記録ID: 4679736
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無雪期ピークハント／縦走
飯豊山
飯豊山（弥平四郎→大日岳ピストン1泊2日）
2022年09月10日(土) 〜
2022年09月11日(日)
asama1964
- GPS
- 32:00
- 距離
- 33.7km
- 登り
- 2,839m
- 下り
- 2,825m
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1日目
- 山行
- 9:21
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 11:25
10:44
11:43
10分
本山テント場
14:55
14:59
5分
御西岳避難小屋
15:04
15:07
32分
御西岳
15:39
15:40
14分
駒形山
15:54
15:58
12分
飯豊山
16:10
16:11
4分
本山小屋
16:15
本山テント場
| 天候 | 1日目：晴一時ガス 2日目：晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
わずか林を緩く進むと急な登りが始まる。前回より下り補助用のロープが増えたようだ。
急な登りが終わると緩い道が少しあり、またやや急な登りで飯豊本山へと続く支尾根稜線の上ノ越に着くので、先に備えて補給しておく。
1
9/10 6:02
急な登りが終わると緩い道が少しあり、またやや急な登りで飯豊本山へと続く支尾根稜線の上ノ越に着くので、先に備えて補給しておく。
尾根を進むとピークの巻岩山が見える。日差しがある場所と樹林を歩く場所もあり、暑い日はきつい登りだ。
巻岩山を過ぎ、疣岩山頂付近からぐるっと回った大日岳の姿が見えていた。
疣岩山先からガスがかかり三国岳避難小屋は周りが何も見えない。ほとんど人に会わなかったが、ここまでくると川入から登ってくる人が多いので、急に登山者が増える。
9/10 8:05
疣岩山先からガスがかかり三国岳避難小屋は周りが何も見えない。ほとんど人に会わなかったが、ここまでくると川入から登ってくる人が多いので、急に登山者が増える。
三国から種蒔まで細かいアップダウンが続くので重荷にはきつい。足元が悪いので注意しましょう。
種蒔からは緩い道になり下ると大日杉分岐を過ぎ、切合避難小屋に着く。最初はガスで展望はなかったが、休んでいるとガスが取れそうになり
1
9/10 9:22
種蒔からは緩い道になり下ると大日杉分岐を過ぎ、切合避難小屋に着く。最初はガスで展望はなかったが、休んでいるとガスが取れそうになり
出発間際にパ〜っと緑と青空の景色に変化。9月だが紅葉前の緑が眩しい。草履塚の右には本山小屋手前のピークも見えていた。
岩場の御秘所を通過した先から御前坂の急な登りが待っている。本山までならここが最後の急登り。
坂の上部から左に大日岳、御西岳など眺める。雪の豊富な山なのでまだ雪渓が残っているね。
坂を登りきった鞍部が本山テント場、すぐ先には本山小屋が見える。時間が早いのでテントはまだ数張り。いつもは風が大日側から抜けていくんだけど、この日は右の逆側から風が強く吹き、風に飛ばされないよう張る場所を考えてテントを設営。
9/10 10:45
坂を登りきった鞍部が本山テント場、すぐ先には本山小屋が見える。時間が早いのでテントはまだ数張り。いつもは風が大日側から抜けていくんだけど、この日は右の逆側から風が強く吹き、風に飛ばされないよう張る場所を考えてテントを設営。
1晩の家ができたら、軽くなったザックで本山小屋へ。受付を済ませて神社に参拝し安全登山を祈願。
本山小屋から飯豊本山まではゆっくり15分程度、緩い尾根道を進む。右手には烏帽子、梅花皮。北股など、飯豊連山の主峰達が見え、右奥は懐かしい朳差かな。
9/10 11:58
本山小屋から飯豊本山まではゆっくり15分程度、緩い尾根道を進む。右手には烏帽子、梅花皮。北股など、飯豊連山の主峰達が見え、右奥は懐かしい朳差かな。
飯豊本山山頂着。尖ったピークではないが360度の展望がありいいとこです。ここから大日岳までは距離はあるが、時間もまだ早いし軽身になたので大日岳まで行ってこよう。
1
9/10 12:12
飯豊本山山頂着。尖ったピークではないが360度の展望がありいいとこです。ここから大日岳までは距離はあるが、時間もまだ早いし軽身になたので大日岳まで行ってこよう。
御西岳避難小屋までは距離はあるがゆる〜い稜線歩き。ただ、拳程度の石がゴロゴロしてて足元はには注意だ。懐かしい御西小屋。初めて寄ったときはもっとボロくて酔っ払いの小屋番がいたんだな。2回目の時はこの姿だった。
2
9/10 13:02
御西岳避難小屋までは距離はあるがゆる〜い稜線歩き。ただ、拳程度の石がゴロゴロしてて足元はには注意だ。懐かしい御西小屋。初めて寄ったときはもっとボロくて酔っ払いの小屋番がいたんだな。2回目の時はこの姿だった。
御西小屋から大日岳までは一旦下って登り返しになる。最後の登りが結構こたえます。
急な登りが終わるとすぐ先に山頂の標柱が見える。その右奥は西大日岳にだね。
北は谷を挟んで飯豊の主脈、左に北股岳、右に梅花皮岳と近くに烏帽子岳。鞍部に梅花皮小屋がちっこく見えている。
今夜の家まで帰らなければならないので、長居せず写真撮ったら戻ります。
御西小屋まで下って緩く登り返し。来た時よりテントが少し増えたようだ。
御西小屋で小休止したら御西岳の三角点（こちらがほんとの三角点）から飯豊本山を眺めてから先へ。しかし、途中から足の指が結構痛くなってペースダウン。
9/10 15:07
御西小屋で小休止したら御西岳の三角点（こちらがほんとの三角点）から飯豊本山を眺めてから先へ。しかし、途中から足の指が結構痛くなってペースダウン。
たいした登りではではないがやっと飯豊本山に戻ってきました。ここまでくると吹いていた風がやや冷たくなってきていた。
本山テント場もテントが増えました。テントに戻って足を確認すると雨降後の朝露で濡れた靴下で歩いていたのでふやけた足指数本の皮が剥けて靴擦れ状態。バンドエイドで応急処置しました。
9/10 16:14
本山テント場もテントが増えました。テントに戻って足を確認すると雨降後の朝露で濡れた靴下で歩いていたのでふやけた足指数本の皮が剥けて靴擦れ状態。バンドエイドで応急処置しました。
軽く飲んだら夕食は定番のカレー。カレーって疲労でほかの物が嫌な時も何とか飲べられるのでありがたい。
日が沈むと代わりに反対側の蔵王連峰から十五夜の満月が出てきていた。
夜には風が弱まり、早朝、お月様が大日岳の上ででかく光っていた。小屋番さんに聞いた4時すぎの人工衛星を小屋前で皆さん眺めてから戻って日の出前に朝食。
1
9/11 3:40
夜には風が弱まり、早朝、お月様が大日岳の上ででかく光っていた。小屋番さんに聞いた4時すぎの人工衛星を小屋前で皆さん眺めてから戻って日の出前に朝食。
朝食後は用足しついてに、再び本山小屋へ。日の出前の朝日連峰。わずか鳥海山と月山が見えていた。
蔵王連峰の右、雲の中から綺麗にご来光。今年は中々見られなかったので感慨深い。
朝日を楽しんだら戻ってテント撤収。張った時は風があって先にペグ打ちしたが朝は風もほとんどなく楽だった。準備できたら出発するが山の合間に新潟のビルが見えていた。
9/11 6:09
朝日を楽しんだら戻ってテント撤収。張った時は風があって先にペグ打ちしたが朝は風もほとんどなく楽だった。準備できたら出発するが山の合間に新潟のビルが見えていた。
往路はガスで何も見えなかった種蒔から振り返ると切合小屋や本山小屋手前のピークが見えていた。
風があまりなく気温が上がってきたころ三国岳避難小屋へ到着。ここからも本山近くが見えていた。
小屋から川入方向へ向かう剣ヶ峰の岩稜道を眺める。次に来るときは川入から上がってこようかな。
前日足を伸ばした大日岳、右には御西岳。本山も眺めて満足して先へ。
巻岩山からやや急な下り。上ノ越で小休止したら登山口までの下りへ。しかし途中から靴擦れが痛くなってゆっくりペースにしていく。
2年前に友人が転倒した場所がなんとなくわかりました。この先から急な尾根道になっていく。
撮影機器：
感想
飯豊山は5回目。最初は平成9年8月の山中4泊5日、数人の仲間と朳差岳から三国岳まで避難小屋泊で歩き、戻った本山から大��尾根を下ったんだけど、御西小屋の酔っ払い小屋番、当時は崩れそうで幽霊が出そうな三国避難小屋、御西の酔っ払い小屋番が山の上から無理やり予約してくれた民宿に下山後泊まると同宿の酔っ払い釣り客にからまれて、山以上にディープな飯豊だった。
2回目はそれから18年後の平成27年9月の1泊2日、今回と同じルートをソロでテン泊。1日目で新しくなった御西小屋でテン泊してテント撤収して大日岳山頂でご来光を見てから来た道を戻った。
3回目は平成29年9月の1泊2日、山形側の飯豊山荘から梶川尾根を登り門内、北股、梅花皮、御西と歩き、御西で小屋泊。大日でご来光を見てから戻って飯豊本山まで足を伸ばした。大��尾根末端の橋が通行できなかったので、御西から往路の稜線を戻って最後は地神山から丸森尾根を下った。
4回目は2年前の8月、山2泊3日。仲間数人と弥平四郎から三国岳を通り切合小屋でテン泊。強風の中、飯豊本山までは何とか行って戻ってきた。往路では熱中症で足が攣って別行動の三国小屋泊りの同行者が出たり、雨に降られ、上ノ越からの下りで転倒負傷により消防のお世話になった友人もいて、みんな無理はできない年齢になってしまったんだなあと痛感した年となった。
今回5回目で1泊2日、自分の体力を確認する上でも大日まで行きたいなあと思っていたので、日頃の体力維持運動のおかげか、素晴らしい天気の飯豊稜線を歩き、広範囲の靴擦れはおまけだったが、その分じっくり歩くことができたので良しとしましょう。
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