一切経山〜魔女の瞳。甘く見ていて痛い目に遭った東吾妻山。

2014年10月24日(金) [日帰り]

• GPS: 06:28
• 距離: 17.8km
• 登り: 821m
• 下り: 813m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:38
• 休憩: 0:31
• 合計: 6:09

9:19 浄土平駐車場
9:56 9:56 酸ヶ平避難小屋
10:20 10:31 一切経山
10:55 10:55 酸ヶ平避難小屋
11:21 11:21 姥ヶ原分岐
11:56 12:12 東吾妻山
12:24 12:25 展望台
13:13 13:14 景場平
15:14 15:16 吾妻小富士
15:28 ゴール地点

姥ヶ原から東吾妻山頂までは展望も無し悪路。
そこから景場平までの下りは更に悪路。転倒＆泥まみれ。
このコースを通った方々のレコを見る限り元から道は悪いようでしたが、前日雨が降ったのか？いつもより更に状態は悪かったのかもしれません。
そういう時は通らないほうが良いかも、と書いていらっしゃた人も居たのに…
東吾妻山から周回ではなく山頂ピストンにすればよかったと後悔しました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

東吾妻山から鳥子平は急坂・泥濘・水たまりの悪路。
下りで通る際は十分な注意が必要です。
ウェアが汚れる事を恐れると絶対に転びます。
買ったばかりのウェアが汚れる事よりも安全を第一に行くべきだった。

その他周辺情報

「高湯温泉 あったか湯」
なんと日帰り入浴250円！
お湯は乳白色で硫黄臭満点。
石鹸やシャンプーはないので注意。
露天のみ。洗い場は3つだけなので混んでいたこの日は寒くて待てない為、かけ湯を念入りにしてそのまま温泉に入ってしまいました。
それでもお湯と価格を考えると相殺以上の内容で大満足です。

写真

10/24 9:08

磐梯吾妻スカイラインは震災前の2010年に通ったきり。
紅葉は終わっていましたがそれでも十分綺麗でした。

10/24 9:20

荒々しい雰囲気です。

10/24 9:49

てっきり寒いだろうと思って我々は着込んでいましたが、汗だくになって脱いでしまった。
そのくらいこの日は暖かく(止まるとひんやりだが)風も弱くて快適でした。

10/24 9:50

登りやすく後輩たちもグングン登っていきます。

10/24 9:53

とても快適です。
登るというよりかは歩く、感じですね。

10/24 9:57

避難小屋。
休む？と聞いたけど「行っちゃいましょう」と後輩たち。
さすが。
この先は登山っぽい斜度でした。

10/24 10:20

問題なく到着！
空気大感謝塔。
さぁ、五色沼はどうでしょうか…

10/24 10:23

おお！

10/24 10:23

想像よりもっと大きく、もっと綺麗！
みんな大感動！大興奮！

10/24 10:30

山頂標識撮っていなかったので撮ろうとしたら、画像のおじさんたちが凄い勢いでよけてくれました。
申し訳ないです。

10/24 10:31

安達太良山も磐梯山も綺麗でした。
磐梯山の方が写真映えますね。

10/24 10:58

いいお天気です。

10/24 11:01

素晴らしい道です。

10/24 11:05

鎌沼。
十何年ぶりに石けりをしました。

10/24 11:05

とても綺麗です。
飲みはしなかったけど(^^)

10/24 11:10

さぁ、東吾妻山に行きます。
しかし登りはドロドロ、急登、景色無しでつまんなかったです。
写真なし。

10/24 12:00

しかし山頂は素晴らしかったです。
今日は周回予定で、あっち側もこんな登山道だったら嫌だなぁ…と思いましたが行く事にしました。

10/24 13:04

ところがもっと酷い道でした。
しかも下りなので非常に危ない。
ここでソロの女性登山者の方とすれ違い、この先の道を教えていただいた。
「もう少し行くときれいな木道になりますが、鳥子平からはまたこんな道ですよ」
まじか…

