未踏の大平尾根から三池岳へ周回【仙香池でまったり】

2014年09月06日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.9km
• 登り: 797m
• 下り: 782m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:55
• 休憩: 2:15
• 合計: 7:10

7:00 三池岳登山口
7:05 7:05 大平尾根取り付き
8:20 8:30 段木の見えるザレ
9:10 9:25 県境稜線に出る
9:45 10:05 段木
10:25 10:30 県境稜線に戻る
10:45 11:50 仙香池
12:20 12:20 八風峠
12:35 12:40 三池岳 三角点
12:55 12:55 お菊池
13:45 14:00 林道に出る
14:10 駐車地

天候

曇り　午後晴れ　蒸し暑い一日
【気温】
駐車地スタート時：23℃　　仙香池：22℃　　登山口に下山終了：25℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桑名IC〜R421石榑北からR306で四日市方面へ〜田光（たびか）で右折〜
八風（はっぷ）キャンプ場〜旧射撃場脇のスペースへ駐車
《5台ほどのスペース有り》

コース状況／危険箇所等

【大平尾根】
1）取り付きが少しわかりづらいですが、忠実に尾根芯を辿ります。
　くどいほどテープが有るので迷うことは無いと思います。
（マイナーコースなので楽しみにして来ましたが、少し興ざめです。）

2）展望には乏しく、岩場以外に変化も少ないので現在地が把握しづらい
　と思いました。

3）概ね急な尾根になるため、登りより下山時に注意が必要かと。

写真

9/6 7:07

大平尾根の取付き点を確認

9/6 7:34

岩場が現れる

9/6 7:45

尚も急登が続く。アキレス腱が伸びそうだ。

9/6 8:06

やっと傾斜が緩んだけど、このシャツは目印？忘れ物？

9/6 8:49

大きな岩を攀じると・・・

9/6 9:01

行く手を遮るような岩稜が現れた

9/6 9:09

尾根の雰囲気が明るくなると稜線まで僅かだ。

9/6 9:10

大平尾根が尽きて展望が開ける。

9/6 9:20

県境稜線と釈迦ヶ岳方面

9/6 9:24

ザレの展望突端。

9/6 9:28

突端から岩ヶ峰を

9/6 9:32

小さな花。

9/6 9:49

段木へ向かう

9/6 9:56

段木に到着。

9/6 9:59

段木から県境稜線を望む

9/6 10:22

県境稜線へ戻ろう

9/6 10:38

稜線上では貴重な水場だ

9/6 11:00

仙香池

9/6 11:14

池の畔で至福の一時を過ごす

9/6 12:02

捲き道を使わず仙香山を踏む

9/6 12:03

仙香山からみるレストロックと北仙香山

9/6 12:05

段木の尾根（中峠より）

9/6 12:10

The rest rock

9/6 12:14

The rest rock から釈迦ヶ岳方面を

9/6 12:16

北仙香山に上がって三池岳を

9/6 12:26

八風峠

9/6 12:39

三池岳中峰からの展望：釈迦ヶ岳へ延びる県境稜線

9/6 12:42

展望の乏しい三池岳本峰（三角点）

9/6 12:52

秋の花。ミヤマママコナ？

9/6 12:57

ザレのへりをトラバース

9/6 12:57

竜ヶ岳も霞んでいる

9/6 13:01

お菊池

9/6 13:45

崩壊した旧登山道

9/6 13:52

谷水で汗を流そう

撮影機器：

EXILIM Hi-ZOOM EX-H15 カシオ

感想

onetotani

週末の北アルプスへの遠征は、残念だが都合により延期に。
代わりに計画を繰り上げて、最近気になっている大平尾根に出掛けよう。

栗木谷から県境尾根に上がる顕著な尾根は三本有り、北から順に
段木尾根、大平尾根、岩ヶ峰尾根と呼ばれる。
段木と岩ヶ峰に挟まれた大平尾根については気になっていた。
山行記録は乏しいが、時々歩かれているようなので歩いてみよう。

旧射撃場脇の駐車地から僅かに戻った堅木橋を渡り、廃屋の奥から
薄暗い林の中へ入るとテープ目印が「大平尾根」取り付きを教えてくれる。

西に向かう尾根は薄暗くいきなり急登で始まる。
展望が無い急登に加え蒸し暑い。わずかの標高を稼いだだけですぐに
汗が噴き出す。
明快な尾根筋を左に栃谷の沢音を聞きながら、地形図に現れない10m未満の登降を繰り返し岩尾根を過ぎると一段と傾斜がきつくなる。
アキレス腱が伸びそうだ。
我慢して小さなピークまで登り切ると僅かに傾斜は緩み、木の根を
踏むようになる。

