笛吹川水系 鶏冠谷右俣
山梨県
ＳＴＫ
t-kinjou
体力度について
- GPS
- 08:41
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,876m
- 下り
- 1,872m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 8:42
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
遡行グレード2級 中級 ◆左俣右俣の二俣 右俣に進む場合、25m滝を巻くのに中間尾根または右俣左岸をたどる方法がある。今回は左岸から手前の4m滝とまとめて巻いた。結構な高巻きになる。巻き中の斜度はかなりあるので注意。ちょっと嫌らしい足場の場所に残置ソウンスリングあり。足場は割としっかりしているがその付近のトラバースで念のためロープを利用。懸垂下降はせずにすんだ。 ◆ゴルジュ帯終盤の30m ガイド通り右壁から巻き気味にいける。尖った岩の間をいくといい気がした。最後落ち口へのトラバースが少しいやな感じ。グリップを強く効かせる必要あるが、高度感ある場所なので結構緊張する。 ◆ヌメリ 時期的な要因もあるし、日当たりがいいという事も影響していると思われるが、ヌメっている箇所が多かった。ラバーだと突然グリップを失いツルっ！というのが何度かあり気が抜けないです。この沢はフェルトの方がよいのかも。 ◆詰め 40m大滝手前の枝沢へ進み、左岸尾根に取り付き真東に向かった。最初はかなり急だが危なくはない。最後は登るの避けて南東方面にトラバースしたがシャクナゲ藪に10分。藪を避けて登った方が楽かも。 |
| その他周辺情報 | 笛吹の湯 市外の人は510円 以下写真 Nikon D600 AiAF Zoom-Nikkor f/3.5-4.5D 18-35mm IF-ED（stk） Nikon1 AW1 （t-kinjou） Ricoh Theta （t-kinjou 360度カメラ） |
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右壁から登るが、最後の落ち口へのトラバースは慎重に
装備
| 個人装備 |
確保器 1
ハーネス 1
ヘルメット 1
スリング各長さ 4 30cm,60cm,120cm,240cm
カラビナ 3
環付カラビナ 3
沢靴 1
沢用スパッツ 1
沢登り用手袋 1
ハンマー 1 ミゾー
|
|---|---|
| 共同装備 |
ザイル20m 1
ハーケン 2
|
感想
9末の西横川以来ひと月振りの沢となった。奥秩父の紅葉狩りをかねて笛吹川水系の鶏冠谷へ。以前から気になっていた沢だ。急峻な鶏冠尾根への詰め上げは少しいやなので右俣を選択。
いつもなら快適な車中前泊をするパターンだが、圏央道で早くいける事もあり今回は早朝出発。先々週のようなひどい渋滞もなくすばやく移動出来た。西沢渓谷の駐車場は8時くらいでも満車に近くて驚いた。さすが紅葉最盛期だ。
吊り橋を過ぎて東沢に進むと全く人気がなくなる。今日は鶏冠谷の遡行者は他にはいなかっただろうか。紅葉の鶏冠谷は我々のみで貸し切りとなり気持ちよかった。
快晴で気温が高く、快適な遡行となったが水はさすがに冷たく、モンベルサワーシューズRSの薄いネオプレーン？ではかなり冷たく感じた。
遡行では何か所か緊張するところあったものの、ロープ出しも最低限(分岐の高巻きのみ)におさえてクリア。ただ逆さくの字滝で、安易に流水沿いの茶色い岩に足を乗せスリップ。右手人差し指を痛打＆裂傷(6��)。傷は小さいがちょい深くパクっと開きそこそこ流血しスリングやシャツに血が。。おちた瞬間はカメラを心配した。結構な水をかぶったが動作には問題なし（ホッ）。やはり一眼レフ持っての登攀は無理があるか。。ほどなく出血はおさまり遡行を続行。
ゴルジュ帯は手ごろな滝が多くて楽しめた。ただ最後の30mは落ち口だけ注意が必要。
ゴルジュを抜けると癒しエリアだ。ただし今日は自分もt-kinjouも寝不足やら疲労でピッチ上がらず。後半の連続するナメがこの沢のクライマックスのはずだったが、大雪の影響か倒木落石多数で少しダレてしまった。。正直長くて疲れた。。ただ数々のナメ滝は本当に素晴らしいものがあります（ぜひ動画を）。
最後の40m大滝は見るだけにし、東の登山道へ詰めあげた。途中シャクナゲが密なところが10分ほどあったが、特に危険もなく到達。途中心配したヘッデン下山にもならず17時には戻れた。
ちょっと疲れてしまったがいい沢であった。緑が濃い時期にシャワークライムしにまた訪れたいです。
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落葉の時期になると、水は冷たくなりますね
動画で見ると、行った気になれます（笑）
gankoyaさん、こんにちは
動画楽しんで頂けたようでよかったです
去年東沢いったときは下界も完全に落葉していて、西沢渓谷もひっそりしてましたが、今回はすごい人でした。やはり紅葉の沢はいいです。ちょい冷たいですが
きれいな沢なのですが、やっぱりちょっと荒れちゃいましたか。残念です
まあ、それでもまずまず楽しめたみたいだったので良かったです。
次は左俣も良いと思いますよ。鶏冠尾根に詰め上がるので下山がちょっと面倒ですが・・
私は来シーズンは左俣三ノ沢に行こうと考えてます。
yoshiさん、こんにちは
終盤のナメ続きのところ、キレイな時にいってないので何ともいえないところありますが「ここは落石なければキレイなナメだな〜〜」って思うもったいないところが結構多い気がしました。
とはいえ、影響受けてないキレイなナメやナメ滝も多数味わえましたし全体としてはとてもよい沢でした。上流部の紅葉も見たいので今度は少し早い時期かな〜。新緑もよさそうですしね。
左俣もよさそうですね。よさげな枝沢が多いようで。鶏冠のピークというオマケも付きますね
笛吹川水系は、どの沢も水がエメラルドグリーンでナメもおおいんですね。
鶏冠谷右俣の今回も紅葉がすばらしく、渓相抜群ですね。
前回の西横川もよかったですがこちらもきれいです。自分も足を運んでみたいです。
動画も編集がされて見る人にはありがたいレコです。
ラバーソールにはあまりやさしくない沢だというのも勉強になりましたー
もう沢じまいですか。
metaさん、こんばんは。
東沢流域はすばらしい沢が多いですね。ヌク沢や釜ノ沢、金山沢も行ってみたいところです。この時期は紅葉がすばらしいですね。
動画はまぁ撮ってつなげただけで、沢の雰囲気知るにはこれでも十分かと思って手間をかけてませんが、お役に立てばうれしいです
今年もう数回は行きたいですが、気分と体調しだいかなぁ〜というところです。
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