ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 515095
全員に公開
ハイキング
関東

赤城山西南面の遺跡と考古資料館めぐり

2014年09月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:59
距離
50.8km
登り
671m
下り
653m
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自転車
前橋駅からレンタサイクルで走り回った
前橋駅を9時40分過ぎに出発し、30分ほど渋川に向かって、赤城南西山麓を走るっと、西側の利根川を挟んで、榛名山が迫力ある姿を見せるー右手前、水沢山、奥二ツ岳、中央榛名富士、左掃部ヶ岳と思われるーー。
2014年09月21日 10:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 10:11
前橋駅を9時40分過ぎに出発し、30分ほど渋川に向かって、赤城南西山麓を走るっと、西側の利根川を挟んで、榛名山が迫力ある姿を見せるー右手前、水沢山、奥二ツ岳、中央榛名富士、左掃部ヶ岳と思われるーー。
さらに15分くらい走ると、榛名富士は水沢山の後ろに隠れた
2014年09月21日 10:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 10:27
さらに15分くらい走ると、榛名富士は水沢山の後ろに隠れた
2014年09月21日 10:28撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 10:28
北橘歴史資料館への道を見送って、先に赤城歴史資料館を目指すが、アップダウンが激しく、容易に到達しないーー曼珠沙華と収穫直前の黄金色の田んぼで一休み
2014年09月21日 11:03撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 11:03
北橘歴史資料館への道を見送って、先に赤城歴史資料館を目指すが、アップダウンが激しく、容易に到達しないーー曼珠沙華と収穫直前の黄金色の田んぼで一休み
すでに出発してから一時間15分以上たっている
2014年09月21日 11:03撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 11:03
すでに出発してから一時間15分以上たっている
色合いがいかに秋らしい
2014年09月21日 11:03撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 11:03
色合いがいかに秋らしい
道に何度か迷い、辛うじて滝沢石器時代遺跡に出る
2014年09月21日 11:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 11:24
道に何度か迷い、辛うじて滝沢石器時代遺跡に出る
遺跡には石碑と看板だけが見えるー遺跡は発掘後埋め戻され、保護されているー
2014年09月21日 11:25撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 11:25
遺跡には石碑と看板だけが見えるー遺跡は発掘後埋め戻され、保護されているー
11時26分、遺跡からの榛名山の眺め−−石器時代の住人は、ここで何を見たのだろうか?
2014年09月21日 11:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/21 11:26
11時26分、遺跡からの榛名山の眺め−−石器時代の住人は、ここで何を見たのだろうか?
子持山方面か
2014年09月21日 11:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 11:26
子持山方面か
小野子山??
2014年09月21日 11:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 11:26
小野子山??
ママチャリの向こう側には赤城山の一角か??ーーこの先で再び道に迷い、資料館の方が迎えに来てくださるーートホ!!
2014年09月21日 11:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 11:26
ママチャリの向こう側には赤城山の一角か??ーーこの先で再び道に迷い、資料館の方が迎えに来てくださるーートホ!!
資料館の手前から見る榛名山ー前橋駅付近から見た榛名山とかなり位置が違っているーー左奥中央に掃部岳、左に水沢山と相馬岳、中央に二ツ岳と榛名富士か??
2014年09月21日 11:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/21 11:42
資料館の手前から見る榛名山ー前橋駅付近から見た榛名山とかなり位置が違っているーー左奥中央に掃部岳、左に水沢山と相馬岳、中央に二ツ岳と榛名富士か??
赤城の西端方面−もしかして鈴ヶ岳??
2014年09月21日 11:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 11:42
赤城の西端方面−もしかして鈴ヶ岳??
