秩父華厳BS→破風山→山靴の道→皆野駅
- GPS
- 05:04
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 595m
- 下り
- 735m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
渋谷 0741 ↓ 副都心線・西武有楽町線・急行 石神井公園 0814 0816 ↓ 西武池袋線・快速急行「長瀞行」 皆野駅 1010 1020 ↓ 皆野町営バス 秩父華厳BS 1048 1053 <復路> 皆野駅 1553 1603 ↓ 秩父鉄道 各駅停車「三峰口行」 御花畑駅 1616 ↓ 徒歩 西武秩父駅 1651 ↓ 西武秩父線・急行「池袋行」 飯能駅 1738 1740 ↓ 西武池袋線快速急行・元町・中華街行 渋谷駅 1853 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山靴の道は、割と急なアップダウンが多く、思ったよりも疲れた。 |
その他周辺情報 | ・皆野町営バスは、皆野駅前から出ていないので注意が必要。駅前を直進し、交差点を左折して少し行った所が、バス乗り場になっている。駅から、2,3分ぐらい。 ・風戸に下山すると、バス停の近くに秩父温泉満願の湯があったと思う。 ・前山集落に下山した所に、何の看板もないので戸惑うが、車道を右折して少し行くと、皆野駅を示す小さな看板があるので、そこを左折する。その後、また看板は無くなってしまうが、国道に出るので、郷平橋、皆野橋を渡って少し行くと駅に着く。 |
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
勤労感謝の日の3連休中日、天気もよさそうな予報なので山歩きに出かけることにする。まだあまり歩いていない秩父の方へ行く事にし、ガイドブックを参考にして、眺めが良さそうな破風山(はっぷさん626.5m)にする。
前日、既に特急は満席だったので、30分ぐらい余分にかかるが、急行などを乗り継いでいく。渋谷から副都心線・急行で石神井公園に出る。三連休なので混んでいるだろうが、中日なのでそれほどでもないだろうと思ったのだが、長瀞行の快速急行は、既に満席だった。所沢、小手指と進みに従い、どんどん混んできて、通勤電車並みとなる。そのまま芦ヶ久保辺りまで、ずっと混んでいた。皆野駅で降りるのは、今日が初めてだ。
皆野駅前にはバス停が無く、確かガイドブックに少し離れた国道沿いと書いてあったような気がしたので、看板の類は何も無かったが、正面に見える車が割と走っている道を目指す。左手を見ると、なんとなくバス乗り場らしい雰囲気の所があり、そこへ行くと、日野沢行きの町営バス乗り場だった。
バスは、札所三十四番の水潜寺を通り、狭い道を登って行く。秩父華厳BSで降りる。身支度をして、まずは、華厳の滝を目指す。全国10位に選ばれた滝とのことだが、1位の「くろくまの滝」でさえ聞いたことが無い。「どういう基準で選んだのだろうか?」などと思っている内に、華厳の滝に着く。紅葉が、なかなか良い雰囲気で、3週間ほど前に行った黒山3滝よりは、ずっと良い。
バス停まで戻り、少し車道を下ると、大前登山口がある。橋を渡り、登山道に入る。植林の中を登って行き、大前集落に出る。数軒の小さな集落だ。再び登山道に入り、天狗山を目指す。
植林の暗い森を抜けると、ようやく尾根に出る。ここからは、盛りを過ぎたとはいえ、紅葉が綺麗な尾根道を行く。右手の木立の向こうに両神山が見えている。鎖場がある急な岩を登ると、天狗山に着く。小さな祠がある。木立の間から、これから進む紅葉した大前山が見える。鎖に捕まって、急な岩を下り大前山を目指す。鎖場を登ると、展望が開け、秩父盆地の眺めが広がる。振り返ると紅葉の天狗山が美しい。
短いが急な鎖場を下ったり登ったりして、大前山に着く。山頂は、木立に囲まれ展望が無いので、先に進む。ふたたび短いが急な鎖場を下って、少し登った先が倉掛山で、ここも展望が無い。倉掛山から少し行くと5mぐらいの岩があり、これが如金様だ。横にある看板によると、如金様は、生生化育の神(「せいせいかいく」とは、自然が万物を生み育て、宇宙をつくりあげていること)とのことだ。
富士浅間大神とある木に囲まれた小さなピーク(木が無ければ、富士山が見えるのだろうか?)を越え、下った所が札立峠だ。これも横にある看板によると、「むかし、大旱魃の際に、『雨を祈らば、観音を信ぜよ』との札を建てたのが名前の由来とのことだ。また、左手には札所三十四番の水潜寺、右手には札所三十三番の菊水寺への道があり、ガイドブックによると、往時は巡礼でにぎわったとのことだ。札立峠から、紅葉の中を少し登ると、小さな石宮がある破風山に着く 。二等三角点もある。
破風山からは、正面に武甲山や武川岳を見て、秩父盆地の眺めが良い。青空が広がり、気持ちも良い。ここで、ランチ休憩とする。破風山からは、紅葉の雑木林を大きく下る。すぐに大きな休憩所がある。さらに、紅葉の中を下って行くと、風戸(ふと)へ下る道と山靴の道入口の分岐に着く。山靴の道には、「急坂・岩場有り」と書いてある。今日は、まだまだ時間があるので、山靴の道を皆野駅まで下ることにする。
山靴の道に入る。小さな岩のピークをいくつも越えていくので、確かに急坂・鎖場が多い。ただ、それほど危険と言う感じは無い。男体拝を越え、急坂を下って行く。やがて前原岩稜と看板がある小さなピークに出て、武甲山方面の眺めが少しだけ開ける。さらに、小さなピークを越えながら下って行くと、気に囲まれた前原山に着く。皆野駅まで45分とあるので、小休憩する。
前原山から大きく下り、前原の集落に出る。ここから、道を示す看板が無くなってしまったので、GPSを頼りに、郷平橋、皆野橋を渡り、皆野駅に出る。皆野駅から、お花畑に出て、西武秩父駅に出る。
往路で、皆野駅でパスモが使えなかった精算をしているうちに、池袋行の快速急行は出てしまった。首都圏なのに、パスモが使えないなんて・・・。駅の仲見世で、お土産を買い、急行と言う名前の、駅間待ち時間がやたらと長い各駅停車で飯能に出る。飯能で、元町・中華街行きの快速急行に乗り換える。これは、池袋で乗り換える必要が無く、渋谷まで行ってくれるのでとても便利だ。
今日は、青空が広がり、盛りを過ぎたとはいえ、そこそこ綺麗な紅葉を沢山見ることができ、人も少なくて静かな良い山歩きができた。ただ、行き返りの電車は混んでいた。
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