月ヶ原山 下小屋↑ 武蔵新道↓
- GPS
- 06:00
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,173m
- 下り
- 1,170m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 5:59
天候 | 晴れではありましたが、太陽が雲に隠れていることが多かったです |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下小屋〜主稜線分岐:下小屋周辺は草に覆われていて不安な感じですが、直ぐに集中的に草刈りされた跡があり(ありがとうございます)、その後は明瞭な登山道が続き、渡渉ポイントも明瞭です。が、余裕があるのはこの辺までで、杉林から始まる激坂(というか壁)辺りから凶悪になってきます。地形図で「壁」があることは認識していたので「ここを越えれば」と思いながら登ってたのですが、壁を越えた後は明らかに登山道というより「踏み跡」を辿る感じになり、ヤマレコマップとにらめっこしながらなんとか辿り切りました。今まで経験した中で一番の難路でしたw 分岐〜山頂:ツキガハラ峠の辺りまでは圧巻のブナの森と広い登山道で、メインルートに合流できたと思いましたが、登り返し辺りからはいろいろうるさい感じになりました。 山頂〜武蔵新道:主稜線からの下り始めは水葉山山頂や奥高尾山ブナ平に匹敵する広いブナの森を下る感じで急なところにはロープもあり、こっちの方が断然快適な道だと思いました。が、標高を下げると完全に踏み跡を失ったかと思うような笹薮に頻繁に出くわすようになり、こっちもマップとにらめっこでしたw どちらの道も良くて破線ルート位な感じで、マップのダウンロードは勿論、ルーファイ能力と、地形図の読図能力は必須だと思います |
写真
感想
この日は先日の人形山から見えた大笠に行くか、見越、奈良岳に挑もうか、という感じだったのですが、先週敗退した月ヶ原を諦めきれずに行くことにしました。実はこの1週前の5/31、月が原と赤堂山に挑むべく中河内まで来たんですよ。計画としては、中河内から少し前に新聞に草刈りニュースが乗っていた塩硝の路を越えて下小屋に向かい、赤堂山から下ってくるというものだったのですが・・・。
中河内の広い所に車を停めて塩硝の道に向かいます。すぐに表示を見つけ取り付いたのですがいきなりの急登。草刈りの効果ももうすでにうすれてきてるうるさい感じの荒れた細いトラバース路を辿りました。数か所大きく崩壊しているところもありましたが何とか通過、が谷に出合ったところからえげつない直登!ここはあくまでも古道で登山道ではないのでお助けロープも無し。ここを無理して登っても、この先通過不能な崩壊地なんかに出くわした場合ここを下る必要があると思い撤退しました。ほんの百数十メートル登って降りただけでしたが1時間くらいかかりましたし、何より精神的にやられてしまい、月ヶ原も断念しました。
ってことでこの日はリベンジ!でしたが・・・。やはり厳しい道でしたね。事前に地形図を確認した時に「え、!?」ってなったところはやはりえげつない壁で、「真新しい」ロープに助けられ登りましたが、今まではロープなしで登ってたの?って感じです。その後も、客観的に見て「ほぼ籔」の道が続き下小屋から分岐までの標高差600m程度の道にたっぷり2時間かかってしまいましたw
ツキガハラ峠周辺は立派なブナの森で道も広くなったのですが、直ぐにまた藪気味になり何とか山頂到着。カップ麺の湯を沸かしながら下山ルートを検討します。一応行きたかったのは赤堂山まで戻り、距年秋に大規模草刈りがあったらしい中河内に下山というルートでしたが先週の塩硝の道の敗退に懲りて長瀞まで車で来ましたし、下小屋からのルートも下る気は起きないwマップの地形図を検討したらどうやら武蔵新道が一番ヤバい所は少なそうwってことで決定しました。
正直下小屋ルートに比べてロープも多いし、多少ササが多いのも手掛かりとして重宝しました。明るいブナの森を下るベストルートだとおもったのですがね・・・。h800m位になるとブナは無くなるのですが、笹の激藪が出てきます。多少怪しい踏み跡を下っていくのですが、明らかに「道を失う」藪に突き当たりマップを確認。どうやらそのまま突っ切るのが正解なのでガサガサ進むと踏み跡が、っていうのを繰り返し、下山できましたw
正直今までの経験の中で一番厳しかったルートでしたが、下小屋の裏の辺りの広い感じの森は人の生活の跡を感じましたし、壁坂の上の方にも出作り的なスペース跡なんじゃないかと思うような土地が開けていたりしました。hondaさんやhokekyoさんのレコでの旧道についての言及には正直全くついていけませんが、分校跡の碑も含め、かつて確かにここに人の営みがあったと実感できたいい山行になりました。
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