赤城歴史資料館に入るー滝沢石器時代遺跡はこんなストーンサークルだったーー
2014年09月21日 11:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 11:55
赤城歴史資料館に入るー滝沢石器時代遺跡はこんなストーンサークルだったーー
航空写真
2014年09月21日 11:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 11:57
航空写真
遺跡から石器時代人が見たであろう赤城山の鍋割山から登る御来光
2014年09月21日 11:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 11:59
遺跡から石器時代人が見たであろう赤城山の鍋割山から登る御来光
赤城歴史資料館の入口
2014年09月21日 12:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 12:19
赤城歴史資料館の入口
火山爆発と火砕流で金井東裏遺跡などを埋め尽くした二ツ岳、最高峰、掃部岳、水沢岳(左手前)などが見える
2014年09月21日 12:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 12:22
火山爆発と火砕流で金井東裏遺跡などを埋め尽くした二ツ岳、最高峰、掃部岳、水沢岳(左手前)などが見える
2014年09月21日 12:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 12:22
2014年09月21日 12:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 12:22
榛名山の長い山裾
2014年09月21日 12:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 12:22
榛名山の長い山裾
榛名山南東部の山裾と利根川に向かう低地帯
2014年09月21日 12:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 12:22
榛名山南東部の山裾と利根川に向かう低地帯
渋川などの街並みが見える
2014年09月21日 12:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 12:23
渋川などの街並みが見える
2014年09月21日 12:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 12:23
群馬県埋蔵文化調査事業団まで戻って、特別展関連講演を聞く―講演のテーマの石造物に使われた馬見岡凝灰石
2014年09月21日 13:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 13:13
群馬県埋蔵文化調査事業団まで戻って、特別展関連講演を聞く―講演のテーマの石造物に使われた馬見岡凝灰石
埼玉県比企地方など他の凝灰岩とは異なり、より白くきめ細かい美しさを持つ石だったようだ。
2014年09月21日 13:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 13:13
埼玉県比企地方など他の凝灰岩とは異なり、より白くきめ細かい美しさを持つ石だったようだ。
小型の馬見岡凝灰岩
2014年09月21日 13:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 13:15
小型の馬見岡凝灰岩
薗田氏による名号角塔婆の文字
2014年09月21日 13:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 13:35
薗田氏による名号角塔婆の文字
金井東裏遺跡の近くにある金蔵寺にある角塔婆の文字から、この石造の角塔婆が里見氏義により、石工ではなく仏師により掘られたことが記されている
2014年09月21日 13:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 13:38
金井東裏遺跡の近くにある金蔵寺にある角塔婆の文字から、この石造の角塔婆が里見氏義により、石工ではなく仏師により掘られたことが記されている
製作した仏師の名前
2014年09月21日 13:41撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 13:41
製作した仏師の名前
荒砥前田遺跡から出土した五輪塔ー作品そのものはB級品らしいが、鑿跡など製作過程・技術を知るうえで貴重なものという。
2014年09月21日 13:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 13:48
荒砥前田遺跡から出土した五輪塔ー作品そのものはB級品らしいが、鑿跡など製作過程・技術を知るうえで貴重なものという。
展示品を見るー新たに発見された金井下新田遺跡の鍛冶遺構
2014年09月21日 14:31撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 14:31
展示品を見るー新たに発見された金井下新田遺跡の鍛冶遺構
展示解説(ギャラリートーク)が始まる
2014年09月21日 14:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 14:33
展示解説(ギャラリートーク)が始まる
古代のお酒を注ぐ壺を写真で説明
2014年09月21日 14:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 14:51
古代のお酒を注ぐ壺を写真で説明
発掘された古代のベルト飾の説明
2014年09月21日 14:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 14:55
発掘された古代のベルト飾の説明
富田漆田遺跡の須恵器窯ーなぜか、上がなく、どのように須恵器を焼いたのか不思議だ
2014年09月21日 15:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:04
富田漆田遺跡の須恵器窯ーなぜか、上がなく、どのように須恵器を焼いたのか不思議だ
鋤・鍬・スコップを使って土を掻き出す作業
2014年09月21日 15:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:05
鋤・鍬・スコップを使って土を掻き出す作業
厳冬期の発掘作業は寒さと湧水との戦い
2014年09月21日 15:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:05
厳冬期の発掘作業は寒さと湧水との戦い
富田漆田遺跡の五号窯遺構と出土した須恵器
2014年09月21日 15:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:05
富田漆田遺跡の五号窯遺構と出土した須恵器
2014年09月21日 15:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:06
2014年09月21日 15:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:06
三万五千年前のナイフ形石器や尖頭器
2014年09月21日 15:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:09
三万五千年前のナイフ形石器や尖頭器
二万年前の石器
2014年09月21日 15:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:09
二万年前の石器
2014年09月21日 15:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:09
一万五千年前の石器
2014年09月21日 15:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:09
一万五千年前の石器
2014年09月21日 15:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:09
上部道路建設に伴う赤城南麓遺跡発掘報告の企画展
2014年09月21日 15:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:09
上部道路建設に伴う赤城南麓遺跡発掘報告の企画展
上部道路付近の地図
2014年09月21日 15:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:09
上部道路付近の地図
縄文前期の土器とイノシシなどの動物模様
2014年09月21日 15:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:09
縄文前期の土器とイノシシなどの動物模様
縄文時代の石鏃
など
2014年09月21日 15:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:09
縄文時代の石鏃
など
石匙とは皮などを切る刃物だった
2014年09月21日 15:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:10
石匙とは皮などを切る刃物だった
耳飾り
2014年09月21日 15:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:10
耳飾り
2014年09月21日 15:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:10
縄文遺跡
2014年09月21日 15:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:10
縄文遺跡
縄文石器
2014年09月21日 15:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:10
縄文石器
弥生土器−弥生時代の遺跡は少ないーー石器・縄文時代とは生活スタイルが一変し、低地に移動したためか?