10/24 13:09

しばしの平穏。
すぐにまたドロドロ急坂になりました。

10/24 13:39

「車の音だ！」
磐梯吾妻スカイラインに入りました。
や、やった…
みんな一安心。

10/24 13:40

しかし道を挟んだ向こうが登山道。
スカイラインを歩いても浄土平に戻れます。
悩みます。
アスファルトの道は平和ですが、車通りはまあまああって危ないかも。

10/24 13:46

結局、登山道を行く事にしました。
しかし、やはりすぐにまたドロドロ道に戻りました（涙）
斜度はフラットになったのでマシにはなりましたが、何度かとんでもなく大きな水たまりがあり渡るのに苦労しました。

10/24 14:23

人の気配はありましたが開いていませんでした。

10/24 14:30

見、見えた！

10/24 14:31

ヘバっていた後輩たちがココで突如ダッシュします。
まじか（汗）
おじさんも走りますが追いつけませんっ。

10/24 14:33

はぁはぁ…
お疲れ様〜〜
そしてこんな道を通らせてしまいすまなかった。
軽い山といったのにガッツリ山行になってしまった。

10/24 14:46

レストハウスで休憩。
ソフトクリーム（桃味）を食べた。
ハニーラって蜂蜜＆バニラの方にすりゃ良かったかな。

10/24 14:55

若者の一人はギブアップ。
もう一人の後輩と一緒に吾妻小富士に向かいました。
荷物は車にしまいこんで身軽です。

10/24 15:01

あきらかに登山ルックじゃない人たちをばんばん追い越してあっという間に山頂。
途中おばあさんに凄いわね〜と言われましたが、東吾妻山の登山道に比べたら天国のような道でした（笑）

10/24 15:02

う〜〜ん気持ちいいです！
もう一人の後輩が来られなかったのが気の毒でした。

10/24 15:15

お鉢のほぼ中間地点、最高峰らしき所でポーズの後輩。
きまっておりますな。
元気になって良かった…と、私は一安心です。

10/24 15:16

ここから影小富士が綺麗に見られました。

10/24 15:16

THETA360°
最高地点で火口と影小富士。
とても迫力があります。

10/24 15:17

車で来たスカイラインを眺めますが、まるでエイリアン。
H・R・ギーガーの世界の様です。
締めくくりに吾妻小富士登って本当に良かった。

10/24 19:09

温泉に入り、晩御飯へ会津若松市の「めでたいや」さんへ。
大名ソース海老カツ丼。

10/24 19:11

何やら不思議な組み合わせのソースカツカレー焼きそば。

10/24 19:14

わたしの頼んだ大名ソースカツ丼とミニラーメンのセット。
器は大きいけど実際量はそうでもなかったかな？
美味しかったです。
足りないので後輩たちのも奪いながら食べました。
ごちそうさまでした。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX300 SONY

iPhone 6 Plus Apple

RICOH THETA リコー

感想

kajugumi

「○○さん、金曜俺も休みなんですが、軽い山なら付き合いますよ」

普段は誘っても苦笑いや拒否をされるのに、こちらから何も言わなくとも職場の若者たちから衝撃の一言。
一人は9月の燕岳、もう一人は8月に富士山を一緒に登ってくれた後輩たちです。

前回の槍穂・表銀座縦走から燃え尽き症候群になっていた自分。

丁度TVや余所様の登山ブログで一切経山を見ていて「行きたいなぁ」と思っていました。
行った事ないので調度良い機会。
しかし「すぐ登れちゃうよ〜」と言いながらもコッソリ縦走を組み込んだ作戦のせいで後輩たちに迷惑をかけてしまいました。

一切経山から魔女の瞳、鎌沼までは最高でした。
私も後輩たちも感動。

そこから先、東吾妻山は山頂まで展望なしの悪路。
下山〜鳥子平も悪路。
十分気をつけていてもみんな転んで泥だらけ。ズルズル滑ってとても危ない。
回避できない水たまりの数々。
靴は泥と水でビッチャビチャ。

体力的疲れはそれほどでもなかったけど、気を常に張っていなければいけないので精神的に参った。

お気楽ハイキングがこんな事になってしまって申し訳なかったです。
でも最後に登った吾妻小富士は大迫力だった。
登ってお鉢巡り、下山しても30分程度というお気軽さ。

若者たちよ。次はもっと快適に歩ける所を選ぶからオッサンを見限らないで欲しい。
懲りずにまた付き合っておくれ。
でも、なるべくロングになるような行程は変わらず企むけど（笑）