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Yamareco

記録ID: 4866856
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ハイキング
氷ノ山

鳴滝山〜東山 巨木の森と展望に遊ぶ🍁

2022年11月03日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:32
距離
9.5km
登り
638m
下り
648m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:50
休憩
0:44
合計
5:34
8:14
129
スタート地点
10:23
10:24
82
11:46
12:29
79
13:48
ゴール地点
登山口から時計回りで周回。山頂稜線への尾根道はゆったりとした勾配を上り下り。山頂前後のみ急で,雨後は滑りやすく注意。稜線は膝下までのササやシダが茂るが,どこでも歩くことができる。
天候 ☀晴れ☀
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岡山市内から美作道で湯郷〜奈義〜智頭,紅葉の芦津渓谷の狭隘路を通って現地へ。
コース状況/
危険箇所等
鳴滝山の取り付きは杉林の林道,表示等はなくピンクテープ等を探して適当に上がり尾根を辿る。ゆったりした尾根道はどこでも歩ける。鳴滝山〜東山稜線の前後はシダやササの中に踏み跡が残る。東山からの下りもゆったりした尾根道。足下の青杭を辿りながら周回。
その他周辺情報 芦津渓谷は紅葉真っ盛りで,鳥取県民に大人気。帰路,すれ違いが多く時間がかかった。車を停められず三滝ダムや二ツ滝も寄らず。行きに道草しとけばよかったとちょっと後悔...。
紅葉の芦津渓谷をドライブし登山口へ。先行車2台あり。道中の紅葉は見事。青空の下,先達のログを頼りに時計回りに周回します。
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紅葉の芦津渓谷をドライブし登山口へ。先行車2台あり。道中の紅葉は見事。青空の下,先達のログを頼りに時計回りに周回します。
まっすぐなスギの木立が並ぶ。本当にいい天気で,またまた日焼けしそうです。
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まっすぐなスギの木立が並ぶ。本当にいい天気で,またまた日焼けしそうです。
尾根沿いのモミジ。麓のあたりの紅葉は見事でした。
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尾根沿いのモミジ。麓のあたりの紅葉は見事でした。
鳴滝山への尾根道は巨木の続く楽しい上り。変わった形のスギがいくつも出迎えてくれるので飽きません。
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鳴滝山への尾根道は巨木の続く楽しい上り。変わった形のスギがいくつも出迎えてくれるので飽きません。
ナラもブナもトチノキも続く。このアングル,変身するウルトラセブンを妄想。
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ナラもブナもトチノキも続く。このアングル,変身するウルトラセブンを妄想。
枯れた木が至る所で通せんぼ。木の中から別の木が根を張って伸びています。
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枯れた木が至る所で通せんぼ。木の中から別の木が根を張って伸びています。
スギの枯れた株の中に茂ったカエデの紅葉。巨木の立ち並ぶ様だけでも,この尾根を歩く価値あり。大菩薩嶺石丸峠から小菅に至る牛の寝通りに通じるものがあった。
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スギの枯れた株の中に茂ったカエデの紅葉。巨木の立ち並ぶ様だけでも,この尾根を歩く価値あり。大菩薩嶺石丸峠から小菅に至る牛の寝通りに通じるものがあった。
スターウォーズの宇宙人って,こういう樹木からインスパイアされたん?
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スターウォーズの宇宙人って,こういう樹木からインスパイアされたん?
尾根道,モミジが真っ赤っか。青空だとやはり美しい。
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尾根道,モミジが真っ赤っか。青空だとやはり美しい。
ウリハダカエデも美しい。落ちたての葉っぱが絨毯のように敷き詰められていて,上を見ても下を見てもいい。
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ウリハダカエデも美しい。落ちたての葉っぱが絨毯のように敷き詰められていて,上を見ても下を見てもいい。
ときどきナナカマドも美しい。巨木の尾根は紅葉も楽しい道です。
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ときどきナナカマドも美しい。巨木の尾根は紅葉も楽しい道です。
モミジは本当に鮮やか。上に行くほど落葉が進んでいた。ブナは葉が枯れて落ちたものが多かった。
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モミジは本当に鮮やか。上に行くほど落葉が進んでいた。ブナは葉が枯れて落ちたものが多かった。
鳴滝山手前1228mピーク。冬枯れたブナの森を抜け,鞍部にいったん下る。
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鳴滝山手前1228mピーク。冬枯れたブナの森を抜け,鞍部にいったん下る。
ここのカエデはオレンジ,黄色系。青空に映える。
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ここのカエデはオレンジ,黄色系。青空に映える。
かちかちサルノコシカケ。倒木や枯れた木に生えている。
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かちかちサルノコシカケ。倒木や枯れた木に生えている。
最後に鳴滝山への直登。ブナの木点々。丈の低いササ原が広がる。ここは踏み跡が不明瞭。構わず這い上がる。
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最後に鳴滝山への直登。ブナの木点々。丈の低いササ原が広がる。ここは踏み跡が不明瞭。構わず這い上がる。
本日一座目,鳴滝山(なるたきさん)1287mとうちゃこ。三等三角点があります。
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本日一座目,鳴滝山(なるたきさん)1287mとうちゃこ。三等三角点があります。
これから進む東山への稜線。岡山方面,後山や那岐山は雲を被っている。こっちはぴーかんです。
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これから進む東山への稜線。岡山方面,後山や那岐山は雲を被っている。こっちはぴーかんです。