2014年09月21日 15:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:10
弥生土器−弥生時代の遺跡は少ないーー石器・縄文時代とは生活スタイルが一変し、低地に移動したためか?
なぜか、石時代の遺物を再び撮影
2014年09月21日 15:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:11
なぜか、石時代の遺物を再び撮影
2014年09月21日 15:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:11
2014年09月21日 15:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:11
2014年09月21日 15:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:11
2014年09月21日 15:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:11
2014年09月21日 15:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:11
古墳時代に移る
2014年09月21日 15:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:12
古墳時代に移る
2014年09月21日 15:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:12
巴形銅器(装飾具)の破片ー革製の盾(たて)や靫(ゆき)に装着したらしい。
2014年09月21日 15:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:12
巴形銅器(装飾具)の破片ー革製の盾(たて)や靫(ゆき)に装着したらしい。
装飾品の金輪と銅鏃
2014年09月21日 15:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:12
装飾品の金輪と銅鏃
須恵器の杯
2014年09月21日 15:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:12
須恵器の杯
䭯(はそう)−穴に竹などを通して液体(酒)を注ぐのに使ったらしい
2014年09月21日 15:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:12
䭯(はそう)−穴に竹などを通して液体(酒)を注ぐのに使ったらしい
飾り金具
2014年09月21日 15:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:12
飾り金具
取鍋(破片)とは銑鉄を注ぐ容器
2014年09月21日 15:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:12
取鍋(破片)とは銑鉄を注ぐ容器
緑釉陶器
2014年09月21日 15:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:12
緑釉陶器
須恵器の器を転用した硯
2014年09月21日 15:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:13
須恵器の器を転用した硯
須恵器の蓋と役人らが使ったベルト飾
2014年09月21日 15:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:13
須恵器の蓋と役人らが使ったベルト飾
平安時代の鉄斧や瓦塔の破片
2014年09月21日 15:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:13
平安時代の鉄斧や瓦塔の破片
奈良・平安朝遺跡からは身分の高い人々が使う遺物が出土し、この付近に古代の役所か寺院などのようなものがあったようだ。
2014年09月21日 15:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:13
奈良・平安朝遺跡からは身分の高い人々が使う遺物が出土し、この付近に古代の役所か寺院などのようなものがあったようだ。
上部道路周辺の航空写真−奥は赤城山
2014年09月21日 15:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:13
上部道路周辺の航空写真−奥は赤城山
2014年09月21日 15:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:13
上武道路地図
2014年09月21日 15:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:13
上武道路地図
中世の板碑
2014年09月21日 15:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:13
中世の板碑
荒砥前田II 遺跡出土の五輪塔は馬見岡凝灰岩製
2014年09月21日 15:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:14
荒砥前田II 遺跡出土の五輪塔は馬見岡凝灰岩製
旧石器時代遺物の収納作業
2014年09月21日 15:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:14
旧石器時代遺物の収納作業
地表1.5mの深さまであった弥生遺物
2014年09月21日 15:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:14
地表1.5mの深さまであった弥生遺物
弥生住居跡
2014年09月21日 15:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:14
弥生住居跡
関東の土器の展示
2014年09月21日 15:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:14
関東の土器の展示
吾妻川(八ッ場ダム)周辺の発掘
2014年09月21日 15:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:14
吾妻川(八ッ場ダム)周辺の発掘
新潟の土器
