心動かされるのは自分だけでしょうか。
31ヤマジノホトトギス
ヤマホトトギスやセトウチホトトギスに似ていますが、花被片は反り返らず、花柱には斑点がありません。
ヤマホトトギスやセトウチホトトギスに似ていますが、花被片は反り返らず、花柱には斑点がありません。
32ヤマキマダラヒカゲサトキマダラヒカゲとよく似ていますが、後翅裏側付け根付近に3つ並んだ黄色い紋の真ん中が前寄りにずれていることなどで見分けられます。標高は生息域にはあまり関係ないようです。
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32ヤマキマダラヒカゲ
サトキマダラヒカゲとよく似ていますが、後翅裏側付け根付近に3つ並んだ黄色い紋の真ん中が前寄りにずれていることなどで見分けられます。標高は生息域にはあまり関係ないようです。
サトキマダラヒカゲとよく似ていますが、後翅裏側付け根付近に3つ並んだ黄色い紋の真ん中が前寄りにずれていることなどで見分けられます。標高は生息域にはあまり関係ないようです。
33フシグロセンノウその名の通り、茎の節が黒褐色になり 、茎の上部は分枝し、まばらな軟毛があります。 花は鮮やかな朱色です。日本の固有種で、岡山県では大丈夫ですが、絶滅危惧種に指定されているところもあります。この1輪だけでした。
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33フシグロセンノウ
その名の通り、茎の節が黒褐色になり 、茎の上部は分枝し、まばらな軟毛があります。 花は鮮やかな朱色です。日本の固有種で、岡山県では大丈夫ですが、絶滅危惧種に指定されているところもあります。この1輪だけでした。
その名の通り、茎の節が黒褐色になり 、茎の上部は分枝し、まばらな軟毛があります。 花は鮮やかな朱色です。日本の固有種で、岡山県では大丈夫ですが、絶滅危惧種に指定されているところもあります。この1輪だけでした。
34ツリガネニンジン長さ2�冂�の花はサイヨウシャジンに似ていますが、裾が広がり気味で、めしべの花より突き出た部分の長さは花の長さよりも短いです。この1株だけでした。
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34ツリガネニンジン
長さ2�冂�の花はサイヨウシャジンに似ていますが、裾が広がり気味で、めしべの花より突き出た部分の長さは花の長さよりも短いです。この1株だけでした。
長さ2�冂�の花はサイヨウシャジンに似ていますが、裾が広がり気味で、めしべの花より突き出た部分の長さは花の長さよりも短いです。この1株だけでした。
35草地の一本道より雌山まるで牧場の中を歩いているかのような広々としたロケーションです。イネ科らしき同じ植物がびっしり生えているので、牧草地かもしれません。左端に見えているのは目的地の雌山です。太陽が照っていたら地獄ですが、気持ちのいい一本道でした。
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35草地の一本道より雌山
まるで牧場の中を歩いているかのような広々としたロケーションです。イネ科らしき同じ植物がびっしり生えているので、牧草地かもしれません。左端に見えているのは目的地の雌山です。太陽が照っていたら地獄ですが、気持ちのいい一本道でした。
まるで牧場の中を歩いているかのような広々としたロケーションです。イネ科らしき同じ植物がびっしり生えているので、牧草地かもしれません。左端に見えているのは目的地の雌山です。太陽が照っていたら地獄ですが、気持ちのいい一本道でした。
36オトギリソウ直径1�兢�々の花は、花弁や萼などに黒点が多数あります。平安時代、この草を原料にした秘薬の秘密を弟が隣家の恋人に漏らしたため、鷹匠である兄が激怒して弟を切り殺した際に飛び散った血痕がこの黒点になったともいわれています。
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36オトギリソウ
直径1�兢�々の花は、花弁や萼などに黒点が多数あります。平安時代、この草を原料にした秘薬の秘密を弟が隣家の恋人に漏らしたため、鷹匠である兄が激怒して弟を切り殺した際に飛び散った血痕がこの黒点になったともいわれています。
直径1�兢�々の花は、花弁や萼などに黒点が多数あります。平安時代、この草を原料にした秘薬の秘密を弟が隣家の恋人に漏らしたため、鷹匠である兄が激怒して弟を切り殺した際に飛び散った血痕がこの黒点になったともいわれています。
37ヒメウラナミジャノメ翅の裏側には波模様があります。ウラナミジャノメとは違い、後翅裏側の蛇の目模様は5つです。翅の一部がなくなっていますが、元気に飛んでいきました。
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37ヒメウラナミジャノメ
翅の裏側には波模様があります。ウラナミジャノメとは違い、後翅裏側の蛇の目模様は5つです。翅の一部がなくなっていますが、元気に飛んでいきました。
翅の裏側には波模様があります。ウラナミジャノメとは違い、後翅裏側の蛇の目模様は5つです。翅の一部がなくなっていますが、元気に飛んでいきました。
38ゲンノショウコこれを原料としたゲンノショウコ茶は、下痢やアレルギー症状などに効果があるとされる健康茶です。飲むとすぐ効果が現れることから、「現の証拠」と呼ばれたのが名前の由来です。白花と赤花があり、西日本には赤花が多いそうですが、岡山県では両方見られます。
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38ゲンノショウコ
これを原料としたゲンノショウコ茶は、下痢やアレルギー症状などに効果があるとされる健康茶です。飲むとすぐ効果が現れることから、「現の証拠」と呼ばれたのが名前の由来です。白花と赤花があり、西日本には赤花が多いそうですが、岡山県では両方見られます。
これを原料としたゲンノショウコ茶は、下痢やアレルギー症状などに効果があるとされる健康茶です。飲むとすぐ効果が現れることから、「現の証拠」と呼ばれたのが名前の由来です。白花と赤花があり、西日本には赤花が多いそうですが、岡山県では両方見られます。
39雌山＆雄山ツーショット一般ルートに合流してほどなく、草地越しに見えました。左端が雌山（めんぜん）、右端が雄山（おんぜん）です。登山道から目的地が見えるとは思いもよりませんでした。
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39雌山＆雄山ツーショット
一般ルートに合流してほどなく、草地越しに見えました。左端が雌山（めんぜん）、右端が雄山（おんぜん）です。登山道から目的地が見えるとは思いもよりませんでした。
一般ルートに合流してほどなく、草地越しに見えました。左端が雌山（めんぜん）、右端が雄山（おんぜん）です。登山道から目的地が見えるとは思いもよりませんでした。
40ムラサキツメクサ＆オオマルハナバチ
周辺は牧草地なのか、ムラサキツメクサも生育していました。オオマルハナバチはセイヨウオオマルハナバチに似ていますが、腹部先端は白ではなく黄色、胸部の縞模様は黄色ではなく白です。動画を撮っていると、突っかかってきたトラマルハナバチに驚いて逃げていきました。なぜかトラちゃんもびっくり、そのまま飛び去りました😅
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40ムラサキツメクサ
＆オオマルハナバチ
周辺は牧草地なのか、ムラサキツメクサも生育していました。オオマルハナバチはセイヨウオオマルハナバチに似ていますが、腹部先端は白ではなく黄色、胸部の縞模様は黄色ではなく白です。動画を撮っていると、突っかかってきたトラマルハナバチに驚いて逃げていきました。なぜかトラちゃんもびっくり、そのまま飛び去りました😅
＆オオマルハナバチ
周辺は牧草地なのか、ムラサキツメクサも生育していました。オオマルハナバチはセイヨウオオマルハナバチに似ていますが、腹部先端は白ではなく黄色、胸部の縞模様は黄色ではなく白です。動画を撮っていると、突っかかってきたトラマルハナバチに驚いて逃げていきました。なぜかトラちゃんもびっくり、そのまま飛び去りました😅
41ウツボグサ
花期の6〜8月頃に紫の花を咲かせますが、実は薬用植物としての効能があり、食べることもできます。
花期の6〜8月頃に紫の花を咲かせますが、実は薬用植物としての効能があり、食べることもできます。
42草地越しに雌山ここも牧草地かもしれません。左に雌山（めんぜん）が見えました。ゴールポストの見えない登山よりも見えている登山のほうが気が楽です。コース上の3分の2は緩やかな登りですが・・・＜写真43へ＞
42草地越しに雌山
ここも牧草地かもしれません。左に雌山（めんぜん）が見えました。ゴールポストの見えない登山よりも見えている登山のほうが気が楽です。コース上の3分の2は緩やかな登りですが・・・＜写真43へ＞
ここも牧草地かもしれません。左に雌山（めんぜん）が見えました。ゴールポストの見えない登山よりも見えている登山のほうが気が楽です。コース上の3分の2は緩やかな登りですが・・・＜写真43へ＞
43雄山雌山登山道案内図ここからは急登が続きます。「（雌山まで）徒歩で30分程度」と書かれていましたので、この時はまだ雄山まで行くつもりでした。
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43雄山雌山登山道案内図
ここからは急登が続きます。「（雌山まで）徒歩で30分程度」と書かれていましたので、この時はまだ雄山まで行くつもりでした。
ここからは急登が続きます。「（雌山まで）徒歩で30分程度」と書かれていましたので、この時はまだ雄山まで行くつもりでした。
44木の枝にぶら下がるヒガラ鳴き声に気づき見上げて探していると、取り囲まれてしまいました。登山者が少ないので人間が珍しかったのでしょうか😄あいにくの天気で色がはっきりせず、なんとかわかったのがこの個体です。羽毛が妙にフワフワでよく遊んでいたので若鳥かもしれません。
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44木の枝にぶら下がるヒガラ
鳴き声に気づき見上げて探していると、取り囲まれてしまいました。登山者が少ないので人間が珍しかったのでしょうか😄あいにくの天気で色がはっきりせず、なんとかわかったのがこの個体です。羽毛が妙にフワフワでよく遊んでいたので若鳥かもしれません。
鳴き声に気づき見上げて探していると、取り囲まれてしまいました。登山者が少ないので人間が珍しかったのでしょうか😄あいにくの天気で色がはっきりせず、なんとかわかったのがこの個体です。羽毛が妙にフワフワでよく遊んでいたので若鳥かもしれません。
45おすましするヒガラシジュウカラやコガラなどに似ていますが、お腹は真っ白で喉元の黒い部分は大きめです。動画にも撮りました。鳴き声からすると、ソウシチョウやエナガもいたようです。連れ曰く「真後ろにおったウグイス系のヤツにそっぽ向かれた。」
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45おすましするヒガラ
シジュウカラやコガラなどに似ていますが、お腹は真っ白で喉元の黒い部分は大きめです。動画にも撮りました。鳴き声からすると、ソウシチョウやエナガもいたようです。連れ曰く「真後ろにおったウグイス系のヤツにそっぽ向かれた。」
シジュウカラやコガラなどに似ていますが、お腹は真っ白で喉元の黒い部分は大きめです。動画にも撮りました。鳴き声からすると、ソウシチョウやエナガもいたようです。連れ曰く「真後ろにおったウグイス系のヤツにそっぽ向かれた。」
46ハグロトンボ♀黒褐色の翅をヒラヒラさせながら飛んでいました。オスの胴体は緑色に輝きますが、メスは胴体も黒褐色です。アオハダトンボのメスに似ていますが、翅に白紋がありません。
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46ハグロトンボ♀
黒褐色の翅をヒラヒラさせながら飛んでいました。オスの胴体は緑色に輝きますが、メスは胴体も黒褐色です。アオハダトンボのメスに似ていますが、翅に白紋がありません。
黒褐色の翅をヒラヒラさせながら飛んでいました。オスの胴体は緑色に輝きますが、メスは胴体も黒褐色です。アオハダトンボのメスに似ていますが、翅に白紋がありません。
47キンモンガ黄紋型
昼間に花の蜜を吸うきれいな蛾です。ちなみに白紋型もいます。8月はよく見られます。
昼間に花の蜜を吸うきれいな蛾です。ちなみに白紋型もいます。8月はよく見られます。
48シラヤマギク白い野菊はどれもよく似ていますが、下のほうの葉はハート形で舌状花が少なく花弁がまばらなのでわかりやすいです。別名ムコナと呼びますが、これはヨメナ＜写真56＞に対する呼称です。
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48シラヤマギク
白い野菊はどれもよく似ていますが、下のほうの葉はハート形で舌状花が少なく花弁がまばらなのでわかりやすいです。別名ムコナと呼びますが、これはヨメナ＜写真56＞に対する呼称です。
白い野菊はどれもよく似ていますが、下のほうの葉はハート形で舌状花が少なく花弁がまばらなのでわかりやすいです。別名ムコナと呼びますが、これはヨメナ＜写真56＞に対する呼称です。
49雌山ピーク標柱
標高1,067.2mのピークです。周辺は平坦ですがこのようにほぼササに覆われています。晴れていれば展望も効きますが・・・
標高1,067.2mのピークです。周辺は平坦ですがこのようにほぼササに覆われています。晴れていれば展望も効きますが・・・
50雌山頂上三角点「雌山」標柱
標高1,067.2mの頂上三角点ですが、標石は見つけられませんでした。この写真の向きからすると、斜め右手前にあったようです。ここももちろん、ササの中😅高さは20�冂�なので、よく見ればわかったかもしれません。
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50雌山頂上三角点「雌山」
標柱
標高1,067.2mの頂上三角点ですが、標石は見つけられませんでした。この写真の向きからすると、斜め右手前にあったようです。ここももちろん、ササの中😅高さは20�冂�なので、よく見ればわかったかもしれません。
標柱
標高1,067.2mの頂上三角点ですが、標石は見つけられませんでした。この写真の向きからすると、斜め右手前にあったようです。ここももちろん、ササの中😅高さは20�冂�なので、よく見ればわかったかもしれません。
51雌山頂上より東から南方面
東側は切り拓かれており、東から南が見えます。写真では伝わりにくいですが、まるで墨絵を見ているようで、これはこれで絶景でした。右端が大佐山なのはわかりました😄幻想的な風景を動画にも撮りました。
51雌山頂上より
東から南方面
東側は切り拓かれており、東から南が見えます。写真では伝わりにくいですが、まるで墨絵を見ているようで、これはこれで絶景でした。右端が大佐山なのはわかりました😄幻想的な風景を動画にも撮りました。
東から南方面
東側は切り拓かれており、東から南が見えます。写真では伝わりにくいですが、まるで墨絵を見ているようで、これはこれで絶景でした。右端が大佐山なのはわかりました😄幻想的な風景を動画にも撮りました。
53キンミズヒキヒメキンミズヒキよりも少し大きめの花は直径1cm近く、おしべは10本以上あります。今回はたくさん見られましたが、頂上に咲いていたこの花がもっともきれいでした。
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53キンミズヒキ
ヒメキンミズヒキよりも少し大きめの花は直径1cm近く、おしべは10本以上あります。今回はたくさん見られましたが、頂上に咲いていたこの花がもっともきれいでした。
ヒメキンミズヒキよりも少し大きめの花は直径1cm近く、おしべは10本以上あります。今回はたくさん見られましたが、頂上に咲いていたこの花がもっともきれいでした。
54ツマグロヒョウモン♀メスの前翅先端が黒いのが名前の由来です。南方系のチョウで、幼虫はパンジーなどスミレ科の植物を食べるため、我が家の庭でも育っています。年々北上し、県北でも普通に見られます。翅をパタパタさせていたので動画を撮りました。
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54ツマグロヒョウモン♀
メスの前翅先端が黒いのが名前の由来です。南方系のチョウで、幼虫はパンジーなどスミレ科の植物を食べるため、我が家の庭でも育っています。年々北上し、県北でも普通に見られます。翅をパタパタさせていたので動画を撮りました。
メスの前翅先端が黒いのが名前の由来です。南方系のチョウで、幼虫はパンジーなどスミレ科の植物を食べるため、我が家の庭でも育っています。年々北上し、県北でも普通に見られます。翅をパタパタさせていたので動画を撮りました。
55イチモンジチョウアサマイチモンジやサカハチチョウ夏型に似ていますが、前翅の付け根寄りに1つだけある白斑はないことが多く、前翅の白斑の列にある1つだけ小さい白斑は、その向かいの縁にある白斑よりも小さいです。動画を撮っていると、やはり翅をパタパタ😊
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55イチモンジチョウ
アサマイチモンジやサカハチチョウ夏型に似ていますが、前翅の付け根寄りに1つだけある白斑はないことが多く、前翅の白斑の列にある1つだけ小さい白斑は、その向かいの縁にある白斑よりも小さいです。動画を撮っていると、やはり翅をパタパタ😊
アサマイチモンジやサカハチチョウ夏型に似ていますが、前翅の付け根寄りに1つだけある白斑はないことが多く、前翅の白斑の列にある1つだけ小さい白斑は、その向かいの縁にある白斑よりも小さいです。動画を撮っていると、やはり翅をパタパタ😊
56ヨメナノコンギクに似ていますが、葉にはほとんど毛がなく、葉柄もないように見えます。また、直径3�冂�の花は茎の先端に1つずつつきます。咲き始めでした。
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56ヨメナ
ノコンギクに似ていますが、葉にはほとんど毛がなく、葉柄もないように見えます。また、直径3�冂�の花は茎の先端に1つずつつきます。咲き始めでした。
ノコンギクに似ていますが、葉にはほとんど毛がなく、葉柄もないように見えます。また、直径3�冂�の花は茎の先端に1つずつつきます。咲き始めでした。
57ムラサキツメクサ＆ツマグロヒョウモン♂
メス＜写真54＞とは違い、前翅の先端は黒くありません。ムラサキツメクサの蜜を吸っていたので動画も撮りました。
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57ムラサキツメクサ
＆ツマグロヒョウモン♂
メス＜写真54＞とは違い、前翅の先端は黒くありません。ムラサキツメクサの蜜を吸っていたので動画も撮りました。
＆ツマグロヒョウモン♂
メス＜写真54＞とは違い、前翅の先端は黒くありません。ムラサキツメクサの蜜を吸っていたので動画も撮りました。
58ムラサキツメクサ＆モンキチョウ
キタキチョウ＜写真64＞とは違い、後翅の裏側に白斑があります。これが名前の由来にもなっています。蝶は本当にムラサキツメクサが大好物のようです。動画も撮りました。
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58ムラサキツメクサ
＆モンキチョウ
キタキチョウ＜写真64＞とは違い、後翅の裏側に白斑があります。これが名前の由来にもなっています。蝶は本当にムラサキツメクサが大好物のようです。動画も撮りました。
＆モンキチョウ
キタキチョウ＜写真64＞とは違い、後翅の裏側に白斑があります。これが名前の由来にもなっています。蝶は本当にムラサキツメクサが大好物のようです。動画も撮りました。
59コオニヤンマ体長7cm程とオニヤンマを小さくしたようなトンボですが、オニヤンマ科ではなく、サナエトンボ科なので胸部前側の模様が違います。また、左右の複眼が離れています。
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59コオニヤンマ
体長7cm程とオニヤンマを小さくしたようなトンボですが、オニヤンマ科ではなく、サナエトンボ科なので胸部前側の模様が違います。また、左右の複眼が離れています。
体長7cm程とオニヤンマを小さくしたようなトンボですが、オニヤンマ科ではなく、サナエトンボ科なので胸部前側の模様が違います。また、左右の複眼が離れています。
60草地より北東方面右端は標高855.5mの「西ノ尾」峰、そのすぐ左最奥にわずかに見えているのは標高1,013mの大岩が仙、中央少し左寄りは標高944.6mの「葛畑」峰です。誰も歩いていなかったコースなのに、こんな素晴らしいロケーションで、しかも数メートルおきに蝶やトンボが現れました。
60草地より北東方面
右端は標高855.5mの「西ノ尾」峰、そのすぐ左最奥にわずかに見えているのは標高1,013mの大岩が仙、中央少し左寄りは標高944.6mの「葛畑」峰です。誰も歩いていなかったコースなのに、こんな素晴らしいロケーションで、しかも数メートルおきに蝶やトンボが現れました。
右端は標高855.5mの「西ノ尾」峰、そのすぐ左最奥にわずかに見えているのは標高1,013mの大岩が仙、中央少し左寄りは標高944.6mの「葛畑」峰です。誰も歩いていなかったコースなのに、こんな素晴らしいロケーションで、しかも数メートルおきに蝶やトンボが現れました。
61シオカラトンボ♂オスの胴体がまるで塩のような白い粉で覆われているように見えるので、この名がつけられました。シオヤトンボやオオシオカラトンボに似ていますが、腹部の先端の黒い部分が長く、翅の付け根周辺に焦げ茶色の部分がありません。メスは胴体が麦わら色なので、ムギワラトンボと呼ばれることもあります。
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61シオカラトンボ♂
オスの胴体がまるで塩のような白い粉で覆われているように見えるので、この名がつけられました。シオヤトンボやオオシオカラトンボに似ていますが、腹部の先端の黒い部分が長く、翅の付け根周辺に焦げ茶色の部分がありません。メスは胴体が麦わら色なので、ムギワラトンボと呼ばれることもあります。
オスの胴体がまるで塩のような白い粉で覆われているように見えるので、この名がつけられました。シオヤトンボやオオシオカラトンボに似ていますが、腹部の先端の黒い部分が長く、翅の付け根周辺に焦げ茶色の部分がありません。メスは胴体が麦わら色なので、ムギワラトンボと呼ばれることもあります。
62オミナエシ＆ベニシジミ夏型
ベニシジミの夏型は、翅の表側は春型よりも黒っぽい部分が増え、後翅の裏側にあるオレンジ色の縁取りが濃くなります。オミナエシは秋の七草の一つです。1株だけですが大きいので目立ちました。
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62オミナエシ
＆ベニシジミ夏型
ベニシジミの夏型は、翅の表側は春型よりも黒っぽい部分が増え、後翅の裏側にあるオレンジ色の縁取りが濃くなります。オミナエシは秋の七草の一つです。1株だけですが大きいので目立ちました。
＆ベニシジミ夏型
ベニシジミの夏型は、翅の表側は春型よりも黒っぽい部分が増え、後翅の裏側にあるオレンジ色の縁取りが濃くなります。オミナエシは秋の七草の一つです。1株だけですが大きいので目立ちました。
63タゴガエル鼻先からお尻まで3�冂�です。背中線は内側に「く」の字に曲がり、指先は丸みを帯びます。岡山県では準絶滅危惧種ですが、県北ではよく見かけます。この周辺はカエルが多く、写真には撮れませんでしたが、トノサマガエルもいました。
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63タゴガエル
鼻先からお尻まで3�冂�です。背中線は内側に「く」の字に曲がり、指先は丸みを帯びます。岡山県では準絶滅危惧種ですが、県北ではよく見かけます。この周辺はカエルが多く、写真には撮れませんでしたが、トノサマガエルもいました。
鼻先からお尻まで3�冂�です。背中線は内側に「く」の字に曲がり、指先は丸みを帯びます。岡山県では準絶滅危惧種ですが、県北ではよく見かけます。この周辺はカエルが多く、写真には撮れませんでしたが、トノサマガエルもいました。
64キタキチョウ
モンキチョウ＜写真58＞とは違い、翅の裏側には黒斑点がたくさんあります。
モンキチョウ＜写真58＞とは違い、翅の裏側には黒斑点がたくさんあります。
65ワルナスビ葉にも茎にも鋭いトゲがびっしりと生えています。ミニトマトに似た実にはソラニンという毒があるので決して食べてはいけません。さらには、繁殖力が強く、増えすぎて手に負えなくなってしまいます。まさにワルです😁
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65ワルナスビ
葉にも茎にも鋭いトゲがびっしりと生えています。ミニトマトに似た実にはソラニンという毒があるので決して食べてはいけません。さらには、繁殖力が強く、増えすぎて手に負えなくなってしまいます。まさにワルです😁
葉にも茎にも鋭いトゲがびっしりと生えています。ミニトマトに似た実にはソラニンという毒があるので決して食べてはいけません。さらには、繁殖力が強く、増えすぎて手に負えなくなってしまいます。まさにワルです😁
66クズ
赤紫色の花がびっしりと穂状につき、下から上へと開花していきます。この日は秋の七草によく出会えました。
赤紫色の花がびっしりと穂状につき、下から上へと開花していきます。この日は秋の七草によく出会えました。
67イタドリ
雌雄別株で、夏から秋に5mm程の白い花を咲かせます。意外にも小さい虫に人気です。
雌雄別株で、夏から秋に5mm程の白い花を咲かせます。意外にも小さい虫に人気です。
68ヘクソカズラ“植物界のカメムシ”😁漢字で書くと「屁糞かずら」です😒葉や茎を傷つけると悪臭がするというのが名前の由来です。トイレの臭いではなく、正露丸のような香りで、きついだけで言うほど臭くはありません。葉を傷つけなければ悪臭は生じないので、見るだけにしましょう。
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68ヘクソカズラ
“植物界のカメムシ”😁漢字で書くと「屁糞かずら」です😒葉や茎を傷つけると悪臭がするというのが名前の由来です。トイレの臭いではなく、正露丸のような香りで、きついだけで言うほど臭くはありません。葉を傷つけなければ悪臭は生じないので、見るだけにしましょう。
“植物界のカメムシ”😁漢字で書くと「屁糞かずら」です😒葉や茎を傷つけると悪臭がするというのが名前の由来です。トイレの臭いではなく、正露丸のような香りで、きついだけで言うほど臭くはありません。葉を傷つけなければ悪臭は生じないので、見るだけにしましょう。
69ニホンアマガエル鼻先からお尻まで2cmでした。この体色と頼りなさそうな表情が可愛すぎます😍体色は緑色から濃いめのグレーまで幅広く変化します。可愛い見た目に反して皮膚に強い毒を持つので、触るのはNGです。
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69ニホンアマガエル
鼻先からお尻まで2cmでした。この体色と頼りなさそうな表情が可愛すぎます😍体色は緑色から濃いめのグレーまで幅広く変化します。可愛い見た目に反して皮膚に強い毒を持つので、触るのはNGです。
鼻先からお尻まで2cmでした。この体色と頼りなさそうな表情が可愛すぎます😍体色は緑色から濃いめのグレーまで幅広く変化します。可愛い見た目に反して皮膚に強い毒を持つので、触るのはNGです。
70八重咲きのユリ
園芸品種の八重咲きのユリは初めて見ました。直径は10cmちかくありそうでした。
園芸品種の八重咲きのユリは初めて見ました。直径は10cmちかくありそうでした。
71ヒメジョオン越しに雌山
ゴール近くです。ヒメジョオンの花畑はもっと広がっていました。最後まで雌山（めんぜん）はいろいろな表情を見せてくれました。
ゴール近くです。ヒメジョオンの花畑はもっと広がっていました。最後まで雌山（めんぜん）はいろいろな表情を見せてくれました。
72御洞の滝の上流ダム風小滝
帰りに再び寄りました。下流にはシャワートレッキングのご一行がおられました。
帰りに再び寄りました。下流にはシャワートレッキングのご一行がおられました。
73御洞の滝の上流小滝
舗装道路を上流へ、落差の割には激しい流れです。動画も撮りました。
舗装道路を上流へ、落差の割には激しい流れです。動画も撮りました。
74さらに上流の小滝
ガードレールの切れ目から入って近づき、動画も撮りました。魅力的な滝はこの先もまだまだありそうな気がしました。
ガードレールの切れ目から入って近づき、動画も撮りました。魅力的な滝はこの先もまだまだありそうな気がしました。
75ヤマジノホトトギス満開
さらに上流の小滝＜写真74＞から舗装道路に戻る途中です。最後に花を添えてくれました😍
さらに上流の小滝＜写真74＞から舗装道路に戻る途中です。最後に花を添えてくれました😍
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子（フード付き）
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー（防水用）
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（地図アプリ使用）
eTrex22x（GPSナビゲーター）
虫よけスプレー
|
|---|
感想
【岡山県西端・新見〜大佐エリア〜】
「BA.5対策強化宣言」が8月末まで続く岡山県民としましては、盆休みこそ、今までほとんど行ったことがない県内の魅力的な穴場を巡るいい機会です。その第一弾として、新見市大佐エリアを訪問することにしました。
岡山県の新見（にいみ）市といえば、和牛のルーツである千屋牛（ちやぎゅう）、高さ約240mの石灰岩の絶壁の内部に展開する全長約1.2�劼琉譱卞供�高さ約60mの断崖からまるで白絹をかけたように流れ落ちる絹掛（きぬがけ）の滝、“西の尾瀬”といわれ、珍しい植物が300種以上自生する鯉が窪（こいがくぼ）湿原、シャワートレッキング、洞窟探検、カヌー体験などができる大佐山キャンプ場など、豊かな自然と美食をテーマとした観光スポットが一般的には知られています。
これらは訪問したことがあり、今でも観光客が多そうなので、もう少し穴場を探して今回のコースを計画しました。
【大佐ダムから大井野川沿いのルートは渓谷美と史跡の宝庫】
岡山市内から新見市までの距離は同じ県内でも100�勸幣紊發△蠅泙后Ｋ澣戮潺薀奪轡紊�始まっていましたが、山陽道が朝早くから混んでいたのに対し、岡山道と中国自動車道は空いていました。おかげで、予想よりも早く1時間半程で大佐に入れました。
まず訪問した大佐ダムは、放水が行われておらず、とても静かで見学者もいませんでした。
大佐ダム湖を大井野川沿いに進む道に入ると、程なく「御洞渓谷」の看板が見えました。看板の近くに自動車を停め草地を適当に歩いて川まで出て、小石が転がった岸辺を少し歩いてみましたが、ほとんど傾斜のない穏やかな流れでした。渓流歩道は踏み跡がなんとなくわかる箇所もある程度でしたが、後で草の生えていない所からすぐに川に出られたことがわかりました😓訪問したのは20年程前なので記憶が定かではありませんが、確か、滝があったはずと、早々に切り上げて自動車で先に進みました。
すると、近くの道路の脇に数台分の駐車場と説明板がありました。「もしかして、ここが御洞の滝!?」と思い、自動車を停めてガードレールに設置されたはしごから岩盤に下りてみると、それまでの静かな清流とはまったく異なる雄々しい滝の姿が😍しかも100m以上にわたって渓谷美が続きます。写真や動画でもその魅力の一部を紹介しています。
