記録ID: 533782
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ハイキング
近畿
九州の山と史跡の旅13−2:MIHOミュージアム
2014年10月16日(木) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 04:50
- 距離
- 54.5km
- 登り
- 603m
- 下り
- 552m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
撮影機器:
感想
長い九州、近畿の旅もMIHOミュージアムでフィナーレ。この美術館は、旅程の遅れで果たせなかった伊吹山登山の周辺を検索しているうちに見つけた不思議な美術館。今回は、メソポタミアから、ギリシャローマ、シルクロードを経て日本に渡った狛犬(ライオン・獅子・オオカミ)の東遷を辿る特別展を見るために石山駅からバスに乗る。瀬田川の支流を遡り、信楽方面の山あいを辿ると、突然山の中の美術館が現れる。ここは世界救世(メシア)教から分かれた神慈秀明会という宗教団体の所有する美術館らしい。メシア教の美術館は有名だが、こちらも結構すごい。数十万人の信者の方々の多額の献金が数百億の美術品、美術館になるのですねーー(ため息)−−展示そのものについてーーメソポタミアやエジプトなどに現れたライオンの彫像が、やがて中国にわたって獅子となり日本に渡って狛犬になっていく姿は実に興味深い。狛犬に焦点を当てた展覧会や狛犬のコレクションというものはほとんどなかったらしく、日本でその歴史を辿るのは容易でないらしいが、その点でも出色の展覧会であった。また常設展もすごい。とても一日では十分見きれないものだ。3時間いても、十分見ることはできなかった。無論、国宝級を集めた東京国立美術館などとはまた質の違うコレクションだが、見どころはたくさんあり、十分楽しめるものだ。旅行の最後を飾るのにふさわしい美術館だった。
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