2014年09月21日 15:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:14
新潟の土器
2014年09月21日 15:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:14
2014年09月21日 15:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:15
越後と浅間山周辺土器
2014年09月21日 15:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:15
越後と浅間山周辺土器
ヒスイなどの装飾品
2014年09月21日 15:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:15
ヒスイなどの装飾品
祭祀用特殊石器
2014年09月21日 15:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:15
祭祀用特殊石器
最も派手な縄文中期土器の交流
2014年09月21日 15:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:15
最も派手な縄文中期土器の交流
八ッ場ダム周辺の発掘調査ーかなり異色の遺跡が多いらしいーー
2014年09月21日 15:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:15
八ッ場ダム周辺の発掘調査ーかなり異色の遺跡が多いらしいーー
八ヶ岳の土器
2014年09月21日 15:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:15
八ヶ岳の土器
2014年09月21日 15:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:15
群馬各地の遺跡の装飾品
2014年09月21日 15:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:15
群馬各地の遺跡の装飾品
土偶
2014年09月21日 15:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:16
土偶
2014年09月21日 15:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:16
古代文字
2014年09月21日 15:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:17
古代文字
墨書土器
2014年09月21日 15:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:17
墨書土器
支配の文字
2014年09月21日 15:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:17
支配の文字
信仰の文字
2014年09月21日 15:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:17
信仰の文字
古代の印
2014年09月21日 15:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:17
古代の印
2014年09月21日 15:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:17
2014年09月21日 15:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:17
2014年09月21日 15:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:17
古墳と埴輪
2014年09月21日 15:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:17
古墳と埴輪
火山、火砕流に埋もれた人や馬の足跡
2014年09月21日 15:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:18
火山、火砕流に埋もれた人や馬の足跡
甲を着た古墳人
2014年09月21日 15:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:18
甲を着た古墳人
2014年09月21日 15:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:18
2014年09月21日 15:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:18
2014年09月21日 15:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:18
甲を着た古墳人のそばにあった赤玉
2014年09月21日 15:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:18
甲を着た古墳人のそばにあった赤玉
赤玉はベンガラを3割含む土団子で、染料なのか、御供え品か、使途不明
2014年09月21日 15:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:18
赤玉はベンガラを3割含む土団子で、染料なのか、御供え品か、使途不明
一緒に首都度下装飾品
2014年09月21日 15:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:18
一緒に首都度下装飾品
石製模造品
2014年09月21日 15:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:18
石製模造品
上の写真から二ツ岳噴火の際、金井東裏遺跡周辺の扇状地一帯が火砕流で壊滅した地形がわかる
2014年09月21日 15:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:18
上の写真から二ツ岳噴火の際、金井東裏遺跡周辺の扇状地一帯が火砕流で壊滅した地形がわかる
甲を着た古墳人の実物か?
2014年09月21日 15:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:18
甲を着た古墳人の実物か?
