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Yamareco

記録ID: 46405
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

黒斑山、湯ノ平

2009年09月07日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:03
距離
11.4km
登り
930m
下り
925m

コースタイム

7:45高峰高原ビジターセンター駐車場 - 8:44トーミの頭 - 9:30湯の平分岐 - 9:34火山館(休憩#1)9:46 - 9:50湯の平分岐 - 10:00前掛山登山道分岐 - 10:27賽の河原(Jバンドとりつき) - 10:45Jバンド分岐 - 10:52鋸岳 - 11:00Jバンド分岐(休憩#2)11:10 - 11:38仙人岳 - 12:05蛇骨岳 - 12:26黒斑山 - 12:41トーミの頭(休憩#3)12:49 - 13:45高峰高原ビジターセンター
天候 晴れのち霧
過去天気図(気象庁) 2009年09月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・全体に火山岩、砂礫が多いため、靴底がキチンとした物が楽だと思われます。車坂峠から稜線に出るまでの道では特にガレが多く、開けたガレ場ではルートを見失いやすいので注意が必要です。また、樹林帯でも雨などによって深く道がえぐれるなど、荒れやすいようです。

・草すべりの下りは道が細く、浮石や枯れ枝などが草で隠されていることがあります。特に折り返しの部分は勾配が急になる傾向があるため慎重に。

・仙人岳付近の火山砂礫の残る稜線は浮石も多く、若干注意が必要です。特にガス時は道がわかりづらくなります。

○高峰高原ビジターセンターでは軽食と、ちょっとした登山用品が購入できます。また、キャベツソフトクリームも売っているようなのですが、今回は残念ながら売り切れていました。。
中コースから篭の登山。
2009年09月07日 08:23撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 8:23
中コースから篭の登山。
トーミの頭直前のガレと浅間。
2009年09月07日 08:48撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 8:48
トーミの頭直前のガレと浅間。
美しい稜線。
2009年09月07日 08:52撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 8:52
美しい稜線。
湯の平の見事なカーブ。
2009年09月07日 08:53撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 8:53
湯の平の見事なカーブ。
草すべりは思わず笑ってしまう勾配。
2009年09月07日 08:53撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 8:53
草すべりは思わず笑ってしまう勾配。
すべり中。
2009年09月07日 09:03撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 9:03
すべり中。
トーミの頭を見上げて気分転換。
2009年09月07日 09:09撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 9:09
トーミの頭を見上げて気分転換。
まだ下る。
2009年09月07日 09:09撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 9:09
まだ下る。
トーミの頭、草すべりを見上げる。
2009年09月07日 09:33撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 9:33
トーミの頭、草すべりを見上げる。
稜線を見上げる。
2009年09月07日 10:16撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 10:16
稜線を見上げる。
そのまま直踏できてしまいそうな錯覚を覚える。現実感が無くなるほど巨大な存在。
2009年09月07日 10:19撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 10:19
そのまま直踏できてしまいそうな錯覚を覚える。現実感が無くなるほど巨大な存在。
美しい稜線。
2009年09月07日 10:19撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 10:19
美しい稜線。
Jバンドとりつき。
2009年09月07日 10:36撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 10:36
Jバンドとりつき。
のぼる。
2009年09月07日 10:45撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 10:45
のぼる。
まだ上る。
2009年09月07日 10:50撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 10:50
まだ上る。
比較的新しそうな落石が。
2009年09月07日 10:54撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 10:54
比較的新しそうな落石が。
上りきったらガスが出てきた。
2009年09月07日 10:55撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 10:55
上りきったらガスが出てきた。
仙人岳方向はガスでみづらく。
2009年09月07日 10:56撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 10:56
仙人岳方向はガスでみづらく。
湯の平側はまだガスが薄い。
2009年09月07日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 11:04
湯の平側はまだガスが薄い。
鋸岳では霧が舞い上がってくるのを確認。
2009年09月07日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 11:04
鋸岳では霧が舞い上がってくるのを確認。
稜線が隠れつつある。
2009年09月07日 11:30撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 11:30
稜線が隠れつつある。
ガスで足を踏み外しそうになる。
2009年09月07日 11:41撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 11:41
ガスで足を踏み外しそうになる。
仙人岳の三角点。仙人岳の看板はどなたかのお手製のもの。
2009年09月07日 11:47撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 11:47
仙人岳の三角点。仙人岳の看板はどなたかのお手製のもの。
砂礫地帯。
2009年09月07日 11:53撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 11:53
砂礫地帯。
蛇骨岳に来ると登山中の方に合う頻度が急に上昇。
2009年09月07日 12:10撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 12:10
蛇骨岳に来ると登山中の方に合う頻度が急に上昇。
稜線がやや晴れてきた。
2009年09月07日 12:31撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 12:31
稜線がやや晴れてきた。
黒斑山を見上げる。
2009年09月07日 12:31撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 12:31
黒斑山を見上げる。
黒斑山はなぜか羽蟻が大量に発生中。
2009年09月07日 12:36撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 12:36
黒斑山はなぜか羽蟻が大量に発生中。
遠く小諸を眺め、浅間に一時別れを告げる。
2009年09月07日 12:53撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 12:53
遠く小諸を眺め、浅間に一時別れを告げる。
高峰高原ビジターセンター。キャベツソフトは残念ながら売り切れ中!
2009年09月07日 14:12撮影 by  PENTAX Optio W30, PENTAX Corporation
9/7 14:12
高峰高原ビジターセンター。キャベツソフトは残念ながら売り切れ中!

