リアルジャングルな西表島：マリュドゥの滝・カンビレーの滝を経て秘境 マヤグスクの滝へ！！

2014年09月13日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 24.2km
• 登り: 268m
• 下り: 268m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:56
• 休憩: 1:24
• 合計: 7:20

9:00 浦内川遊覧船乗り場
9:20 9:21 軍艦岩船着き場
9:45 9:50 マリュードの滝
10:02 10:02 カンピレーの滝
10:12 10:17 西表横断道入口、小休憩
11:12 11:17 第二山小屋跡
11:40 11:40 イタジキ川出合
12:08 13:00 マヤグスクの滝
14:51 15:01 カンピレーの滝
15:49 15:55 軍艦岩船着き場休憩所
16:00 16:00 軍艦岩船着き場
16:20 浦内川遊覧船乗り場地点

行きの小休憩として、川のところで脚足を冷やすためにちょっと長めに10分ぐらい休んでいます。
帰りは横断道の400mポイントごとに水飲み休憩をもらえました。

天候

晴れ！そして時々スコール

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 船 飛行機

西表島へは石垣島から高速船で向かいます。
ツアーの出発点、浦内川の遊覧船乗り場まではツアーガイドさんの送迎もしくはバスもしくはタクシー、レンタカーで。

コース状況／危険箇所等

カンビレーの滝より先は入山届が必須で、許可がないと入れないのだそうです。
入山届は浦内川遊覧船乗り場で記入し提出しました。
原則的にツアーガイドさんが居ないと個人では入ってはいけません。単独行は禁止だそうです。予定時間の船に帰らないと捜索隊が入ることになっているそうです。
コースは沢を越えたり川を歩いたりと途中わかりにくいですが、ガイドさんが居れば大丈夫です。スコールが降ると滑りやすく危ないですが、概ね危険ではありませんでした。ただし、ヤマビルや毒のある動植物には気を付けなければなりません。

その他周辺情報

西表島には数々の宿泊施設があります。温泉施設は閉鎖になりました。

写真

9/14 9:44

西表島に到着した翌日、朝早くにお迎えに来ていただき、遊覧船乗り場まで車で移動です。「動物注意」の看板もヤマネコの標識

9/14 9:42

西表島独自の看板も多数。折しも毎日イリオモテヤマネコが出没していました（会えなかったけど、出没情報だけで嬉しかった♪）。

9/14 11:33

飛び出し注意ではなく「ネコ注意」。西表島のイリオモテヤマネコに対する愛情は格別です。

9/13 8:36

そんなこんなんで浦内川の遊覧船乗り場へ到着。
靴を履き替え入山届を書き込みます。

9/13 9:01

浦内川は沖縄県最長の河川。
遊覧船ではヒルギや昔あった集落の案内をしていただいたり、

9/13 9:09

こんな素敵な浦内川の情景を愛でたり、

9/13 9:09

サキシマスオウの木の立派な板根を見れたり、

9/13 9:18

大きなシダ類を見ながら軍艦岩に到着。
そこからはズンズン歩いていきます。

9/13 9:45

2kmほど、ほどよく整備された道を歩いていくと、マリュドゥの滝展望台へ到着！
マリユドゥの滝へはガイドさんが居れば少し先より降りることも可能だそうですが、原則立ち入り禁止になっています。

9/13 10:03

カンビレーの滝を前にして、西表島横断道の案内図を確認。

9/13 10:04

こちらがカンピレーの滝！
この滝の隅の方を歩いて進みます。

9/13 14:52

カンピレーの滝のあたりは、こんな大小さまざまな穴が沢山！甌穴、カメ穴とか言うそうです。深いのは落ちたら大変そう・・・

9/13 10:14

そしてカンピレーの滝の奥の方からが横断道。許可がないと入れないゾーンです。
400mごとに番号が振り分けられ、ここが1番。1番から2番の間はロープ場もあったりしてちょっぴり急です。