出土した地層
2014年09月21日 15:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:19
出土した地層
出土した金属製品
2014年09月21日 15:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:19
出土した金属製品
2014年09月21日 15:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:19
飾太刀の名称
2014年09月21日 15:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:19
飾太刀の名称
馬具の名称
2014年09月21日 15:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:19
馬具の名称
2014年09月21日 15:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:19
事業団から下って、木曽神社方面への道を登ると収穫を終えた田んぼに曼珠沙華―遠くに赤城山が見える
2014年09月21日 15:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:55
事業団から下って、木曽神社方面への道を登ると収穫を終えた田んぼに曼珠沙華―遠くに赤城山が見える
反対側には榛名山
2014年09月21日 15:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:55
反対側には榛名山
2014年09月21日 15:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:56
2014年09月21日 15:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:56
木曽三社神社は元暦(げんりゃく)元年(1184)木曽義仲が粟津で敗死すると、その遺臣が、長野の延喜式内社である岡田・沙田(いさきだ)・阿礼(あれい)の三社を勧請して創建したと伝えられている(渋川市HPより)。
2014年09月21日 15:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:59
木曽三社神社は元暦(げんりゃく)元年(1184)木曽義仲が粟津で敗死すると、その遺臣が、長野の延喜式内社である岡田・沙田(いさきだ)・阿礼(あれい)の三社を勧請して創建したと伝えられている(渋川市HPより)。
古く威容を誇る神社だった
2014年09月21日 15:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 15:59
古く威容を誇る神社だった
神社は石段を登ると谷底にある
2014年09月21日 16:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 16:00
神社は石段を登ると谷底にある
2014年09月21日 16:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 16:00
2014年09月21日 16:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 16:00
2014年09月21日 16:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 16:00
この神社は指定文化財にはなっていないようだが、全域が群馬県指定の環境保全地域になっているというー泉やセキショウ(植物)でも知られているー
2014年09月21日 16:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 16:01
この神社は指定文化財にはなっていないようだが、全域が群馬県指定の環境保全地域になっているというー泉やセキショウ(植物)でも知られているー
鳥居を下から見る
2014年09月21日 16:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 16:02
鳥居を下から見る
2014年09月21日 16:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 16:02
北橘歴史資料館に到着
2014年09月21日 16:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 16:15
北橘歴史資料館に到着
縄文遺跡があったところに資料館は建てられた
2014年09月21日 16:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 16:15
縄文遺跡があったところに資料館は建てられた
復元住居ー館内は撮影禁止で、有名な道訓前遺跡の縄文中期の土器が保存・展示されている―今回、じっくり土器を見ることができた。確かにすばらしい土器の装飾だった−―その模様の意味を探りつつ眺めるといつまでも飽きないが、閉館時間が迫り、途中で見かけた聖酒造に向かう。
2014年09月21日 16:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 16:15
