【父子キャン】中房温泉〜合戦尾根〜燕岳
- GPS
- 31:05
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,468m
- 下り
- 1,693m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 4:25
- 山行
- 1:30
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 1:48
天候 | 11日:晴れ 12日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・燕岳登山口→穂高:中房線乗合バス(1700円、子供半額) http://www.azumikanko-taxi.co.jp/2011/04/030-01.html ・穂高→松本:JR大糸線(320円、子供半額) ・松本→新宿:高速バス(3500円、子供半額) ・燕山荘テン場:1人700円 ・湯原の湯:大人700円、子供350円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備された登山道 ・ドコモは登山道・燕山荘ともに3G圏内、稀にLTE。 ・テン場、燕山荘付近はワンセグ圏内 |
その他周辺情報 | ・登山口 日帰り温泉 湯原の湯(ネットに割引券あり、要印刷) http://www.nakabusa.com/top/ticket.pdf ・水は第一ベンチ付近にもあるが、登山口での補給が楽。燕山荘にて水販売(1リットル200円)。 |
写真
感想
3連休、当初は大天荘まで縦走の予定でしたが、風邪気味のため、燕山荘テン場でのんびり過ごすことに。たまにはこんな山行きも良いですね。
<0〜1日目:竹橋〜中房温泉>
毎日アルペン号、3連休前の夜ということで、大盛況。地下鉄の中で70リットルザックはかなり浮いてましたが、竹橋に降りると似たような方が数名いて安心しました。都心の夜のオフィス街に、登山者の不思議な空間ができていました。受付時間前でしたが、既にたくさんの行列。行き先は複数ありましたが、やはり中房温泉行きは一番人気でした。子連れは3組程度。最近は年配の方よりも30〜40代の方が増えた気がします。
バスはほぼ満車。甲州街道を調布インターまで走り、高速に入ります。途中、談合坂SAで数10分、諏訪SAで1時間程度の休憩をとりますが、その間ずっと室内照明が付くので、眩しくて寝てられませんでした。その後バスは梓川スマートICで一般道に下り、非常に狭い道をバスが行列をなしていました。予定より少し遅れ、5:40頃登山口に到着。息子はよく眠れたようですが、私はほとんど眠れませんでした。次はムーンライト信州にするかも。
<1日目:中房温泉〜燕山荘テン場>
登山口前のトイレはバスの乗客で大行列。とりあえず朝食のおにぎり食べて、出すもの出して、水を補給して、出発。予想通り、今のところは天気よし、子供は元気そう。第一ベンチまでは結構な行列。でも下山者がほとんどおらず、渋滞というほどではありませんでした。第2、3ベンチでのおやつ休憩と、時々小休憩を取りながら、合戦小屋に到着、長めの休憩を取ります。ここから先は展望が開け、燕山荘、槍、白馬方面、大天荘までの稜線が良く見え、疲れた身体にやる気スイッチがONします。その後ほぼコースタイムで燕山荘に到着。穂高、笠、黒部五郎、裏銀座、立山、後立山、妙高、八ヶ岳、富士山…の大展望。そして息子が楽しみにしていたケーキ(500円)とコーラ(300円)を美味しくいただきました。これが原因なのか、一気にやる気スイッチがOFFに。息子は疲れたといい、ここでのテン泊を希望、自分は体調が万全とはいえないし、たまにはのんびりするか、と、燕山荘でのテン泊を決意しました。受付・支払い(1人700円)を済ませました。
<1日目:テン場>
昼前のテン場はまだガラガラで、場所は選び放題。ただし受付のお姉さんから、今日は混雑が予想されるのでなるべく詰めて下さい、との指示がありました。悩んだ末にテント内から槍と燕が見える一番高い場所を選択。トイレから近く便利。
今回は初張りのHILLEBERG UNNA。ソロはずっとツェルトでしたが、ようやくテント購入に至りました。1年以上の検討期間、いろいろ悩みました。NEMO、テラノバ、メスナー、エスパース、どれもポチり直前まで行きましたが、何かが引っかかり購入に至らず。UNNAはHILLEBERGの中でも安価でずっと気になりつつも、前室が無く対象外でしたが、ブログ等で内張を外せば前室ができることを知って即決。ここでは詳細は語りませんが、評判どおりの素晴らしいテントです。迷ってる方は背中を押しますよ。ただあまり増えすぎるとテン場で迷うので、程々に。
幕を張った後は軽く昼食をとり、槍を見ながら新しいテントでお昼寝。10月とはいえ暑く、汗をかきましたが、おかげで風邪がだいぶ良くなりました。気付いたら夕暮れ。息子は4時間以上眠り、疲れが取れてすっかり元気に。燕山荘の展望台につまみとドリンク持ち込み、絶景を見ながら息子と乾杯。こんな山旅も良いですね。
夕暮れから一気に気温が低下。テントに戻ってシュラフに潜り、ハクキンカイロに火を入れます。発熱量は使い捨てカイロの13倍。この時期はまだシュラフで十分ですが、人間、温かいものがあると安心して眠れます。実際息子はカイロを持ちながら就寝。
<2日目:下山(燕山荘〜燕岳〜燕山荘〜中房温泉)>
御来光を見た後、展望台で朝食を取り、燕岳山頂へ。山頂からは燕山荘では見えなかった劔が見れました。息子はあまり興味ない様子。自分だけ興奮し、写真撮って燕山荘に戻ります。息子は絶景の中で2日分の宿題をこなし、自分は酎ハイ飲んでからテントを撤収。最後に景色を目に焼き付け、下山開始。途中数十人を抜き、休み無しで2時間弱で中房温泉へ到着。バスの時刻表見ると次は30分後、その次は約2時間後。20分で温泉に入り14:00のバスに駆け込みました。温泉はとても良い湯で、できればもう少しゆっくり入りたかった。
<2日目:中房温泉〜穂高駅〜松本駅〜新宿>
穂高方面のバスは臨時が出てましたがほぼ満車。穂高では電車待ちに約1時間、FBでお世話になってる山道具屋さん行ったり、アイス食べたり、お土産見たりして時間潰し。松本からは17:40発の高速バス。新宿松本線は本数多く、ネットで予約キャンセルが簡単で、何より親子で5140円と安いのがメリット。渋滞に巻き込まれつつ、予定より2時間近く遅れて22時過ぎの到着。今日はほとんど下りだし、温泉入ったし、バスの中で寝たので、思ったほど疲れはありません。
今回、金曜の夜に東京出れば、土日で燕キャンプが楽しめる、ということが実証できました。やる気になれば、表銀座縦走も可能。次回は雪中キャンプですかね。
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