北岳
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,688m
- 下り
- 1,687m
コースタイム
9/14 6:18北岳肩の小屋→7:09北岳山頂7:41→8:18北岳肩の小屋8:35→9:03小太郎分岐→10:27二俣10:46→12:45広河原
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・奈良田始発バス利用の場合、山梨交通の対応悪く登山者多い場合でも増便無く、バス3台のみで乗り残し有り。その場合、広河原から戻るバスを利用するしか無く、2時間余り待たされる為、登山計画の見直しを迫られる。それでも乗り残しされた場合は、登山中止も有り得る。 ・広河原山荘脇コース分岐表示悪く、白根御池コースと大樺沢コースを見誤る可能性高く要注意。 |
写真
感想
“老人よ、野望を抱け”をスローガンに大胆なる白峰三山縦走を目論みる夢見隊の総勢2名は、北岳頂上より雲海に見え隠れする眼下の縦走路を眺め、涙をのみ踵を返してもと来た登山路を下った。
出発前日奈良田駐車場で計画遂行を祈願し、アルコールをしこたま飲んだ甲斐あり、翌朝極めて絶不調。それでも、始発バスに間に合う様にバス停に並ぶ。しかるに、順番待ち登山者の想像を絶する数に、一抹の不安を覚える。案の定、山梨交通監視員不在で出発間近に社員登場、何とバス3台のみで増便無し、始発乗り漏れ登山者続出。こともあろうに案内では、広河原とピストン輸送で第二次便は2時間後。我ら夢見隊もその第二次便を仰せつかり、広河原着何と7時半を廻る時刻。更に、急ぎ大樺沢コースに入ろうと分岐表示を見るも、無残にも白根御池小屋コースを選んだ事に気付かず、アルコール抜けを只管願い続けた。しかし、余りに急登が続き変だと気付いたとき既に遅し、白根御池小屋にバテバテで辿り着く。更に、『草つき』なる急傾斜を登り切った時、最早北岳山荘泊は露と消え、北岳肩の小屋に命カラガラ逃げ込み一日は暮れた。
その夜、2人して密談せし結果、我ら夢見隊総勢二名は、遙かなる野望を捨て、北岳山頂にて地球の地平線を拝み、地球の安泰を願う事に計画変更。当初計画したルートを辿り下山する事にて、翌朝を迎える。しかるに、何と神は見捨てず、最高の天気を我ら夢見隊に与えてくださった。日の出も拝め頂上に立ち360度殆どの日本の山々を一望でき、極めて満足であった。余りに興奮し過ぎ、大切な一眼レフを落とし、レンズカバーにしていた偏光レンズにヒビを入れ変形させる始末。偏光レンズを外すすべなく、二人の写真を織り込みヤマレコに掲載する策を講じる事とした。
下山後、温泉探しに右往左往し焼き肉パーティーの場所に裏切られたが、酒をあおり焼き肉を貪り、新たなる野望を生み出す鋭気を養い、山旅を終えた。
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