復元住居ー館内は撮影禁止で、有名な道訓前遺跡の縄文中期の土器が保存・展示されている―今回、じっくり土器を見ることができた。確かにすばらしい土器の装飾だった−―その模様の意味を探りつつ眺めるといつまでも飽きないが、閉館時間が迫り、途中で見かけた聖酒造に向かう。
尿酸値がやや高いので、酒量を減らしたいのだが、つい立ち寄って利き酒
2014年09月21日 17:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 17:05
尿酸値がやや高いので、酒量を減らしたいのだが、つい立ち寄って利き酒
うまい酒には、やはり手が出てしまうーー
2014年09月21日 17:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 17:05
うまい酒には、やはり手が出てしまうーー
何種類か購入−宅急便でお願いする
2014年09月21日 17:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 17:05
何種類か購入−宅急便でお願いする
2014年09月21日 17:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 17:05
聖酒造外観
2014年09月21日 17:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 17:09
聖酒造外観
2014年09月21日 17:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 17:10
2014年09月21日 17:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/21 17:10

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

群馬県埋蔵文化調査事業団で上部道路建設に伴う赤城南麓地位にの発掘作業終了を記念して、その速報展示会があった。講演やギャラリートーク(展示解説)もあったので、滝沢石器時代遺跡(赤城歴史資料館)や北橘歴史資料館とあわせて、レンタサイクルの旅をした。メタボ対策と体力維持を兼ねての赤城山麓の旅だった。雨と思っていた天気が好転しそうなので、バスから自転車に切り替えたため、予定より一時間以上早めに出発、前橋駅で15分も電車が足止めを食い、9時30分過ぎにようやく前橋に到着、急いでレンタサイクルのある自転車置き場にある受付で手続きをして出発、9時45分近くで予定より15分遅れ。
線路沿いに少し進んでから11号線に入り、直進するとそのまま17号線に入って渋川に向かう。群大病院を過ぎ、駅から30分くらい走ると視界が開け左手(西側)に榛名山が突然見えてくる。中央の榛名富士、左側に掃部岳、右に二ツ岳とその手前の水沢岳が見えている。あの二ツ岳から恐ろしい火砕流などで、多くの村々が呑み込まれたのだった。埋文事業団の近くにある橘山、城山などの中世城跡のある小山を見ながら進み、目的地の埋蔵文化財事業団の入口を過ぎると坂東橋に出る。思わず、道なりにわたりそうになるが、利根川を渡るはずもなく、右折して、利根川左岸沿いの道に入る。この道はアップダウンが大きく、坂東橋先を少し登って、すぐ渋川市街地方面に左折、緩やかに下ると34号線とのT字路に出る。ここを右に登り返すと、おそらく北橘歴史資料館に出るだろう。当初の予定では初めに北橘資料館を訪問する予定だったが、図録などの荷物の増えないうちに山の中腹にある滝沢石器時代遺跡や出土品などのある赤城歴史資料館を先にする。しかし行き方が良く分からない。地図は調べたが、様々な道が交錯して、アップダウンがあり、GPSを見て試行錯誤しながら進む。誤って利根川に向かってしまい、方向が違うとGPSなどを調べ、資料館にも電話して位置を確かめる。しかし変なところを進んでいるので、資料館の人も道案内できかねている。加熱道の東側を進むようなので、なんとか加熱道を越えるように方向転換する。標高差30m位の登りーー関越道の下のトンネルを越えて行くと、関越道を離れていくので、急な左の登りを進むと、なんとか関越道沿いの道に復帰、再びアップダウのある道を進むと、今度は天竜川に向かって下り、橋を渡って進むと、再び別の川に向かって下る場所に出る。さて、これからどう進むべきかーー目的地の資料館は関越と少し離れて北東に登ったところにあるので、ここでは川に下らずに353号線を北東に進むーーしかし少し行き過ぎたらしいので、資料館に電話するが、自分の位置を知らせる目印がない。先に神社を通過したが神社だらけなのでわからないという。仕方なく神社まで戻って神社の名前、八幡社を告げる。八幡社の左の道を進むことにする。八幡社からは少し下り、再び標高差40m近く登る。すると滝沢石器時代遺跡の看板がある。道標に沿って右折して遺跡見学に向かうが、なかなか遺跡が見えない。ピークまで登っても遺跡がないので、資料館に電話して場所を確認し、遺跡に向かう。遺跡には解説の看板と石碑だけがあり、遺跡は埋め戻して保存されている。遺跡の丘の上からは榛名山が眼前に大きく見える。石器時代の人々はここから夏至や冬至の日の出や日の入りを眺め、祈りや祭祀を行っていたのだろうか??

 さて、この遺跡から資料館に向かおうとするがやはり道がわからない。三度資料館に電話すると、業を煮やしたのか女性が車で迎えに来た。先の看板の道まで戻って直進すればよかったのだ。しかしけっこう登りがきつい。看板が標高325m、資料館は380mであった。資料館に到着し、汗だくの体をふき、水をいただいて呼吸を整える。資料館の女性二人が歓迎してくれる。−−資料館の中身は立派だ。滝沢石器時代遺跡をはじめ、石器時代から縄文、古墳時代(火山噴火で埋まった日本のポンペイ=黒井峰遺跡)の他、中世の遺物(国指定の重文、不動寺の不動明王立像=馬見岡凝灰岩製)の写真などが展示されている。また歌舞伎や人形劇の衣装、神楽や獅子舞などの面や衣装などもなかなか見事なもので、見学する価値は十分だ。だが、山の中腹で車でなければ行くことが難しく、見学者がほとんどいないのが残念だ。12時20分近くになり、急いで図録を購入して資料館を辞し、埋蔵文化事業団に急いで戻る。