9/13 12:09

道中、この写真のサキシマカナヘビや、サキシマノボリとかげなどと沢山出会いながら・・・

9/13 14:14

パコっと顔も足もしまえちゃう、ヤエヤマセマルハコガメのカップルと出会ったり、
ヤエヤママルヤスデ（むかでみたいなの！）を見つけたりしながら・・・

9/13 13:40

ジャングルの中をズンズン進みます。

9/13 13:25

ガイドさん早いよー

9/13 13:27

ガイドさん待ってー

9/13 14:51

そろそろ浦内川ともお別れ・・・

9/13 13:25

そうこうしているうちに、イタチキ川を登っていきます。
何よりこの道が一番大変というか、アップダウンが激しいというか、崩れかけているというか・・・でした。

9/13 12:48

そして道を抜けると・・・
ついにきました、マヤグスクの滝！！！
マヤ＝ねこ。グスク＝城。ヤマネコの城っていう意味ですね♪

9/13 12:25

マヤグスクの滝でおひるごはん。しっかりしたお弁当を出していただきましたー！

9/13 12:45

・・・と思ったら、うん？うううん？
左手指に違和感。。。
ギャーーーーー！ヤマビルが指にくっついている！！！！
どこからか落ちてきたのか？岩に付いていたのか？
脚は全く無事なのに、左手薬指をちょっとだけ噛まれてしまいました。アルコール消毒とムヒでケアー。

9/13 12:54

マヤグスクの滝の大きさがわかりますか？！？！
私たちがこんなに小さい！！
階段状になっているので上まで簡単に上れるようです。
ガイドさんと夫は上まで登って行きましたー。私は滝を抱いてみましたけどw

9/14 10:40

・・・西表島ってトレッキングより海が有名ですよね、きっと？
えぇもちろん、海もとっても綺麗。青い空、エメラルドグリーンの海。

9/14 10:56

こちらは星砂の海岸。白い砂浜！

9/14 8:39

西表島にはこんなにかわいいお花が沢山。
ピンク色のハイビスカス。

9/14 8:39

そう、やっぱり南国なのです。きれいだなー
黄色のハイビスカス。。。？

9/14 8:41

でもまたトレッキングに来たい、そんな西表島でした！
赤いハイビスカスも満開！
ジャングルトレッキングも海も最高な島ですよー！

撮影機器：

iPhone 5 Apple

Optio M40 ペンタックス

装備

個人装備

真夏でも長袖長ズボン 沢ブーツもしくは長靴が必至です。手を使うことが多ければ軍手や手袋も。靴はツアー会社からレンタルできることがほとんどです。トレッキングシューズだと滑るので無理だと思われます。道中 全部で3リットルほどの水やスポーツドリンクを持たされました。

備考

長袖長ズボン、沢ブーツで靴下にインすればヤマビルは防げました。手袋も靴も靴下も最終的には泥んこになりました。帽子はあればスコールも防げますね。

感想

yamanekonya

マヤグスクの滝！ネコの城の滝に憧れてたどり着いた今回のトレッキング。
時期も9月中旬と沖縄はまだまだ真夏の気候なのでさんざん悩んでの決行でしたが無事に行って帰って来れました。
今回ガイドをお願いしたのは　西表島　南風見ぱぴよん　さん。
http://www.haimipapillon.com/t-maya.html
宿泊先のお勧めをあらかじめお伺いして予約をしておきました。
ガイドさんは島で唯一のトレラン愛好者のMさん。若い男性なので体力はバッチリです。
私もガイドのMさんにくっついていこうと、必死に歩きました。
少々早いかな？というペースではありましたが、途中途中振り返り待っていてくださりつつ、結果的にはこのコースタイム、標準的のようでした。
時間に余裕があれば帰りにマリュドゥの滝に降りても良いと言われたけれど、今回はそれはパスすることに・・・そのおかげで走ることなく慌てることなく16時の最終船に間に合うことが出来ました。

行きは晴天に恵まれつつ、ジャングルの中で日差しは防げ、暑いけれどそれなりにトレッキングすることが出来たと思います。途中の川であえて足を付けることでグッと身体が楽になり、最後のマヤグスクの滝まで辛くなく進むことが出来ました。
帰りは途中スコールがあったようですが、ジャングルの中でほとんど全く濡れることもなく、長袖も辛くなくなりました。しかし足元がぬかるみ、行きよりも滑りやすくドロドロになってしまいました。まぁ、それも良い思い出です^^;
なぜか手の指をヒルに咬まれるという間抜けなおまけがついていましたが、行ってよかった、本当に素敵で気持ちよくて最高の滝でした！
西表島に行く際には、ぜひ、マヤグスクの滝トレッキングに挑戦してください！！
次は、ユツンの滝から古見岳に抜けるコースを勧められましたよー♪