そして東側にはお久しぶりの氷ノ山がでんと横たわる。若桜方面,眼下の三倉富士の尾根は紅葉が真っ盛り。
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そして東側にはお久しぶりの氷ノ山がでんと横たわる。若桜方面,眼下の三倉富士の尾根は紅葉が真っ盛り。
ササの中に踏み跡が伸びる。ところどころ不明瞭だが,尾根沿いに進んでいけるので安心。
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ササの中に踏み跡が伸びる。ところどころ不明瞭だが,尾根沿いに進んでいけるので安心。
左手に若桜方面の眺望を独り占めにしながら歩く。扇ノ山の雲は取れた。氷ノ山との間には陣鉢山?のとんがりが目立つ。
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左手に若桜方面の眺望を独り占めにしながら歩く。扇ノ山の雲は取れた。氷ノ山との間には陣鉢山?のとんがりが目立つ。
稜線のブナは冬支度を完了。氷ノ山を背景に東山のとんがりをめざして,うねるササ原を快適にさんぽ♪。
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稜線のブナは冬支度を完了。氷ノ山を背景に東山のとんがりをめざして,うねるササ原を快適にさんぽ♪。
振り返ってもいい気分♪。冬もいい感じになりそう。積雪期のアプローチは大変そうですが...。
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振り返ってもいい気分♪。冬もいい感じになりそう。積雪期のアプローチは大変そうですが...。
葉を落とし忘れ,紅葉したままのブナにもたまーに出会う。
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葉を落とし忘れ,紅葉したままのブナにもたまーに出会う。
稜線の快適な道から東山への上り。白骨樹とササ原の景観は四国の山っぽい。山頂の前後は急です。
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稜線の快適な道から東山への上り。白骨樹とササ原の景観は四国の山っぽい。山頂の前後は急です。
急登を耐えると,東山の山頂が見えてきた。ここまでにすれ違った人は6人。予想以上に人がいました。いい山ですから。
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急登を耐えると,東山の山頂が見えてきた。ここまでにすれ違った人は6人。予想以上に人がいました。いい山ですから。
東山(とうせん)1388mとうちゃこ。団体さんがにぎやかに過ごされていました。糸白見の登山道では草刈り機の音が響いていました。岩を譲っていただき昼ごはんタイム。しばらくのんびり。
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東山(とうせん)1388mとうちゃこ。団体さんがにぎやかに過ごされていました。糸白見の登山道では草刈り機の音が響いていました。岩を譲っていただき昼ごはんタイム。しばらくのんびり。
扇ノ山。よい天気になりました。あちらから見た東山はとても形のよい山容でした。今日はこちらから。
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扇ノ山。よい天気になりました。あちらから見た東山はとても形のよい山容でした。今日はこちらから。
扇ノ山と氷ノ山の間の陣鉢山。とがっているので目立つ。登山道もあるようだ。
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扇ノ山と氷ノ山の間の陣鉢山。とがっているので目立つ。登山道もあるようだ。
氷ノ山の避難小屋がよく見えた。大賑わいなことでしょう。
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氷ノ山の避難小屋がよく見えた。大賑わいなことでしょう。
若桜方面から東山と並んで見える沖ノ山。こちらも近年よい道が開かれているらしいとの情報。ぜひよい時期におじゃましたい。
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若桜方面から東山と並んで見える沖ノ山。こちらも近年よい道が開かれているらしいとの情報。ぜひよい時期におじゃましたい。
昼からは後山方面も雲が取れた。大きな山塊が姿を現した。
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昼からは後山方面も雲が取れた。大きな山塊が姿を現した。
遠くに雲の中から那岐山が姿を現した。鳴滝山からの伯耆大山は今日も恥ずかしがって,船上山しか見えず。
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遠くに雲の中から那岐山が姿を現した。鳴滝山からの伯耆大山は今日も恥ずかしがって,船上山しか見えず。
後山方面の景色を眺めながら,ササの登山道を下る。
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後山方面の景色を眺めながら,ササの登山道を下る。
振り返る。東山はササ原の上。氷ノ山の見納め。
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振り返る。東山はササ原の上。氷ノ山の見納め。
こちらも広い尾根道を辿りながら下っていく。大きな沢筋のブナ。かろうじて紅葉が残る。
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こちらも広い尾根道を辿りながら下っていく。大きな沢筋のブナ。かろうじて紅葉が残る。
最後は尾根道から林道に出る。真っ青な空が続いた最高の山日和でした。鼻の頭が赤くなった...。
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最後は尾根道から林道に出る。真っ青な空が続いた最高の山日和でした。鼻の頭が赤くなった...。
行き止まりの作業林道から山の斜面を直降。舗装路に出たらゴールはすぐ。渓谷の道沿いの紅葉は見頃。
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行き止まりの作業林道から山の斜面を直降。舗装路に出たらゴールはすぐ。渓谷の道沿いの紅葉は見頃。
登山口に帰ってきた。車が6台になってた。
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登山口に帰ってきた。車が6台になってた。
帰路にて。芦津渓谷の車道は彩が豊かでした。三滝ダムを見て帰ろうかと思ったが,駐車場はいっぱいでやめました。紅葉が見事なところです。
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帰路にて。芦津渓谷の車道は彩が豊かでした。三滝ダムを見て帰ろうかと思ったが,駐車場はいっぱいでやめました。紅葉が見事なところです。