 館を出てすぐ、曲り道を間違える。すぐ気付き、GPSを見ながら来た道を引き返す。途中何カ所かで間違えているが、関越道まではスムースに戻った。下り基調なので帰りは早い。しかし関越道沿いの道は途中で山に突き当り、どの道を選ぶか迷う。行きの道は少し渋川市街よりなので、もう一本先の道を進むと、いったん下ってから登りと下りの分岐に出る。登りは関越道の東側の斜面を進むが勾配が急なので途中で引き返し、川沿いに一旦下ってみる。するとなんとか34号線に復帰して、そのまま156号線との分岐のT 字路に出る。このまま34号線を登ると北橘資料館に出るが、時間がないので、群馬埋文事業団のイベントに参加してから再び戻ることにした。坂東橋手前から17号線に戻り、木曽神社入口バス停のある交差点から事業団に向かってまたまた斜面を登る。近道をしてあまりに急なので自転車を押して上に出る。もう足はパンパン。最後の力を振り絞って事業団に13時ころ滑り込む。発掘情報館の二階の研修室の会場に向かうと、これから始まりますと資料を渡され、滑り込みセーフ。今回は上部道路建設のための緊急発掘調査の結果を報告する展示があり、その展示関連の講演とギャラリートークだ。講演は中世の石造物に関するもので、考古学では珍しいテーマで、それなりに面白かった。木曽義仲の流れをくむもの、新田義貞や里見家に関係する武士団による寺院と石造物ー名号石塔、五輪塔、板碑などがこの地域に存在しているが、石像では不動寺の明王像を含め、凝灰岩が使われているものが多い。中でも馬見岡凝灰岩という天神山(上毛鉄道赤城駅南西=岩宿遺跡の近く)で採れる凝灰岩が使われている。この凝灰岩は埼玉県比企郡など他地域の凝灰岩に比べて、きめ細かく、白色度が高いとして、より高級な石材として使われたらしい。この石材は遠くは横浜や鎌倉まで運ばれていたようだが、詳しい流通などはわかっていないそうだ。この地域にある五輪塔の中で國指定重要文化財になっているものは、建てられた年や施主などが詳しく分かるものらしい。また破損などなく完品だ。講演が終わり、休憩を入れて展示解説(ギャラリートーク)が始まる。上部道路建設地域にともなう発掘により出てきた40カ所以上の遺跡のうち、石器時代から鎌倉時代までの展示品を次々に解説していく。この南麓地域からは、これまでの定説を覆すほどのものは出ていないようだ。中でも見どころは破片ながら巴形銅器(楯などの飾り)や須恵器の「はそう」、製鉄用の銑鉄を注ぐ「取鍋」などかな?ギャラリートークが終了し、展示を含め撮影する。八ッ場ダム周辺の発掘が進んで、遺跡遺物が展示されている。複雑な気持ちだ。この地域は想定以上に多数の遺跡があり、古い時代にはこうした河岸段丘上に人が住み付いていたようだ。その他、縄文時代、古墳時代の遺物が整理されてわかりやすく展示してあり、最後に話題の金井東裏遺跡の展示を見て、事業団を後にする。講演をした事業団の学芸員の方が受付に座っていたので、北橘歴史資料館への生き方を尋ねる。今日走った156号線と34号線の分岐から登るよりも、事業団から下って、突き当りを右折して、木曽神社の前を通過して34号線まで登り、左折して34号線を上から進んでいけば、資料館に出るという。今回はそのアドバイスに従って木曽神社に向かって登る。途中、聖酒造があり、帰りに立ち寄るつもり。34号線に出る手前に木曽三社があり、想像以上に雰囲気のある神社だった。石段を登るとその先は深い谷底で古めかしい感じの神社があるが、史跡、文化財指定はないようだが、県の環境保存地域に指定されている。「セキショウ」の群落などがあるらしい。さて、34号線を少しづつ登り、北橘資料館に向かう。間違えては大変なので途中で電話を入れて場所を確認する。最後は少し下って大きな塔のようなものの近くまで進むと、資料館があった。資料館に入り、受付の男性と少し話をする。ここは縄文の遺物が中心という。道訓前遺跡の土器などが中心で、江戸博の日本発掘展で見たというとにこりとした。目玉の縄文中期の土器はさすがに迫力があり、4人の縄文人が手をつないでいるような模様が入っている。見ごたえがあり、しばらく撮影しながら眺めていた。このような土器の模様が実際何を意味していたのか、その縄文人はどのような状況で何を思っていたのか?土器づくりは女性の仕事らしい(現代の民族誌の調査から土器づくりは女性の仕事)ので、こんな大きな土器をつくるのはさぞ大変だったろうと思いを巡らせる。5時近くになり、図録を求めてから急いできた道を登り返して木曽神社を通過し、聖酒造に出る。既に5時を回って閉館したかと思ったが戸が開いているので声をかけたら、まだ購入できるという、利き酒もあるので、生酒や純米酒、大吟醸に濁り酒、米焼酎までいろいろ試してみた。中々旨い、これはいけるーー選んで数種類購入、宅急便で送っていただくことに。違った道を教わって聖酒造や木曽三社神社に行くことができ、良かったと思う。帰りは前橋駅まで、結構長い感じがする。結構今日は走って、目的は達成できたことに満足。新幹線の中で聖酒造の純米生酒の特別仕様の小瓶をなめながら帰宅した。

 





 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1330人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら