狩場山【茂津多コース】

2023年05月07日(日) [日帰り]

• GPS: 08:29
• 距離: 22.6km
• 登り: 1,571m
• 下り: 1,562m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:28
• 合計: 8:28

4:40 茂津多登山口
7:52 7:58 前山
9:18 9:40 狩場山
13:08 茂津多登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口までは舗装されてます。広い駐車スペースあり。

写真

5/7 4:39

スキーとブーツを背負ってスタート

5/7 4:46

夏道は広くて快適

5/7 5:40

少し雪が出てくる

5/7 6:37

上の方はハイマツがかなり邪魔だった

5/7 6:48

標高約1000m地点でようやくスキーが履けるぐらい雪が現れる

5/7 7:17

藪は多いが何とかスキーで進めた

5/7 7:23

雲海、雲の上に見えている山は不明

5/7 7:38

正面が前山方向

5/7 8:00

狩場山が見えてきた

5/7 8:15

左側は崖

5/7 8:18

海が近い、左はオコツナイ岳かな

5/7 9:14

もうすぐ山頂のところ

5/7 9:29

山頂、seekoutsideさんに撮ってもらった

5/7 9:31

ちょっと霞んでいるが素晴らしい景色

5/7 9:31

南側方向

5/7 9:31

登ってきた尾根

5/7 9:36

厳冬期だとここから滑って国道まで戻れるような気がする

5/7 9:36

雪があればここを滑るのも良いかもしれない

5/7 9:43

尾根を滑っていく

5/7 9:48

微妙に雪がつながっていない

5/7 10:09

今日の行動食は「素材まるごとグラノラ」

5/7 10:31

スキーのまま藪を進む…

5/7 10:42

ようやく広い尾根に合流

5/7 11:04

所々でハイマツが進路を塞ぐ

5/7 11:29

夏道と合流

5/7 11:40

帰りもハイマツに難儀する

5/7 11:43

海に向かって下りる

5/7 12:05

スキーブーツから夏靴に履き替える…

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

あおフクロウ

雪山シーズンもそろそろ終盤。この時期でも雪が豊富にありそうな狩場山までやってきた。狩場山は過去に山スキーでは林道からフモンナイ岳経由で登っている。夏は賀老高原から千走川コースで登った。茂津多からのルートは未踏だったので登ってみることにした。

茂津多の登山口からスタート。スキーとブーツを背負って夏道を進む。少々荷が重い。標高800mを超えた辺りから徐々にハイマツが増えてくる。何度もハイマツにスキーが引っかかって超面倒だった。あまりの面倒さに途中でスキーを投げ捨てたくなった。ハイマツはウザいし全然雪も出てこないしで登るにつれモチベーションが下がってくる。「帰りてー」と何度も叫んでしまう。何とか耐えたけど…。

標高1000m辺りの台地まで登るとようやく雪渓が現れる。雪を見たらモチベーションも回復。スキーを履いて右へ左へヤブを避けながら登っていく。所々で雪が途切れているがスキーのまま強引に通過。前山辺りまではスキーを脱がずに登れた。前山からは何度か夏道と合流。夏道は相変わらずハイマツがウザかった。今思えば尾根上の夏道を進むよりもスキーでトラバースしながら残雪を繋いで登った方が早くて楽ちんだったような気がする。

山頂には先客の単独男性が1名。seekoutside さんだった。初めまして〜。短い時間だったが久しぶりに山頂で人と会話したことが嬉しかった。山頂は少し風があって微妙に寒い。かすみ気味だけど素晴らしい景色が広がっていた。seekoutside さんの滑りを見送ってから僕も滑走準備。

山頂でシールを外して登ってきた尾根を滑る。途中の小ピークや微妙な登り返しはトラバースとカニ歩きで通過。絶景の中での滑りは気持ちが良かった。広い台地はヤブにぶち当たらないよう登りルートを忠実に戻る。最後まで案外滑りを楽しめた。

夏道のハイマツ地帯はスキーを手に持ってスキーブーツのまま下りる。下りもまぁまぁ面倒だった。標高800m辺りまで下りた所で夏靴に履き替える。森の中は日差しが暖かくてすっかり夏山の雰囲気だった。あまりの気持ち良さに登りの辛かった記憶も全てリセットされた。途中で帰らなくて良かった…。

このルートで山スキーをするには登る時期がちょっと遅すぎたかもしれない。もっと雪の豊富な時期にまた登って滑ってみようと思う。