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記録ID: 511138
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ハイキング
剱・立山

鍬崎山(信州・越中名山ツアーPt.2:埋蔵金と北アの展望は!?)

2014年09月14日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.6km
登り
1,237m
下り
1,240m

コースタイム

日帰り
山行
6:37
休憩
1:25
合計
8:02
6:50
6:56
38
7:34
7:41
5
7:46
7:46
26
粟巣野下山道分岐
8:12
8:17
60
ネズコ大木の小平地
9:17
9:23
69
独標
10:32
11:14
41
11:55
11:59
72
独標
13:11
13:22
32
13:54
13:58
24
天候 晴れのちガス
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
らいちょうバレーの家族旅行村・ゴンドラ乗り場近くに駐車可。8月と土休日は鍬崎山登山者向けに朝6時からゴンドラ営業。最終下山は16:30。(乗り遅れそうな場合は大品山ないし瀬戸蔵山からエスケープの下山路あり)
コース状況/
危険箇所等
独標手前の岩場登路、一番下の鎖場ボルト(結構重要…)が微妙に斜めになっており、体重をかける際は要注意!その他、コース中特段の危険・不明瞭箇所などなし。
二日目は富山に移動。夜半前の雨も上がり、爽やかな朝。富山名物・マス寿司朝食で長い一日スタート。
二日目は富山に移動。夜半前の雨も上がり、爽やかな朝。富山名物・マス寿司朝食で長い一日スタート。
今日は歩程が長いので、またまたゴンドラで行程短縮。
今日は歩程が長いので、またまたゴンドラで行程短縮。
目指す鍬崎山はかなり遠いです…。
目指す鍬崎山はかなり遠いです…。
ゴンドラは週末のみ鍬崎山登山者のため06:00より営業開始。有り難や…(※ゴンドラ内より撮影)
ゴンドラは週末のみ鍬崎山登山者のため06:00より営業開始。有り難や…(※ゴンドラ内より撮影)
ゴンドラ山頂駅到着。富山市街、日本海が綺麗に見えてます。
ゴンドラ山頂駅到着。富山市街、日本海が綺麗に見えてます。
瀬戸蔵山到着。まずまずのペースでしょうか。毛勝三山が見えてます。
瀬戸蔵山到着。まずまずのペースでしょうか。毛勝三山が見えてます。
立山連峰が目の前。まだ寒気が抜けきっていないようで、叢雲がかかってます…。
立山連峰が目の前。まだ寒気が抜けきっていないようで、叢雲がかかってます…。
瀬戸藏山頂の証拠写真撮ってもらいました。少々逆光ですが…
瀬戸藏山頂の証拠写真撮ってもらいました。少々逆光ですが…
これがターゲットの鍬崎山でしょうか。かなり遠いし、尖ってます(汗)…
これがターゲットの鍬崎山でしょうか。かなり遠いし、尖ってます(汗)…
これは参考になります。「ハ」のやつはあまり見たくありませんが…。
これは参考になります。「ハ」のやつはあまり見たくありませんが…。
大品山到着。大日2岳と毛勝三山が絶妙のツーショットです。
大品山到着。大日2岳と毛勝三山が絶妙のツーショットです。
毛勝山〜大日岳アップ。秋の澄んだ青空に気品あるピークが映え、この連休で一番の山岳展望。
2014年09月14日 07:41撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/14 7:41
毛勝山〜大日岳アップ。秋の澄んだ青空に気品あるピークが映え、この連休で一番の山岳展望。
大品山までの登りは緩斜面がダラダラ続き、コースタイム一杯一杯かかりました…。
大品山までの登りは緩斜面がダラダラ続き、コースタイム一杯一杯かかりました…。
真新しい鎖とボルトあり。急登です(一番下のボルトが少々斜めで、頼りない…)。
真新しい鎖とボルトあり。急登です(一番下のボルトが少々斜めで、頼りない…)。
標高約1750mの独標到着。最終ターゲットの鍬崎山が目前にドーン!素晴らしい青空に、テンションも再びアップ!
標高約1750mの独標到着。最終ターゲットの鍬崎山が目前にドーン!素晴らしい青空に、テンションも再びアップ!
大日岳の背後に、劔岳の穂先が少し顔を出してきました。ここより約300m高い鍬崎山頂まで行けば、もう少しクリアに見えるかも、と淡い期待…。
大日岳の背後に、劔岳の穂先が少し顔を出してきました。ここより約300m高い鍬崎山頂まで行けば、もう少しクリアに見えるかも、と淡い期待…。
やっとこさ鍬崎山到着。独標からが長かった…。
2
やっとこさ鍬崎山到着。独標からが長かった…。
山頂標識に寄りかかってもう一枚。そうこうしているうちに、背後の山々が見えてこないかな…。
2014年09月14日 10:35撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/14 10:35
山頂標識に寄りかかってもう一枚。そうこうしているうちに、背後の山々が見えてこないかな…。
細長い山頂。連休&晴天で大にぎわい!
細長い山頂。連休&晴天で大にぎわい!
山頂は晴れてますが、ガスが上がってきて展望は今二つ(本当はこの後ろに「薬師岳ドーン!」のはずなのですが)…。
山頂は晴れてますが、ガスが上がってきて展望は今二つ(本当はこの後ろに「薬師岳ドーン!」のはずなのですが)…。
山頂を後にして、ガスガスの中をだいぶ下りてきました。東山魁夷の絵のような、幽玄枯淡の趣。
山頂を後にして、ガスガスの中をだいぶ下りてきました。東山魁夷の絵のような、幽玄枯淡の趣。
独標まで下りてきました。山頂方面はガスが相変わらず濃いですね。
独標まで下りてきました。山頂方面はガスが相変わらず濃いですね。
最終ゴンドラに乗り遅れそうな場合のエスケープルート・粟巣野への下山路分岐まで戻ってきました。小生は最終ゴンドラ(16:30)に余裕で間に合うのと、帰りのキップも買ってあるので、そのままゴンドラ駅へ向かいます。
最終ゴンドラに乗り遅れそうな場合のエスケープルート・粟巣野への下山路分岐まで戻ってきました。小生は最終ゴンドラ(16:30)に余裕で間に合うのと、帰りのキップも買ってあるので、そのままゴンドラ駅へ向かいます。
黄金伝説の解説板。往路はここから鍬崎山がキレイに見えたのですが…。小生は砂金の一かけらも見つけられませんでした…。
黄金伝説の解説板。往路はここから鍬崎山がキレイに見えたのですが…。小生は砂金の一かけらも見つけられませんでした…。
鬼のような登り返しを何とかクリア、大品山まで戻ってきました。家族連れゾーンに突入、自分へのご褒美に、フルーツゼリーを一気食いします。
鬼のような登り返しを何とかクリア、大品山まで戻ってきました。家族連れゾーンに突入、自分へのご褒美に、フルーツゼリーを一気食いします。
行きはすっ飛ばした富山市街の展望台に寄り道。下界は朝からずっと晴れていたようです…。
行きはすっ飛ばした富山市街の展望台に寄り道。下界は朝からずっと晴れていたようです…。
下りゴンドラ乗車。帰りもラクさせてもらいました(-_-;)
下りゴンドラ乗車。帰りもラクさせてもらいました(-_-;)

