湯泉ヶ岳・根名草山・金精山


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,128m
- 下り
- 1,484m
コースタイム
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
宿の車で登山口まで送ってもらった |
コース状況/ 危険箇所等 |
湯泉ヶ岳の巻道が、笹の茂った急斜面のトラバースで、ちょっと足下を確認しながら歩く必要がある。 |
その他周辺情報 | 湯元温泉は多くの宿が日帰り入浴可 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
8日は晴れ予報なので、湯泉ヶ岳から根名草山を目指すことにした。湯泉ヶ岳までは2回登っているのだが、どちらも天気が悪く頂上では真っ白な中だったので、今度こそ展望が得られるものと期待した。特に、湯泉ヶ岳の頂上からの刈込湖切込湖。切込湖からの湯泉ヶ岳は10回以上見ているのに逆はまだないのだ(刈込湖からの太郎山に対する太郎山からの刈込湖切込湖はすでに見ている)。登山口は金精トンネル入口。ここまでは、朝、定宿の車で送ってもらう。奥白根に登るときもほとんどここから登るので、金精トンネル入口→金精峠は何度も通った道だ。非常に急な登りだが、いつも歩き始めのフレッシュな状態で臨めるので非常に快適な登りとなる。オーバーペースになって息が切れたら、後ろを振り返って絶景を眺める、そんな絶景ポイントが何カ所もあるのですぐにリフレッシュできる。でも、景色は金精峠上から十分に堪能できるので、30分弱の登り、休まず一気に登りたい。途中木製や鉄製の梯子あり、崩壊地のトラバース有り、手も足も使って変化に富んで楽しい登りだ。今回は金精峠まで23分。多分自己最速。ちょっと前を先行して登る方がいてつかず離れず登った結果で、その方のおかげだ(その後奥白根方面に向かわれた)。
金精峠上は晴れ。男体山も湯ノ湖も戦場ヶ原もよく見える。尖った三角形の金精山もよく見える。しかし振り向くと・・・目指す丸い湯泉ヶ岳には雲がかかっている。まだ、朝だから、これからきっと晴れるよね、そう思いながら眺めるも、次から次にわいてくる雲に覆われている。
ひとしきり写真撮影をし、金精山に尻を向けて出発。はじめは湯泉ヶ岳に続く稜線の急な北西斜面を九十九折りの道で上っていく。斜面は急だが、道はそれほど急ではない。ただし当然のことだが距離は伸びる。すぐに木立の間から菅沼が見えてくる。もっと上で見たことはあったがこんな下で見えた記憶はない。もちろん天気次第ということだが。しかし登るにつれて、道が霧に覆われ始める。さっき見えたくもがまだ晴れず、その中を歩いているのだろう。晴れを予想していただけに、ちょっと暗い気分。でも足は快調。息を切らさない程度のマイペースで登っていく。そろそろ尾根に上がるかな、というところで木立越しに霧の中うっすらと菅沼が見えてきた。少し立つとちょっと霧が薄れて何とか写真に写るだろうほどには見えてきた。ま、帰りにはきれいに見えるだろうということに期待して、先を急ぐことにした。尾根に上がると、あとはほぼ平坦に近い道。しばらくして湯泉ヶ岳山頂への分岐点に着いた。ここからは結構急な登り。しかし距離は短くあっという間に山頂に着いたという記憶がある。記憶通り、ちょっと急な登りが続き(もっとも金精峠への登りに較べれば軽い軽い)傾斜が緩くなるともう山頂だった。
山頂からは北にこれから行く念仏平避難小屋とそのちょっと先の2326mピークがきれいに見える。その向こう側に小さくちょこんと顔を出しているのが根名草山だろうか。遠く見えるけれど、歩いたら結構近そうだ。東には、お目当ての切刈。ちょっと靄に霞んでいるけれどよく見える。でもまだ時間が早いためだろう日影になってる部分が多くちょっと小さく見える。肉眼よりも写真に撮った方が良く見えるかもしれない。とにかくこれで今日の目的の一つは達成。\(^o^)/ ここで、朝ご飯。
下りは2本ストックで楽々。分岐点に戻って根名草山に向かう巻道を進む。すぐに巻道は笹の茂る急斜面をトラバースする道になる。山レコなどで事前に情報を得ていたとおりこれが結構曲者。道幅は狭いけれど歩くには十分あるのだが、山側の笹が張り出していてどうしても谷川に押されがちになる。しかし谷川に道を踏み外すとかなり怖いことになりそうだ。ビビリの悪児としては、これは怖い。風景を眺めながら気楽に歩くとは行かず、足下をしっかり見極めストックで笹を抑えながら進まざるを得ない。神経も使うし、全くスピードも出せない。しかも、結構上下の勾配もある上、切刈を含めて景色がとても良いところもある。歩きながらじゃ怖いので、どうしても立ち止まって眺めることになる。写真を撮るにも足場をちゃんと確認してから。そんなこんなで、結構慈顔がかかり、神経もすり切らしてしまった。で、斜面のトラバースが終わったときには本当にほっとすると共にペースを上げた。
このあとは、ちょっとアップダウンはあるけれどほとんど緩い勾配で気分の良い道。上下よりも距離を稼ぐという感じでどんどん進んた。ただ、最後は、あれがピークかな、と思ってひと登りするとさらにその先が、ということの繰り返し。涸沼と奥白根山がきれいに見えるビューポイントに出て、今度こそ山頂か、と思ったらまだ先があり、そのあとでようやく山頂に到着。山頂は木立があり、北側は開けていたが南側は展望なし。北西側の木の枝だの間からかろうじて燧ヶ岳が見えた。
帰りは湯泉ヶ岳には寄らずに同じ道を金精峠まで。ここから金精トンネル入口に下り跡は金精道路を歩くか、金精山を越えて中ッ曽根を湯元まで下るか迷ったが、途中で見た中ッ曽根が結構色づいていたのでしんどいけれど金精山を越えることにした。結果はOK。曇ってきて金精山山頂は真っ白だったけれど、かえって写真撮影に時間をとられることもなく歩きに専念でき、急で笹が邪魔な中ッ曽根も所々見事な紅葉があって気分良く下れて、金精峠から2時間半ほどで湯元に下り立つことができた。
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