三峯神社BS〜雲取山〜三峯神社BS
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,800m
- 下り
- 1,787m
コースタイム
6/17:05:00雲取山荘-05:22大ダワ-05:50長沢背稜分岐-06:17芋の木ドッケ-06:29白岩山-06:45白岩小屋-07:05前白岩山-07:18前白岩の肩-07:55お清平-08:17霧藻ヶ峰休憩舎-08:32地蔵峠-08:53炭焼平-09:00三叉路-09:05二股桧-09:20奥宮分岐-09:37奥宮入口前-三峯神社-10:30三峯神社BS=11:41西武秩父駅前BS
天候 | 6/16:曇り時々小雨 6/17:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、三峯神社奥宮登拝路の一の鳥居の脇に設置されています。コース上に特別な危険個所はありませんでしたが、冬期の遭難が多いと言われる芋の木ドッケから大ダワへ向かう薙ぎの横断個所では、数か所に踏み跡が崩れ落ちそうなところがありました。 今後の梅雨時期の雨次第でコースが崩落する可能性は否定出来ないと思います。秩父多摩甲斐国立公園内でも、特別地域に指定されている場所ですので、公園内を管理・監視する方々が知っているとは思いますが、今後、このコースを利用して山行を計画される方は、気象情報と共に国立公園管理事務所や雲取山荘ホームページ等の最新情報を、常に気にかけておいた方が良いと思います。 補足ですが、霧藻ヶ峰休憩舎は平日のためなのか、16〜17日の両方とも店が開いておりませんでした。週末だけの営業なのかどうかまでは分かりません。 |
写真
装備
個人装備 |
1/25,000地形図 国土地理院発行
山と高原地図 雲取山・両神山(2013年版)
シルバコンパス
トレッキングポール 1組、収納袋共
帽子
雨具 レインスーツ、折り畳み傘
携帯電話
単眼鏡
カメラ
メモ帳 筆記用具共
携行食 カロリーメイト、飴等
救急セット カットバン等
保険証 運転免許証共
着替え スタッフバッグ共
タオル
ゴミ袋
ペットボトル飲料 飲料水
ナイフ ビクトリノックス・トラベラー
ヘッドライト
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感想
20年ぶりに三峯神社から雲取山まで歩きました。深い原生林の中で鳴り止まぬツツドリやコマドリの美しい声、四方から鳴り響くアカゲラが樹を突くドラミングの音、遠くから響き渡る甲高い野生鹿の鳴き声、薄暗いツガ・シラビソの原生林等、天候にはイマイチ恵まれませんでしたが、十分に雲取山の美しさを堪能出来ました。
そのためなのか、平日なのに思いのほかハイカーも多くて、雲取山荘に宿泊した客は25人ほどいたそうです。やはり雲取山は、首都圏にもっとも近くて自然が豊かな、人気が高い山なのだとあらためて痛感した山行でもありました。
ただ残念なのは人気がある山の宿命なのか、コース上のゴミが以前も増して増えていたことです。今回の中で特にひどかったのはコース上の「前白岩の肩」。環境庁が設置した木製看板の柱の下へ、大量の空き缶が袋に入れられてまとめて捨てられており、個人ハイカーが良心で処分できる量をはるかに超えておりました。私としてもただ大量のゴミを見ただけで、何の対応をする事も出来ませんでした。
それから、非常に気になり心配した事もありました。それは、今年の大雪の影響のためなのかどうかは分かりませんが、雲取山荘直下の雲取ヒュッテの廃屋が完全に倒壊しておりました(添付写真参照)。
これはコース脇にあるから見栄えの点で早く対応して欲しいと言うわけではなく、倒壊した廃材が台風などの強風で回収が困難な場所等へ飛散したり、何らかの原因で火災もしくは何らかの災害を起こす前に、何とか諸官庁が早急に手を打って、安全になる様な十分な対応をして欲しいと願うばかりです。当然、白岩小屋の廃屋は未だ倒壊はしておりませんが、こちらも出来るだけ早い対応をして、安全に整備して頂いた方が良いと思います。
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