感想

北軽井沢の拠点から車で出発。すばらしい晴天の中、キャベツの収穫などを行っている農家の方々の横を通り、パノラマラインを鎌原の林道まで上ります。
高峰高原ビジターセンターへ到着。すでに車が5台以上駐車されています。靴を履き替え、準備体操など。

今回の装備は、35lザックに水2l+防寒着のダウン+昼食のおにぎり&卵。フラッドラッシュ上下&ドラウトセンサー/ストームゴージュのfinetrack装備です。朝露が多かったのでスパッツは最初からはきました。


中コースのとりつきまでは樹林帯のなだらかな道がつづきます。朝露などで草が湿っており、足元はビショビショです。
中コースに入ると勾配に負けてペースはトボトボに。中コース半ばの開けたガレ場で振り返ると篭の登山がよく見えました。
何箇所かガレ場を抜け、雨にえぐられた道を登っていくうちに、周囲の石が車坂峠付近で見かけた赤い鉄分の多そうな軽石から黒っぽく平らで大きなモノへ変わってきました。そろそろ稜線が近い、気がします。
稜線からようやく浅間が姿を現しました。剣ケ峰や牙山もよく見えます!
トーミの頭から稜線、湯の平などを眺望します。現実離れした光景に顔がにやけてしまいます。が、これから下る草すべりの勾配を確認するとにやけ顔も引きつります。だってこれほぼ崖ですよ。
美しい草花に囲まれた、斜度45度/勾配100%の草すべりはスリリングというよりも純粋に怖いです。しかも下り。浅間やトーミの頭を見上げて恐怖心をごまかしながら、止まり止まり慎重に下ります。
やっと下りきって、湯の平への登山道と合流したところで火山館の看板を発見。せっかくなので、寄らせていただくことにします。
火山館に着くと薪割りの最中でした。少しテーブルをお借りして休憩します。トイレや水場もあり、大変よい施設のようです。坂にある祠にお祈りしてもとの道を戻ります。
湯の平への登山道ははじめは木々に蔽われて視界がよくありませんでしたが、前掛山への分岐を過ぎてからは絶景続きとなりました。パシパシと写真を撮っていると右手の前掛山から熊鈴の音が。。双眼鏡で覗いてみると登山道を登ってらっしゃる方が見えました。
しかし、浅間はでかいです。足元の地面がそのまませり上がってゆき、山頂へ続いています。もう、直登できるのではないかと錯覚しそうになります。
Jバンド側を見てみると、ガレガレの賽の河原の北端付近からガスが昇ってきているのが見えました。急がないと外輪山の稜線が隠されてしまうかもしれません。少しペースをあげてザクザク進みます。
Jバンドは見事な岩へ向かう急勾配で、ペースは自然とヨジヨジに。景色がきれいなので恐怖心はあまり沸きませんが、途中で新しそうな1m程度の落石が道をさえぎっていた時には少しドキドキしました。
Jバンドの登り詰めに、パージされた荷物が3人分。鋸岳方面を見ると登山者の方々が見えました。と同時にガスが昇ってきているのを確認。おかげで鋸岳から北の眺望はほぼ無くなってしまいました。鬼押出しや、北軽の拠点などが遠くに眺められるかと期待していたのですが。。
鋸岳にいらした方々と少し情報交換。これからJバンドを下ってゆかれるとか。だいぶん年嵩のようにお見受けしましたが、とてもお元気です。見習わなくては!
気がつくと、ガスのおかげで眺望は湯の平側のみに絞られてしいました。。それでも細い岩がちな尾根道をサクサク進みます。途中、仙人岳付近で、実際には岩上に行くルートなのですが、捲いてしまい岩にベッタリ張り付くようなことになってしまいました。またしても笑顔引きつります。
仙人岳の山頂で御手製かんばんを確認し、岩の道を慎重に下ります。ガスが濃くなっていますが、尾根はわかりやすいです。ただ、蛇骨岳付近の砂地は足がズルッと滑りそうな程度にやわなので、注意しながら進みます。
蛇骨岳には他のパーティーの方々が大勢いらっしゃいました。裏ルートの入り口を探してらっしゃる夫婦連れの方と少しお話しました。
蛇骨岳の岩場を下ると遊歩道の幅が1m程度になります。木々の間を抜けザクザクと進みます。景色は見れませんが、涼しく気持ちのよい山歩きができました。
黒斑山への登りを詰めると、突如目の前に黒い蚊柱が。羽蟻でしょうか。あまり立ち止まらず、トーミへ向かいます。
トーミの頭の直下にテラス状の部分があるのですが、そこに腰掛昼食中のパーティを発見、いいなぁと思うと同時にいやいやあそこは怖いだろうと思い直しました。
往路の中コースで、ガレガレに少し嫌気があったし足裏も痛いしと、表コースを下ることにしました。トンネル状の避難壕などを横目に下りますが、こっちもガレガレだー。自然ペースがガランガランと遅くなります。途中からは階段なども多くなり、階段も苦手なのでなかなかペースが上がらずじまいでしたが、なんとか下りきりました。
高峰高原ビジターセンターにフラフラと立ち寄り、キャベツアイスが売り切れだったのでバニラをサクサクとほおばります。うー甘さ冷たさが最高です!
そのあと少し山用品をひやかして、車に戻りました。
ガスはありましたが、のんびりと山歩きが楽しめました。
(2010/04/30 書きかけ&状況がわかりづらかったため大幅加筆修正)

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