鷹ノ巣山ピストン 何の捻りもないです(稲村岩尾根)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,300m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
天候 | 晴れ 山頂に着いたら富士山も雲取も灰色の雲に隠れて見えなかった。ほぼ無風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りはその逆(東日原BS→奥多摩駅) |
コース状況/ 危険箇所等 |
途中の稲村岩を登る際、掴まりやすい場所に枯れ木があった。 他にも岩にひびが入って、浮石のようになっている場所も。 掴まる場所に対して一応注意の事。 (岩にひびが多くはいっていましたが、落雷しまくったのでしょうか) |
写真
感想
待ちに待った三連休で夏山を取り戻すつもりでしたが行先が決まらず、とりあえず東日原に行って日帰り→活動可能な時間が限られる ということで稲村岩尾根ピストンに落ち着きました。
実は30年以上前にこの尾根を通ったはずですが、記憶があやふやです。
その時は雨が降っていたようで、面倒だったのか写真を撮らなかったようです。
記録がないのでモヤモヤ感が残っています。
記録をつけることを馬鹿にしてはいけませんね。
東日原BSで準備を整え、鷹ノ巣山登山口に向かいます。途中で天目山登山口を確認。
実は天目山経由蕎麦粒山も考えていたのですが、道中できのこが沢山生えているとか。
きのこ撮りを始めた日には明るいうちに下山できそうにもないので、今回はあきらめました。
いずれ他日にでも。
鷹ノ巣山登山口から谷へ下り日原川に架かる橋を渡り、沢沿いに歩きます。登山道沿いの谷が深いです。
一度沢から離れ、また沢沿いの道になったところに苔むした橋がありました。
橋は通行止めになっていましたが、沢の向こう側はきれいに手入れされた道がジグザグに尾根に向かって伸びています。
この道を辿ったら、巳ノ戸尾根、八丁山、鷹ノ巣尾根を経て鷹ノ巣山に行かれると思いますが、実行するだけの体力、技術、度胸はまだありません。
稲村岩のコルまでは急登です。この尾根では一番斜度がきついかも。
大きなトチノミが沢山落ちていて、ツヤツヤころころして美味しそうです。
アクが強くて熊さんも食べないとか。こんなにあるのに、クマさん残念です。
稲村岩のコルに着き、折角だからその岩とやらに登ろうということになりました。
岩をひと登りしたところで、ザックを開けて早速おやつタイム。
ところがそうしている間にも下から人が上がってきて、「ここは稲村岩(のてっぺん)ではない」ことに気付き、他の人達の後を追うように奥へと進みます。
ここは手がかり足がかりが多くあるので、登下降はしやすかったです。
しかし、それなりに滑落する余地(?)はあるので落ち着いて通行すべきでしょう。
稲村岩からは長沢背稜の眺めがよいですが、この後に長い登りが控えているので早々に退散しました。
コルに戻ると既に他のハイカーの姿は見えず、いつものマイペースで尾根を登り始めます。
2週間前の奥武蔵に比べると控え目ではありますが、色々なきのこがお出迎えしてくれました。
きのこばかりでなく、ブナも多く、気持ちがよいです。ちょっとハエもいますけれどね。
ようやくヒルメシクイノタワに到着。目の前に大きなピークが立ちふさがりました。
あれが鷹ノ巣山。ここから最後の登りです。休まず、そのまま行っちゃいます。
名残のマルバダケブキの花が見られるようになったら山頂はもう間近。
樹林から開けた鷹ノ巣山山頂に出ました。景色は残念ながら。。。
グレーの雲でどんよりし、富士山は全く拝めません。雲取方面も雲がかかっていました。
さて、ここからどこに下るか再検討。
1.榧ノ木尾根
夕方近いのに榧ノ木山で尾根を間違えて下ったら目も当てられないです。
クマちゃん出やすいし。せめて一度登りを経験してから。。。
2.水根沢林道
夕方近いし、谷筋だからやめておこう。クマちゃん出やすいし。
3.浅間尾根
林道に早く下りられるけれど、峰谷のバスが少なく、峰谷橋BSまで歩く覚悟が必要。
4.稲村岩尾根(来た道を戻る)
芸がないけれど一番早く下山できるし、バスダイヤは確認済み。
ここは手堅く来た道を戻ることに決定。
あとはバスに間に合うように、急いで下りるだけ。(急いでもCTがやっとです)
登りの時に見たきのこや大木を確認しながら、自分の記憶力も捨てたものではないと感心しつつ道を下ります。
日原川に架かる巳ノ戸橋まで来て安心したものの、ここから最後のひとのぼり(汗)
バスには無事間に合いました。時間的に心配だったけれど、間に合って良かったです。
次に日原に来るときは長沢背稜かな。
お疲れさまでした。
鷹ノ巣山の山頂は広そうですね。
日差しが柔らかくなって、晴れた日はこういう所でお弁当が最高ッ!
紫のキノコはムラサキシメジに似てますがいかに
それと冒頭のマーブル模様のはホトトギス、って鳥じゃないです、ユリ科のお花です。
ワタシも最近見て知りました。
ホトトギス、ありがとうございます。
写真の出来が悪いこともあり、名前も確認せずぞんざいに扱ってました。
ユリ科と言われてみれば、葉っぱがユリに似てますね!
全身紫のキノコはあの一本だけでした。
撮った時は気づかなかったのですが、頭に小鬼のような小さなツノ?があります。
ムラサキシメジだったらいいなーと思うのですが
鷹ノ巣山の山頂は、陽だまり の中で休息したら最高でしょうね。
南側斜面と石尾根縦走路は良くも悪くも視界を遮る樹林が少なく、見晴は良いです。
自分の記憶では何か生えていたように思いますがあやふやで
あれはヤナギランだったのかなーと想像、いえ妄想しています。
記録も写真も残っていない中、私の頭の中にヤナギラン は咲いています。
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