記録ID: 49574
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無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
黒姫山〜錦秋の山麓・眺望の山頂・癒しの火口原を満喫、黒姫高原発着の周遊コース
2009年10月19日(月) [日帰り]
- GPS
- 08:38
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,436m
- 下り
- 1,424m
コースタイム
黒姫高原<町営駐車場>9:04-9:19黒姫童話館9:21-(9:34林道出合い-9:47表登山道出合い-10:02二合目<弘法清水上>-10:03林道横断)-10:13しなの木[R1]10:18-(10:30七曲り下-10:56四合目<七曲り上>)-11:16五合目<日ノ出岩>[R2]11:22-(11:39六合目<ぶな林帯>-?七合目<だけかんば帯>-12:19八合目<ひかりごけ>-12:41九合目<あおとど帯>-12:46稜線出合い)-12:59黒姫山頂上[R3・L]13:37-(13:47頂上下コル<峰ノ大池分岐>)-14:08峰ノ大池[西登山道下見約30分]14:45-(14:46七ッ池分岐)-14:52七ッ池[R4]15:08-(15:23しらびそ平)-15:37黒姫乗越15:38-16:01越見尾根[R5]16:06-16:30姫見平16:31-17:21望湖台17:22-17:42黒姫高原<町営駐車場>
【実働】6時間46分
【実働】6時間46分
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
黒姫高原には数箇所の広い無料駐車場があるが、登山者向けには黒姫高原バス停から少し下った十字路北側の町営駐車場が指定されている。 JR黒姫駅から黒姫高原経由で黒姫童話館まで路線バスが運行されている。 また、コスモス園開園時期には黒姫高原から望湖台までのパノラマリフトが運行されており、行程短縮に利用できる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース概要・状況】 ●黒姫高原-表登山道-頂上 童話館前までは舗装道路。童話館北側から林道に入り、御鹿池の下を通ってしばらく行くと分岐に出る。ここはどちらに行っても表登山道に出合うが、折り返して右のゲートの先に進む方が近道。 表登山道に入り、先ほどの林道にもう一度出合うと程なく三合目"しなの木"に到る。次第に傾斜が増し、南向きの急斜面トラバースから右に切り返すと"七曲り"となるが、その名の印象ほどきつい登りではない。"七曲り"の区間は1,100m〜1,240m付近であり、2.5万分の1地形図で1,470m〜1,540m付近に屈曲が描かれているのは誤り。 五合目"日ノ出岩"を過ぎるとルート上に露岩が現れ始め、六合目"ぶな林帯"付近まで急登、いったん緩やかになったあと、七合目"だけかんば帯"付近から詰めの急登に入る。八合目"ひかりごけ"の前後は露岩と根っこの急登の中でルートが頻繁に細かく方向を変えるので、ガスのある時や残雪のある時期などはルートをはずさないよう注意する。九合目"あおとど帯"の平らな林地も状況によっては迷いやすいが、ここは右折すると心得て緩やかに登れば程なく稜線に出る。あとは頂上まで一息の距離。 なお、表登山道の"しなの木"から上の各合目に従来から備えられていた標識は、この夏のうちに新しい緑色のものに付け替えられているが、迷いそうなポイントでのマーキングなどは、まだ十分とはいえない。危険な箇所は特にはない。 ●頂上-火口原-黒姫乗越 頂上から西新道側に下り、鞍部の分岐から峰ノ大池へと向かう。下るにつれ岩ゴロの涸れ沢状の道となり、勾配が緩やかになると間もなく七ッ池分岐のある峰ノ大池のほとりに出る。 七ッ池一帯は池塘の点在する笹原の気持ちよい道。さらに進むとオオシラビソの樹林となり、やがて火口壁を緩く登って稜線上の黒姫乗越へと到る。 この区間では、峰ノ大池へ下る道の中間部付近がやや曖昧な感じであり、通常ならそれほど問題はないが、残雪時やガスのあるときに逆ルートで登る場合などは、細かな枝沢に入り込んでルートロストしやすいので注意する。また、オオシラビソ樹林の中の"しらびそ平"付近は、歩ける範囲が広がるのでかえって迷うこともある。マーキングも貧弱で時間ロスを招きやすいので、条件が悪いようなときには安易に火口原には下らない方がよい。 ●黒姫乗越-小泉登山道-黒姫高原 黒姫乗越から越見尾根までは急勾配のきつい下りで、転倒注意。その先は姫見台まで細かなアップダウンを繰り返すトラバース道で、北東側のネマガリ付きの急斜面を踏み抜かないように気をつける。 ケルンのある姫見台から再び急な下りに入るが、天気が良ければゲレンデ一帯が下まで見渡せて安心感がある。最上部のリフト(廃止リフト)を左に見てゲレンデ内に入り、草地と木立の中を出入りしつつ大きくジグザグに下るうちに望湖台に着く。 望湖台からは、下に見えるコスモプラザの建物を目指してどのようにでも下ればよいが、夏から秋には一帯が有料のコスモス園になるので、その時期には登山者の通行ルートが外周に沿って指定されることがある。 【水場・登山ポスト・その他施設】 表登山道二合目に"弘法清水上"という古い標識があるが、付近に水場は見つからない。火口原の池の水は生飲には不適で、下山するまで水場はない。 トイレは町営駐車場の入口にあり、通年利用可能。 今回のルートでは登山ポストの近くを通らないが、表登山道を逆に下った"町民の森"付近に登山ポスト・トイレ付き休憩所・駐車場があるので、少し歩行距離は増えるがここを起点としてもよい。 【周辺情報】 温泉は黒姫温泉があり、黒姫童話館近くの"アスティくろひめ"で日帰り入浴できる。大人500円。 食事は通年営業施設としては信濃町IC隣の"道の駅しなの"、観光シーズンであれば黒姫高原内の"コスモプラザ"内レストランなどが利用できる。蕎麦屋は町内各所にあるが、営業時間は戸別に要確認。 国道18号線沿いにはコンビニ3店ほかスーパー・ドラッグストア・物産館などある。 【山頂からのパノラマ展望図】 http://www.kashmir3d.com/panomaga/htmlview.cgi?20010907 |
写真
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コメント
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山麓の牧歌的風景、山頂からの眺め、いいですね。
牛さんもそろそろ畜舎に戻る時期でしょうか。
雪の無い時期の山頂周辺はどうなっていますか?
岩や根っこで歩きづらいでしょうか?
高標山の翌朝、少し朝寝坊しましたが予定通り登ってきました。
黒姫山は、頂上稜線に近いところはどのコースから登っても岩や根っこは多いです。
山頂から黒姫乗越までの稜線部は長らく歩いていないので最近の様子はわかりませんが、岩ゴロ・倒木などで荒れ気味の歩きづらいルートなので、以前は火口原ルートの方が推奨されていましたが、最近は稜線ルートを歩く人の方が多いようです。
以前より整備されたのかもしれません。
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