船形山、観音寺コース

2014年10月19日(日) [日帰り]

• GPS: 06:12
• 距離: 13.0km
• 登り: 877m
• 下り: 868m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:00
• 休憩: 1:05
• 合計: 6:05

6:40 観音寺コース登山口
7:09 7:09 粟畑
8:01 8:12 仙交小屋跡分岐
9:35 9:35 升沢・観音寺コース分岐
9:38 10:10 船形山
10:11 10:11 升沢・観音寺コース分岐
11:06 11:20 仙交小屋跡分岐
12:13 12:21 粟畑
12:45 観音寺コース登山口

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道終点に15台程度駐車可、今日は13時前下山時10台駐車。黒伏スノーパークからの林道はダート、路面状態は良いが狭い、対向車に注意。

コース状況／危険箇所等

登山ポストあり、登山道は問題なし。

写真

林道

観音寺コース登山口、右に登山ポスト

緩やかな道、すぐにこんなブナの木

トラバースが続く

紅葉の最上カゴ

粟畑の年代物道標

粟畑の分岐

仙台カゴが近づいてくる

仙台カゴは南側を巻く、道標は仙台カゴ前

船形山が初めて見える、宮城側とは異なる印象

ロープは3箇所、ここが滑りやすいところか。

楠峰下

仙台カゴのアップ

仙交小屋跡、ブナの林の中にある

年代物の道標、この写真館は今もあるのかな

急登と緩い登りの繰り返し

船形山がどんどん大きく迫ってくる、左側の尾根状の所を登るのだろうが、急登が思いやられる。

山頂下、ここから急登が始まる

最上カゴや黒伏山が下に見えるようにならないと

溝状に掘られた急登、ロープあり、下りで役立つ

展望が広がる、仙台カゴと白髪山

最上カゴ、黒伏山

潅木の中を登って行くといきなり小屋が近くに見える

船の模型が（奉納されて）あるんだよね

山頂から西方面、左上に黒伏山、柴倉山、下に尾花沢に向かう道が見える

山頂標識

船形山頂避難小屋

黒伏山方面の展望

北泉が岳、泉が岳、三峰山

後白髪山

北方面、近くに薬師森、左はクラビ方面、クラエ山から荒神山ですね

山頂下道標の窪地

仙台カゴ

船形山を望む

最上カゴ

駐車場に到着

帰りの紅葉の林道

黒伏高原スノーパークから黒伏山

感想

kyen

この日曜は天気が安定しているというので、天気は北が良いか、南が良いか、何処に行こうか、いろいろ迷ったのだが、船形山を山形側（観音寺コース）から登ってみることにした。

出発時はまだ暗くて天候は良く判らなかったが、星が見えるのでよいとしよう。作並あたりで夜が明けてきて、天気の心配はないようだ。黒伏高原スノーパークから林道に入るといきなりダートで路面はいいのだが、道幅が狭い。すれ違うことができる所も少ないようだ。駐車場は15台程度可能。6:20到着で一番乗りだった。準備をして6:40出発する。観音寺コースは前半が緩傾斜なのは聞いていたのだが、確かに直ぐにブナの林の中の平坦な道となる。そして少し登ってから左側が谷のトラバース道が続く。左には樹間から最上カゴが見える。やがて谷から離れ粟畑に着く。直進は船形山だが、白髪山−最上カゴとの十字路になっている。粟畑からは最初少し足場が悪い所もあるが、平坦なよい道を進む。樹間に仙台カゴがだんだん迫ってくるが、登ることはなく南側を巻いていく。次の楠峰は北側を巻いていく。この辺で初めて船形山の姿が見える。小屋も見えるが、まだ遠い。道は下り基調になるが、ロープ設置箇所が3箇所ある。平らになると仙交小屋跡に出る。大きなブナの林に囲まれた良い場所、近くに水場もあるらしい。こんな所に小屋があればいいなとは思う。

さて、ここからが船形山の登りになる。仙交小屋跡から山頂下の標識までは標高差250m位登るのだが、急登と平坦な道の繰り返しで3回なので、それ程きつくはない。ある程度登ると、道は船形山を右に見ながら尾根をたどっていくことになる。船形山がどんどん大きく見えてくる。やや平坦になって湿地が出てくると山頂下の標識（あと0.9km）がある。ここからの登り、最初はそれ程急ではないが着実に登って行く。次いで、ロープのある急な溝のような所が最大の急登であるが長くはない。ここを抜けると、あと標高差100m、笹と潅木の中の登りとなる。背後の展望が開ける。潅木の中を登って行くと急に頂上の避難小屋が大きく見え、すぐに分岐の道標になり、山頂はすぐである。

今日は出発してから誰にも会わなかったが、さすがに山頂には数人の人がいた。それ程大勢ではないが、まだ9時半過ぎだし、大滝からかな。山頂からは、登ってきた仙台カゴ方面や、最上カゴ、黒伏山などの展望が良い。反対方向は仙台の街から北泉が岳、泉が岳、三峰山、後白髪山。霞が架かっているような感じで残念ながら遠望はきかなかった。薄っすら月山かなという程度だった。帰りは早朝とは光の具合が違うし、仙台カゴ、最上カゴなど見ながら下る。帰路は観音寺コースで登ってくる数人と出会った。観音寺コースは、距離は結構長いが、前半は緩傾斜で、最後の溝の急登以外は道も良く歩き易い。升沢からしか登ったことがなかったので、山頂に出る所は一寸あっけないかなとも思った。