感想

天気特異日の文化の日,氷ノ山,扇ノ山方面は晴れ予想。この辺りで気になっていた東山へ行ってみた。鳥取県若桜町と智頭町に跨る東山(トウセン)は千種方面から見える形のいい山。先達の情報を頼りに鳴滝山を経由して時計回りで周回する。
県南の道中,霧が濃く行き先の空模様が少し不安になったが,朝の芦津渓谷は青空が広がっていた。絶好の山日和。
鳴滝山,東山の登山口は重機で開かれた杉林から適当に取り付く。鳴滝山へは杉林の中に鮮やかな紅葉を眺めながら上がる。この道の魅力はどこまでも続く巨木の連なり。スギ,ミズナラ,トチノキ,ブナと奇妙な巨木が尾根道のど真ん中で通せんぼする。大菩薩石丸峠から小菅に抜ける牛の寝通を思い起こした(今日はスギが多かった)。頂上までの標高差はわずか。ゆったりとした上り勾配が続く。鳴滝山手前,ササの茂った踏み跡の薄い急勾配を上りきると千種方面のパノラマが広がった。那岐山,後山,遠く伯耆大山は雲の中。扇ノ山,氷ノ山には青空が広がっていた。鳴滝山でパンをかじってから,東山へ稜線歩き。左手に氷ノ山,扇ノ山をずっと眺めながら静かな道を歩く。東山までにすれ違った方は6人。
東山山頂は団体さんで賑わっていた。山をよく知る方から,最近になって人が増えたことを伺う。団体さんがいなくなった後にランチしていると,地元の草刈りの方が糸白見から上って来られた。「10年ぶりの草刈りです。」と笑っておられた。もう1名,三倉富士,鳴滝山と歩いて来られた健脚ハイカーさんも糸白見へ下って行かれた。
下りで景色をおっかけて歩いていると,大乢方面に下りかけてヤマレコ・ルートガイドに注意される。注意力散漫な人には便利な機能だと思いました。
稜線のブナの紅葉は完全に終わり,冬支度が始まった若桜の山。快晴の空の下,巨木の森と眺望で遊んだ静かな一日でした。

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