やがてザレの小さな展望地に出ると初めて段木〜稜線が眺められるが、
あいにく稜線にはガスが流れて展望は良くない。
（稜線に上がるまでまでここが唯一の展望地だった。）
標高を確認すると800mも近いので残りの距離は1/3程度だろう。

蒸し暑さのせいかペースがなかなか上がらず、苦しい・・・。
梢の隙間から見る隣の鏡岩が目線の下になる頃、岩やシャクナゲが
目立つ痩せ尾根を過ぎると行く手を遮るような岩稜部になる。

見た目より手掛かりもスタンスもしっかりしている岩場を越えると
やがて潅木と苔の混じった明るい雰囲気に変わると、傾斜が尽きて
展望が開けた県境稜線に合流する。

【展望の無い尾根をひたすら尾根芯に沿って辿った大平尾根は
変化に乏しく、面白みには欠けるかな・・・・。
しかしシャクナゲの咲く春や紅葉の時期はどうだろう？気になるな。】

大平尾根の下り口に突き出たザレ地からは西〜南側が展望できるが
今日の眺望は良くない。釈迦ヶ岳の往復は中止してこのまま三池岳へ
向かおう。

段木も踏んだし、途中の小谷で水を補給したし、今日こそ仙香池で
ゆっくりしよう。

仙香山への登りから縦走路を外れて窪地へ降りる。
笹とブナに囲まれてひっそりと水をたたえる仙香池は全く音が消え、
まるで別世界に居るようだ。
鏡のようにブナや青空を映す穏やかな池の畔を一人占めして
まったりと昼食タイムを過ごす。
笹の窪地は茸が顔を出し、トンボが飛び交って早くも秋の気配だ。

再び縦走路へ戻ると太陽が照りつける天気に回復していたが、
眺望は相変わらずスッキリしない。
急ぐ時間でもないので三池岳からのんびりと東尾根（城の尾）を
下ろう。

コメント

totok

また知らない道だ
こんにちは。お疲れ様です。
大平尾根，また知らない道でした。勉強になりました。
いつも，ありがとうございます。
レストロックの山が，北仙香山と言うのも初めて知りました。

仙香池，大好きです。この辺りの県境尾根は，本当に良いですね

onetotani

Re: また知らない道だ
totokさん　今晩は。

釈迦ヶ岳から稜線を北上した時に眺めた顕著な尾根筋が気になっていました。
取り付きから忠実に尾根芯を辿りましたが、シャクナゲの春や紅葉の秋にも
良いかなと感じました。

今回は眺望の関係でまったり登山でしたが、仙香池でゆっくりと静かな一時を
送れました。

kazu97

少しだけ秋の気配
onetotaniさん
こんばんは
未踏の地を歩く事って心ワクワク
少しドキドキという感じですよね。
見るもの全てが新鮮で良いものじゃなかったでしょうか？
レコを拝見するに鈴鹿にも少し秋がやって来たようで楽しみです。
天候も安定してきたようで秋山が
楽しみですね✌

onetotani

Re: 少しだけ秋の気配
kazu97さん　今晩は。
又一つ気になるコースを歩いて来ました。
未知のコースは期待と不安？が混ざって興味深々な気持ちになります。

まだまだ鈴鹿の山も広いですね。

komaki

onetotaniさん、こんにちは。
県境尾根、早くも秋の気配ですね。
あの稜線に、池があって、オタマジャクシが
いるとは、びっくりです。静かで、いい感じですね。
白馬のリベンジ、ぜひ、好天になりますように！！

onetotani

Re: onetotaniさん、こんにちは。
komakiさん　今晩は。

蒸し暑く、眺望もすっきりしないので、まったり登山に切り替えました。
山中で出逢ったのは段木のピークと八風峠での計二人と、
全く静かな山でした。

天気が不順で久しぶりの山でしたが、日に日に秋の気配が
濃くなるんでしょうね。

来週こそ、遅ればせながら「夏山」を味わいに小蓮華へ行きたいな。

追伸：白山はいかがでしたか？　期待通り展望は楽しめましたか？