月山
- GPS
- 04:22
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 619m
- 下り
- 976m
コースタイム
天候 | 09/20晴天 09/21晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
上越新幹線 とき305号 07:08東京-09:28新潟 白新線/羽越線 きらきらうえつ 10:14新潟-12:26鶴岡 \3,110 庄内交通バス 12:57鶴岡駅前-13:35羽黒センター \820 徒歩 13:40羽黒センター-14:50羽黒山頂 庄交ハイヤー 15:30羽黒山頂-16:00月山八合目 \5,910 09/21 庄内交通バス 13:30湯殿山-14:45鶴岡駅前 \1,820 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 整備された歩きやすい道です。 |
その他周辺情報 | トイレ:月山八合目駐車場、御田原参篭所、佛生池小屋、月山頂上小屋、湯殿山レストハウス 下山後の入浴:湯殿山参篭所(\400/浴場にボディソープ、シャンプーあり/タオル等の貸出無し) |
写真
感想
4連休を使って庄内遠征。月山、鳥海山の百名山2座登頂を目指します。
前半戦は月山。
月山は修験の山。ということで、正当な参拝順序と言われる羽黒山→月山→湯殿山の順序で出羽三山を詣でることにします。
09/20(土)
1日目は東京〜月山八合目までの移動日。途中、羽黒山に立ち寄って出羽三山神社に参拝します。
12:30 鶴岡
この日はまさかの寝坊からスタート。
05:00に家を出るはずが起きた時間が05:10。前日にまとめておいた荷物を背負って慌てて家を出ましたが、予定の電車には間に合わず。ネットの乗換情報サービスで電車の乗り継ぎを調べてなんとか鶴岡に来ました。
電車の接続待ちなどで鶴岡到着は当初予定の2時間強遅れ。この時間だと、羽黒山に寄り道すると月山八合目へ行くバスには間に合いません。仕方ないので予定外のタクシー移動を追加します。(当初予定の行程は登山計画に記載しています)
鶴岡駅前のコンビニで水を補給。あと、夜のためのビールも。
15:00 羽黒山頂
羽黒センターでバスを降りて出羽三山神社に参拝。庄内交通バスの運賃はネットに確定情報が無かったので事前に用意できないのがめんどくさい。今回乗車した区間については、アクセス情報のところに運賃を書いておきます。
連休初日とあって羽黒山は盛況です。軽装の観光客に混じって登山者の姿もちらほら。
今年は羽黒山にご縁のある午年ということで蜂子神社では蜂子皇子の御尊像も拝観できます。せっかくなので登山の無事を祈願してきました。
レストハウス前でタクシーの迎車を頼むと30分ほどかかるとのこと。玉こんにゃく食って、ラムネ飲んで休憩。おやつ用に古鏡も買っておきます。
16:00 月山八合目
タクシーで30分。八合目到着。5分ほど歩くと御田原神社。その横に参籠所があります。
同宿は回峰行の方達が20名ほど。登山客は他にいませんでした。
18時の夕食まで日の入りを眺めながらビール。夕日は参籠所の建物に隠れて見えませんでしたが、夕暮れに沈む鳥海山はとても美しい。抜群の展望でした。
参籠所での宿泊は快適そのもの。水洗トイレ、水道があって、清潔な布団で眠れます。そしてご飯がおいしい。個人的には、夕食の茄子田楽、朝食の自然薯がとても美味でした。
09/21(日)
2日目は月山〜湯殿山神社へ縦走します。
御田原参籠所で朝食をとってから出発。月山頂上の月山神社を参拝して湯殿山神社へ下山。湯殿山(仙人沢)のレストハウスで昼食。余裕があれば湯殿山参籠所で入浴。13:30のバスで鶴岡へ。羽越線で鶴岡から酒田へ移動。鳥海山荘に宿泊します。
06:40 御田原参籠所
5時前に目が覚めたので日の出を見るために外へ。お茶を湧かしながらボケーとしていると、同宿の方達が5時頃に出発。そろいの白装束に行者鈴を鳴らして歩く姿は壮観です。
朝日は山の影で見えませんでしたが、少しずつ明るくなっていく庄内平野と日本海。新庄方面の雲海が見事で満足。
6時に朝食をいただいて、身支度を整えて出発します。
天気は快晴。自他共に認める雨男の僕が、山で天気に恵まれるのは久しぶり。テンション上がります。
08:30 月山山頂
気持ちが乗ってるせいか身体が軽い。景色を眺めるためにけっこうな頻度で立ち止まっていたはずなのですが、1時間半強で山頂まで来てしまいました。行者返しも登り終わってから存在に気づく始末。絶好調だな俺。
いっつも雨の中やガスの中をトボトボ歩いてるので知らなかったのですが、晴天の効果って凄ぇっすわ。
山頂からの展望も素晴らしい。テンションはずっと高いままで、らしくもなく口笛など吹いてます。
帰りたくないっつーか、もうここに住みたいくらいの気分ですが、下山しないと翌日の鳥海山に登れないので、後ろ髪引かれつつ下山します。
10:45 湯殿山神社本宮
名残惜しくても下り始めてしまえば身体は動くわけで。歩きやすい道が続くこともあって放っておくと下山スピードはどんどん上がります。
山頂から少し下ったところで同宿だった回峰行の方達に遭遇。道を譲っていただけたので、脇を抜けて追い越します。
牛首の手前あたりになると、姥沢から登ってきた登山者で人が増えてきたのでスピードダウン。この辺りの紅葉は見事。観賞モードに切替えて歩きます。
金姥から湯殿山神社方面の道へ入ると人が激減。一転、静かな山歩きになります。
装束場を過ぎて梯子場や急坂を楽しんでると、とつぜん人の気配が濃くなって湯殿山神社本宮に到着。
本宮に参拝。修験道の擬死再生では湯殿山は"生まれ変わり"を司るとのこと。ご神体を見てなるほどと思いました。
11:20 湯殿山(仙人沢)
送迎バス乗り場で係員の方にバスの発着時間を聞くと、バスの待ち時間を入れると徒歩で下っても時間は変わらないとのこと。じゃあ歩きます。ってことで舗装路を徒歩で下山。
湯殿山参籠所でお風呂をお借りしてさっぱり。レストハウスで昼食。ビールも飲んだけど、バスまでまだ1時間。売店でチューハイ買って駐車場脇のバス停付近でひなたぼっこしてました。至福。
月山。修験の山という言葉のせいか、名前からくるイメージもあるのか、厳つい山という印象を持っていたのですが、登ってみた後の印象はおおらかな美人さん。東北の山らしい、優しい山でした。
もちろん快晴によるプラス補正が入ったことは否めませんが、それでも月山はいい山です。また行きたい。
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