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Yamareco

記録ID: 458359
全員に公開
沢登り
東海

奥美濃・大谷川支流ミヤマ谷〜赤石谷

2014年06月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:50
距離
9.1km
登り
1,296m
下り
1,302m

コースタイム

駐車地6:45-ミヤマ谷出合7:45-蕎麦粒山12:45-赤石谷下降13:10-林道16:40-駐車地17:15
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅坂内から大谷川に沿って北上。
2014/06時点、堰堤資材搬送道路工事でゲートがありました。
コース状況/
危険箇所等
揖斐川支流 坂内川支流 大谷川支流 ミヤマ谷
下降は赤石谷

アプローチの林道は半藪化だが足元は明瞭。
毛虫が大発生してたので、暑くても肌を露出させてはいけない(薄着&首筋露出していたので大変な目にあった…)

ミヤマ谷:小〜中規模の滝群が連続し、ほとんどが突破可能だが高さのあるものはロープを出したい。

赤石谷:下流部以外は極端に水が少ない。その下流部は藪っぽい。
クライムダウンできない滝(というか岩場)が多く巻き降りに時間がかかる。
最後の本流との出合に連瀑があり50mロープなら懸垂1回で下りられた。
(Y)
早朝 道の駅に集合。
朝は10数度で肌寒かった
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
6/1 21:50
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早朝 道の駅に集合。
朝は10数度で肌寒かった
林道ヘアピン地点にて準備(K)
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林道ヘアピン地点にて準備(K)
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半藪化した林道跡を行きます。
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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半藪化した林道跡を行きます。
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ちょっと見切れているが正面が蕎麦粒山、奥美濃の槍らしい
ちなみに奥美濃のマッターホルン(冠山)も存在する。奥美濃のエベレストは無い模様(笑)
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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ちょっと見切れているが正面が蕎麦粒山、奥美濃の槍らしい
ちなみに奥美濃のマッターホルン(冠山)も存在する。奥美濃のエベレストは無い模様(笑)
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林道は蜘蛛の巣&ケムシが大量であった…
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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林道は蜘蛛の巣&ケムシが大量であった…
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ミヤマ谷出合で入渓
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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ミヤマ谷出合で入渓
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すぐさまアクションポイント
ヘツったりドボンしたり(笑)
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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すぐさまアクションポイント
ヘツったりドボンしたり(笑)
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谷中でしたが結構ヒメレンゲが咲いてました
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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谷中でしたが結構ヒメレンゲが咲いてました
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小気味よく超えられる小滝が結構あります。
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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小気味よく超えられる小滝が結構あります。
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奥美濃にしてはフリクション良好
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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奥美濃にしてはフリクション良好
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明るい沢で美瀑が多い
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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明るい沢で美瀑が多い
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直登不可な釜付
8Mくらい?
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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直登不可な釜付
8Mくらい?
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すぐ上も釜付でまとめて巻きます
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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すぐ上も釜付でまとめて巻きます
滝上にたたずむYOTTYさん(K)
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滝上にたたずむYOTTYさん(K)
上から覗くと。釜は黒く見え水深がありそう。(K)
上から覗くと。釜は黒く見え水深がありそう。(K)
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780の二俣は右俣へ
右俣は滝がかかってます。
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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780の二俣は右俣へ
右俣は滝がかかってます。
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中規模の滝の連瀑帯へ突入です
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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中規模の滝の連瀑帯へ突入です
多段滝(K)
リードするYOTTYさん(K)
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リードするYOTTYさん(K)
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ロープしまって一休み
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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ロープしまって一休み
少々広めの樋状滝
水線を突破(K)
少々広めの樋状滝
水線を突破(K)
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しかし思った以上に岩盤な山だ
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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しかし思った以上に岩盤な山だ
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日が射すと暑い。
ここ揖斐川町は36.3℃で全国一暑かったそうな(といっても山はそこまで暑くない)
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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日が射すと暑い。
ここ揖斐川町は36.3℃で全国一暑かったそうな(といっても山はそこまで暑くない)
沢はマイナスイオンがいっぱい満ちあふれている。(K)
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沢はマイナスイオンがいっぱい満ちあふれている。(K)
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緩い斜爆はちょっとぬめっている
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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緩い斜爆はちょっとぬめっている
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この後の滝中トラバースでお助けひもを出したときにボスのビナが見当たらなくなってしまった…
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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この後の滝中トラバースでお助けひもを出したときにボスのビナが見当たらなくなってしまった…
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ツメは山頂を回り込むように進む。
一応残雪があったがこれだけだ
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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ツメは山頂を回り込むように進む。
一応残雪があったがこれだけだ
振り返ると谷間に対岸のピークが見えた。(K)
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振り返ると谷間に対岸のピークが見えた。(K)
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北尾根に乗ると半藪化しているが登山道ありではかどります。
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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北尾根に乗ると半藪化しているが登山道ありではかどります。
蕎麦粒山二等三角点(K)
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蕎麦粒山二等三角点(K)
遙か「坂内広瀬」集落(K)
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遙か「坂内広瀬」集落(K)
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下降はカゴカケ谷へ行くか迷ったが赤石谷を選択。
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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下降はカゴカケ谷へ行くか迷ったが赤石谷を選択。
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赤石の名の通り赤い石が見られました。
ちなみにケムシが大量発生中…
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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赤石の名の通り赤い石が見られました。
ちなみにケムシが大量発生中…
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懸垂は2回だが、なまじ巻き降りできてしまうので体力を余計に使う ともいえる。
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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懸垂は2回だが、なまじ巻き降りできてしまうので体力を余計に使う ともいえる。
はうさん懸垂下降(K)
はうさん懸垂下降(K)
急峻な赤石谷は滝が多かった。
懸垂は2回、他は時間短縮にクライムダウンで下った。(K)
急峻な赤石谷は滝が多かった。
懸垂は2回、他は時間短縮にクライムダウンで下った。(K)
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ほとんど最後まで涸れ谷な岩盤とゴーロの谷
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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ほとんど最後まで涸れ谷な岩盤とゴーロの谷
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本流との合流部は屈曲した連瀑
50Mロープのおかげで懸垂1回で処理できたのはよかった
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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本流との合流部は屈曲した連瀑
50Mロープのおかげで懸垂1回で処理できたのはよかった
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本流から赤石谷出合を見る。
狭くて目立たないが滝がかかっているのが目印だ。
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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本流から赤石谷出合を見る。
狭くて目立たないが滝がかかっているのが目印だ。
最後の出合で2段の滝が現れた。(K)
最後の出合で2段の滝が現れた。(K)
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シャワー懸垂な はう さん
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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シャワー懸垂な はう さん
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再びケムシの林道を経て(笑) 無事下山
2014年06月01日 21:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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再びケムシの林道を経て(笑) 無事下山

