富士山 村山古道 0mから3776mそして0mへ

2014年08月01日(金) 〜 2014年08月02日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 78.1km
• 登り: 3,806m
• 下り: 3,803m

コースタイム

1日目

• 山行: 18:10
• 休憩: 3:50
• 合計: 22:00

0:50 田子の浦
2:20 2:50 広見公園トイレ
3:00 3:50 村山古道 ラストコンビニ(閉店)
4:20 4:40 村山浅間神社
5:40 5:50 札打場跡の大ケヤキ
6:20 6:40 村山道−天照教林道交点
7:20 7:20 中宮八幡堂
11:10 11:30 六合目雲海荘
12:10 12:10 新七合目御来光山荘
12:40 12:50 元祖七合目山口山荘
13:20 13:30 八合目池田館
13:50 13:50 九合目萬年雪山荘
14:20 14:30 九合五勺胸突山荘
14:50 14:50 富士宮口頂上
15:00 15:20 剣ヶ峰
17:00 17:30 六合目雲海荘
22:50 富士市市内雨宿り

2日目

• 山行: 2:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:20

0:10 富士市市内
2:30 田子の浦港

天候

晴れのち雷雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

JR吉原駅南口の駅前に日貸駐車場をみつけそこに駐車

コース状況／危険箇所等

田子の浦から村山浅間神社までは地図を持っていれば迷うことはないです。しかし村山古道に入ると注意して目印を追っかけないと道に迷って藪漕ぎをする羽目になります。このコースは事前の下調べが必要です。

写真

7/26 12:38

スタートこの海岸から。

8/1 1:05

海から約1km進むと東海道線の踏切を渡る。

8/1 1:05

東海道線の踏切を渡ると「東海道」の標識。旅が始まった感じがする。

8/1 1:10

河合橋。

8/1 1:40

東海道の吉原宿の道標。この交差点を左折します。

8/1 2:35

とうとう現れた村山道の道標。左におかれている説明が気がなければただの石にしか見えませんが、昔の人はこれがあることでどんなに心強かったことか・・・。

8/1 4:18

8/1 4:52

村山浅間神社から10分程進むと視界が開けてきます。目指す頂上まではここから更に20kmのみちのり。

8/1 4:53

アスファルトで舗装されていた道が遂に終わります。

8/1 5:13

いきなりこんな道です。先に不安が残ります。

8/1 5:46

札打ち場。知らない間に「し」の字杉は通り過ぎてました。

8/1 6:59

富士山麓山の村にある緑陰広場。

8/1 7:32

中宮八幡の石室。これを正面に見て右に進みます。この先、正規ルートは沢を突っ切ります。突っ切らず沢を登ったため、コースを外れて藪漕ぎをするはめになります。

8/1 8:37

富士スカイライン（10.8km地点）との合流点。ここから先、傾斜がきつくなります。

8/1 9:47

標高2000mあたりの大倒木帯。

8/1 11:01

海を出て約10時間。ようやく六合目が見えました。

8/1 12:33

登山中に出会った若者たち。東京と伊勢の2箇所から互いに御神輿を担いで富士山で合流したとのこと。凄いです。

8/1 14:49

海を出て14時間。日本最高峰の剣ケ峰が見えてきたぁー！

8/1 15:08

やりました！日本最高峰を0mから登りました！！！

8/1 15:09

足下にある赤い丸がホントの最高地点。

8/1 16:52

標高3000m付近から下山方向を見る。海すら見えない。ゴールがもの凄く遠い。

撮影機器：

COOLPIX S60 ニコン

iPhone 5s Apple

感想

metro76

富士登山。今回はテーマがありました。それは『0 to Summit』、そして『Summit to 0』。このコースを登るにあたってルートは村山道から村山古道を通ると決めていました。地図を取寄せて、このルートを勉強して村山道と村山古道の知識を付けました。
8/1の0時50分に田子ノ浦(標高0m)をスタートし、走れる所は走り、歩く時はなるべく速いペースで村山浅間神社へ。神社から先、六合目まで水を補給できる所がないので山本商店の自販機で水分補給。この先も出来るだけ止まらずに標高を稼いで11時に六合目にたどり着く。富士スカイラインの合流地点から六合目までの登山道は倒木の影響で非常に歩きづらく、時間がかかった。六合目から先は傾斜がキツくなったものの、道がしっかりとあるのでペースは落ちずに済む。六合目の雲海荘で食事を摂る。ここのご主人に色々と村山古道の事を伺った。ここから剣ヶ峰までもなるべく止まらず登る。頂上で記念撮影して直ぐに下山。同じ六合目の雲海荘で夕食を摂る。ここから村山古道を下山しようと思ったが、暗くなると道に迷う可能性が高いので、下山は富士スカイライン、県道180号、富士山麓山の村などを通りながら下山。途中、豪雨と激しい雷のため商店の軒下で雨宿り。標高1000mから海までは足が痛く思うように歩けなかった。そして登山開始から25時間30分で無事に海まで辿り着いた。なお、一泊二日となっていますが、コースタイム編集上、そのようになっていますが実際は25時間の登山でした。
総距離90kmのロングトレイルでしたが標高0mからの富士山完全制覇はとても有意義な登山となりました。皆様も試してみては如何ですか？やる価値はありますよ！