大菩薩嶺(裂石〜丸川峠〜大菩薩峠〜牛の寝通り)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,435m
- 下り
- 1,620m
コースタイム
天候 | 1日目:晴れときどき曇り 雨上がりのところで気温が上がったため、水蒸気が上がる上がる。。。 2日目:晴れ 気持ち良い秋晴れ 空にはひつじ雲も出てきました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:小菅の湯より14:45発奥多摩駅行きバス(西東京バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状態は良好です。 大ダワからモロクボ平の間において、ザレたトラバースがあります。 注意して通れば大丈夫だと思いますが、大雨が降ったら危なそうです。 (具体的には分かりませんが、以前、牛の寝通りで滑落事故があったそう。) |
写真
感想
未だ歩いていない牛の寝通りを歩くことにしました。
塩山駅からバスに乗り、裂石にある大菩薩登山口BSへ。
ここから丸川峠を目指します。
雨上がりと思える登山道をゆっくり登っていくと
紅や黄に染まった木々が美しく、
辺りを眺めながらゆっくり登らないと勿体ない!
また、元気な苔も色々生えているので
上を見ても下を見ても飽きることがありません。
過去2回、大菩薩嶺に行くと寄っていた丸川峠。
お昼を食べるのは最初からここと決めていて、
丸川荘の前でおにぎりを食べた後は
小屋主の只木さんが入れてくれたコーヒーでのんびり。
後味がほんのり甘く、自分の好みです。
丸川峠から眺める富士山を楽しみにしていましたが
生憎、今回も姿を見せてくれませんでした。
また来なさい。ということでしょうね。
もっとのんびりしていたかったのですが
この日は介山荘まで行く予定なので名残を惜しみつつ出発。
丸川峠から大菩薩嶺までの道は、これまでの道より少し楽。
苔や倒木が多い為か奥秩父っぽい雰囲気です。
大菩薩嶺というとカヤトの稜線と青空のイメージですが、
この登山道より北側のエリアは雰囲気がガラッと違います。
1回の山行で2度おいしい山です。
大菩薩嶺の山頂が展望がきかず、正直ぱっとしないことは周知のとおり。
それでも周囲は意外と広くて明るく、悪くはないです。
ただ、すぐ近くに雷岩という展望に恵まれた休憩スポットがあったり、
有名なカヤトの稜線が近いので、頂上の割に影が薄いのでしょう。
ガスっぽい稜線を行き、介山荘に向かう最後の下りを歩いていると、
小屋の中に登山者とはちょっと違う男性数人が見えます。
グレーのモフモフしたものを掲げているあたり、音を収録しているようです。
あわててザックにぶら下げたクマ鈴の音を止めていると、
テレビカメラがあることにも気づきました。
この方たちはNHK-BSの日本百名山の撮影陣とのことでした。
介山荘に連泊しているのだそう。あー、びっくりした。
彼らはここに来る前に牛の寝通りも通ったそうで、ちょうど見頃という話。
実は今回の山行、小金沢連嶺に変更することも視野に入れていましたが
2日目は予定通り牛の寝通りを行くことにしました。
なお、ここで撮影された映像は来年2月頃にBSで放送されるらしいです。
翌日は朝4時頃に目覚め、星を眺めたり、部屋に戻ってごろごろしたり。
6時半近くまで御来光と周囲の山々をたっぷり眺めたりして過ごしました。
最後に大菩薩峠名物の真っ青な空とカヤトの尾根をもう一度仰いで、出発。
熊倉山を過ぎてからクッキリとした姿の富士山を眺め、石丸峠辺りで見納めとします。
最後に勢揃いした南アルプスの見送りを受けながら、牛の寝通りに入りました。
常日頃、これだけの山々を眺められる甲府盆地の人達がうらやましいと思いつつ。
牛の寝通りを歩き始めてすぐ、長峰への分岐にそそられますがスルー。
自分には難そうなルートなので、これはヤマレコで楽しむことにします。
この先は最初こそ急激に高度を落とすものの、その後はなだらかな道。
色々な種類の広葉樹が生えているので、上を見上げると赤、黄、緑と賑やかです。
時にはクリ林に出会うこともあり、見渡す限りクリのイガでびっしりの場所も。
ここいら辺に住まうクマさんは、今年もたっぷり食事にありつけたのでは。
大ダワからは先は、欲張らず小菅へ下ることにしました。
松姫峠、鶴峠方面の道は別の機会に取っておくことにします。
コメント
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お疲れさまでした。
朝の雲海がキレイですね、山小屋泊ならではの景色だなぁ。
望遠よく撮れてますね。
そして山小屋と同じ位の高さのあのうす〜い雲はまた絶妙でしたね。
コメントありがとうございます。
雲海ていうのは見ていると不思議な感覚になりますね。
早朝の山の景色は見ていて飽きることがありません。
この時も時間があっという間に過ぎ去ってしまいました。
前日の日の出 はもっと素晴らしかったそうで
あれもこれも見たいなんて思ったら、それこそ毎日張り込みしなければ
以前は星や御来光を見るためとはいえ、
夜中や早朝に外へ出るなんて行為は寒くて嫌でした。
今回はそこまで寒くなかったかも?ということがあるかもしれませんが、
興奮の方が寒さに勝ってしまったようです。
今度どこかで泊まる時、どんな景色で興奮するのか楽しみです。
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