感想

ツアー二日目は今回のハイライト、黄金伝説で知られる鍬崎山です。ヤマレコの先人記録でも、いくつものピークを越え、長い道のりのタフなコースのようですので、往復とも文明の利器・ゴンドラのお世話になることに。
前夜、雷鳥バレーの家族旅行村で車中仮眠、ほろ酔いチュウハイが効いて熟睡です。前夜の雨も上がりすっきり快晴、朝5時前起床、富山名物・マス寿司朝食、着替えを済ませ、週末は登山者向け早朝営業のゴンドラで6時過ぎに山頂駅へ。(発券窓口で入山届け記入、往復券購入者は16:30の営業終了までに無事下りたかどうかチェックしているので、下山したら声がけして下さい、とのこと。)富山市街方面の展望が開け、山頂の大展望を期待させます。
瀬戸蔵山までは軽く1ピッチ、石の階段や各種案内板もあり、家族・学校向けハイキングコースの様相です。続く大品山まではそこそこのアップダウン、早くも息が上がってきますが、三角点のある展望台(山頂広場は少し先にあり)からは懐かしい大日2岳、毛勝三山のツーショットが青空に映え、元気回復です。居合わせた数組のシニアご夫婦のお一人に山頂写真をお願いし、ここから帰りの登り返しが思いやられる結構な下り。いよいよ目指す鍬崎山をターゲットに据え、道はハイキングモードから一転して本格的な登路に。笹は刈り払われ比較的歩きやすいものの、先の見えない樹林の道を黙々と登り、先ほどのシニア夫婦組と休憩のたびに抜きつ抜かれつしながら、最後の鎖+ボルトのあるプチ岩場をよじ登り、ようやく標高1750m弱の独標に到着。 このピークはもっと立派な名前を付けてあげて良いぐらいの好展望、目指す鍬崎山の尖った絶頂が目前に迫り、左には大日2岳の背後に鋭い剱の穂先が顔を覗かせます。ガスがだいぶ上がってきて、立山連峰が積雲に飲み込まれつつあるのが気になるものの、山頂での「薬師岳ドーン!」を楽しみに、最後の300m余の高度差を喘ぎながら登っていきます。
 10時半過ぎ、ようやく多くのハイカーで賑わう鍬崎山頂に到着。今まで見えなかった北ア主稜は…と早速山向こうを見ると、青空いっぱいながら、雲また雲、残念ながら薬師岳は長大な頂稜の一端がチラッと見えただけでした(涙)。今ツアー随一の立派な山名標識で証拠写真撮影、おにぎり昼食・ココアで寛ぎながらガスが晴れるのを待つも、一瞬雲間から日が射したのみ。登りで前後したシニア夫妻はじめ居合わせたハイカー各位が一様に残念がる中、帰路の長い道のりを思い、名残惜しい山頂を後にします。
 下山路は独標下りまでは順調ながら、予想通り大品山の地獄?の登り返しでバテバテ、山頂でフルーツゼリーのご褒美を自らに与え、気を取り直して瀬戸蔵山へ向かうも、往路は大したことないと思っていた登り返しでさらにヘロヘロ状態。それでも、回りでやおら増えてきた家族連れハイカー(観光客?)の前で、ヤマノボラーらしく少しは格好つけないと…と最後の気力を振りしぼり、目標の14時半前に何とかゴンドラ山頂駅に帰り着きました。いつしか山靴もスパッツも長旅で泥だらけ、乗り場入口に「汚れを落としてからご乗車を」と水道+ブラシが用意されていて、大変助かりました。さすが文明世界は便利で快適!
 結局、佐々一成の埋蔵金の手がかりも、期待していた山頂展望も得られずでしたが、日帰りコースにしてはとても変化と手応えに富んでおり、朝の大日・毛勝方面の展望も含め、まずまず満足の充実した山行となりました。厳しいアップダウンにガッツリしごかれ、筋肉痛が少々心配てすが、明日も好天予報、糸魚川のビジネスホテルで態勢を立て直し、残る一峰にチャレンジです。

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