シャクナゲの群生が見られる5月と紅葉の時期が人気シーズンのようですが、我々にとっては人が来ない夏がベストシーズンです。しかし、帰路ではシャワートレッキングのご一行が滝のさらに下流を歩いておられました😅もちろん、我々は行きも帰りも誰一人お会いしませんでしたが・・・
大井野川沿いに進み次に向かったのは、大佐大井野地区にある後醍醐天皇ご飯石と後醍醐神社（後醍醐天皇宮）です。
大佐大井野の地名は、元弘の変（1331年）後に後醍醐天皇が隠岐へ島流しになった際に訪れた場所であることに由来します。天皇（＝王）が居た場所という事から、“王居野”と呼ばれました。後に地区の中央に立派な井戸があることから、 大井野の漢字に転じました。
先に「後醍醐天皇ご飯石」＜写真11＞を訪れました。島流しの途中休息された場所として、この地を御所原、そのとき食卓がわりに使われた岩を“ご飯石”と呼ぶようになったといわれています。大井野御所原公園は草地と化しており、ダイコンソウなどの花畑を適当に歩いてご飯石の側にある東屋まで行きました。平らなご飯石は玉垣の中でツリフネソウに埋もれかけ、これはこれで風情がありました。
次に後醍醐神社（後醍醐天皇宮）＜写真13〜15＞を訪問しました。後世の村人たちが天皇を偲び建てた神社ですが、詳細は不明です。本殿や拝殿よりも境内の端の方にあった祠＜写真13＞が気になりました。屋根付きの建物の中にあり、狛犬も獅子ではなく、まさに犬🐶でした
【8月の登山者がいない？花と昆虫の宝庫・雌山】
今回訪問した山・雌山（めんぜん）は大佐大井野に位置し、「岡山県百名山」、「新 岡山の山100選」にも選ばれています。通常は雄山（おんぜん）と雌山（めんぜん）がセットで一つの山域となっています。この日も両方の山を登る予定にしていましたが、出発時刻が遅く、天候がいまいちで展望を楽しめないことから雌山に絞りました。
出発点は「大佐公民館大井野分館」の駐車場です。歴史好きの我々は出発してすぐに山の方へ向かわず、まずは駐車場のすぐ北にある大井野八幡神社に立ち寄りました。ここで衝撃を受けたのは社殿ではなく、その前後にそそり立つ大きな杉でした。特に本殿の隣にある大井野八幡神社のスギ＜写真22＞にはまるで精霊が宿っているかのようなパワーを感じました。
いつにも増してこの日はパワースポットに寄り道し過ぎて、結局、事実上の登山開始は10時30分過ぎになってしまいました。夏の登山は早い時間に登って昼前には終えるのが鉄則なのでしょうが、もっともハードな時間帯にハードなコースを登ることになりました😅
最初に雌山（めんぜん）に向けてアプローチした道は、大井野下組集落を経て南西に延びるルートです。よく歩かれているルートとは違うので少し不安がありましたが、足元の植物は気にならないレベルでした。動植物も多く、我々にとってはあるあるですが、なかなか歩が進みません。
そのうちに、まるで牧場内のような広々とした道＜写真35＞になりました。牧草地らしき草地の間の道はとても気持ちがよく、新ルートを開拓したご褒美をもらったような気分になり、意気揚々と雌山に向かいました。
標高710m辺りで一般ルートに出合うと、雄山雌山登山道案内図＜写真43＞辺りまでは植林帯のきれいな広道や草の間の細道が続き緩やかなので、登山というよりも散策という感じでした。
案内図を過ぎると次第につづら折りの細道となり、気づけばササなどがずっと体に当たっていました。ギリギリかき分けずに歩けますし、足元も見えます。最後の高度差200m程は登山らしい足腰に負荷のかかる登りですが、読図でイメージしたよりははるかに楽に雌山の頂上まで登れました。
雌山頂上は平坦ですが、ほとんどササに覆われており、まっすぐに踏み跡が延びているだけです。三角点「雌山」は標柱＜写真50＞の向きからすると、斜め右手前だったようですが、気づきませんでした。東方面は切り拓かれていますが、あいにくの天気でここからの景色＜写真51＞はまるで東山魁夷の水墨画のようで、なかなか風情がありました。
下手をすれば強烈なにわか雨となる可能性があったので、雄山（おんぜん）行きを断念し、そのまま下山することにしました。帰りは同じ道を辿ったので、往路では気づかなかった動植物の観察をゆっくりと楽しむことができました。
次回は天気のいい日に雄山とセットで登って展望も楽しみたいと思います。
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荒戸山(中国百名山７１座目)、雌山〜雄山を往復。
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