感想

以前、静岡県の南アルプス深南部にある蕎麦粒山(そばつぶやま)行こうと計画したことがあった。
その時に同漢字の山として奥美濃の蕎麦粒山(そむぎやま)のことを知り、その特徴的な名前がとても印象に残っていた。(「粒」の漢字の存在が…)

「奥美濃の槍」という異名を持ち、眺める角度によっては端正な山容が目立つらしいのですが、周辺山域に詳しくないこともあってか これまで一度も同定することができなかった奥美濃の一山に今回は沢から登る事となった。
(前置き)


今回のルートのミヤマ谷はネットでもソコソコ記録が見られる奥美濃にしてはメジャーな沢のようで、遡行してみた感想としても「険悪なところもなく美渓な沢で確かに遡行価値が高い」と実感。

林道のアプローチが若干長くはあるが、出合から詰めに至るまでは程よい緊張感の連瀑が続くので飽きが来ないのが良い点に感じる。

山頂からの展望も360度 山に囲まれ まさに「奥」美濃に来たことを実感できるのはアプローチがあまり良くない山に来た時の特権、これで周辺の山々を同定することができたらもういうことは何もありません。(残念ながらほとんど同定出来なかった…)

下山の赤石谷は奥美濃の槍の屋台骨を支える岩盤が露出した谷で、ガレによる伏流もあってか水量が少ない。
遡下降ともにあまり面白くはないと思うが、本流に出てから5Mも登れば林道と合流、遊び疲れた体には優しい一登りでした。

「蕎麦粒山」は初めてトライする山だ。
前々から名前が気になっていたのだが今日沢から挑戦することになった。
下山後BOSSの説明では「奧美濃の槍ヶ岳」と言われているとのことだった。
なるほど蕎麦の実は三角錐みたいにとんがっている。
ワクワクしながら出合から取り付いた。
期待した以上に素晴らしい滝が次々と現れ、その度に私は歓声を上げずにいられなかった。(笑)
難度のある滝はYOTTYさんがリードしてくれ後続は助かった。
変化のある滝を攻略していくのは楽しいものである。
頂上を極めて下りの「赤石谷」下降だ。
さすが地形図通り急峻な谷だ。
次から次へと滝が出てくる。ここでもYOTTYさんが大活躍。
滝の右、左と降りれそうなルンゼを探してくれた。
とっても山を初めて3年目とは信じられない。将来が楽しみである。
最後にメンバーの安全に神経を配っていただいたBOSS、
そして楽しく登られて貰ったはうぞうさんに感謝。

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