朳差岳（権内尾根で1泊ピストン）

2023年06月18日(日) 〜 2023年06月19日(月)

• GPS: 13:10
• 距離: 24.7km
• 登り: 2,067m
• 下り: 2,070m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:24
• 休憩: 0:14
• 合計: 7:38

7:03 東俣彫刻公園
8:16 8:21 林道終点
10:34 10:34 カモス峰
11:08 11:13 権内ノ峰
12:09 12:11 千本峰
13:49 13:49 前朳差岳
14:32 14:34 朳差岳
14:41 朳差小屋

2日目

• 山行: 5:17
• 休憩: 0:16
• 合計: 5:33

5:14 宿泊地
5:46 5:46 前朳差岳
6:34 6:34 千本峰
7:06 7:08 権内ノ峰
7:33 7:47 カモス峰
9:24 9:24 林道終点
10:45 10:45 東俣彫刻公園
10:47 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■東俣彫刻公園に路駐
■7時前頃に駐車場は満車でした。

コース状況／危険箇所等

■東俣林道は所々倒木、土砂崩れ、林道崩壊などあり。歩く分には問題なし。
■長くキツイ登りだが登山道は良く整備されている。
■朳差岳小屋の水場はまだ雪で埋まっており、水の確保が困難。
　雪渓の溶けた雫を1時間かけて集め1.5Lほど確保。
　あとは雪渓の雪を溶かして使うか、頼母木小屋まで行くか・・・
→後で他の人のレコを見たら、水場は出ていたとの事！実際にこの目で確認はしていませんが、、、
　フェイク情報を伝えてしまったたスライドした皆様に、この場を借りて謝罪しておきます。
　ただ言い訳させて頂けるならば、上りでスライドした前日小屋に泊まったと言う登山者から、「水場はまだ出ていない、雪渓の溶けた水を集めて使った、頼母木まで水を汲みに行った人もいる」と聞いていた事、また小屋で一緒になった人にも「まだ水場は雪で埋まってますよ、頼母木まで行くか、雪渓の雪を溶かして使うかしかないですよ」と聞いたため、初めから水場まで降りて確認しなかったのだ。本当に出ているかは未確認です。

写真

6/18 6:57

7時前に東俣彫刻公園に到着。

6/18 6:57

駐車場は満車で路駐組となった。

6/18 6:59

駐車スペースから林道に入る。

6/18 7:07

土砂崩れ。

6/18 7:11

倒木。

6/18 7:15

林道崩落。

6/18 8:04

ここも崩落している。歩く分には問題なし。

6/18 8:16

橋を渡る。

6/18 8:28

登山道に入った。

6/18 8:50

ここも立派な橋。全体にルートは良く整備されている。

6/18 10:21

カモス頭で休憩。

6/18 11:00

ロープの下がる急登。

6/18 11:11

権内ノ峰でも休憩。

6/18 11:11

ようやく稜線が見えてきた。

6/18 12:08

千本峰・・・ダイグラ尾根にもそんなピークがあったな。

6/18 12:22

滝が見えた。雪解け水を集め水量は多い。

6/18 13:30

やっと前朳差岳。

6/18 13:50

朳差岳は右奥のピーク。

6/18 13:50

雪渓が今にも崩落しそう。

6/18 14:18

池塘の奥に飯豊の稜線が見える。

6/18 14:18

長者平はまだ花は咲いていなかった。

6/18 14:32

朳差岳に着いた〜

6/18 14:33

歩いてきた前朳差岳方面。

6/18 14:33

山頂直下に建つ小屋。この日の宿泊地。

6/18 14:34

左奥に飯豊本山。中央は地神山〜門内と続く。

6/18 15:21

雪渓の溶けた雫を集める。気の長い作業だったが、1時間ほどで1.5Lの水をゲット。

6/18 15:35

中央に頼母木小屋の赤い屋根。右奥の山腹に門内小屋が確認できる。

6/19 4:42

翌朝の日の出頃。

6/19 4:43

明るく輝きだした。

6/19 4:44

二王子岳。

6/19 5:07

朝の朳差岳。

6/19 5:07

朳差岳小屋。お世話になりました。

6/19 5:07

深い緑と残雪の白のコントラストが素晴らしい。

6/19 5:08

鉾立峰〜大石山〜頼母木小屋。

6/19 5:08

これから下る前朳差岳方面。

6/19 5:09

さらば、飯豊の稜線、またいつか。

6/19 5:18

池塘・・・花が咲く時期に再訪したい。

6/19 5:21

チングルマ

6/19 5:22

マイズルソウ

6/19 5:22

長者原の池塘群。

6/19 5:24

池塘と飯豊。

6/19 5:28

ミツバオーレン

6/19 5:30

ハクサンチドリ

6/19 5:34

前朳差岳

6/19 5:48

ゴゼンタチバナ

6/19 5:58

前朳を離れ本格的に下り始める。

6/19 6:55

ヒメサユリがぽつんと咲いていた。

6/19 6:58

権内の峰に向かう。

6/19 7:07

権内ノ峰で一休み。

6/19 7:07

振り返って前朳〜朳差岳

6/19 7:34

よく見るとカモス頭に「カッチ」とフリガナが振ってあった。

6/19 9:24

林道まで降りてきた。これから長い林道歩き。

6/19 10:45

嫌になるほど林道を歩いて車まで戻ってきた。

撮影機器：

PENTAX K-30 ペンタックス

感想

TONO

　以前頼母木小屋にテントを張った際に、向こうに見えた朳差岳が印象的でいつか登ろうと狙っていた。この日曜月曜と連休だったので梅雨の合間の好天に朳差に行くことにした。奥胎内ヒュッテまでの道が通行止めなので、飯豊山荘から頼母木小屋経由か、大石ダムからということになるが、まだ歩いたことのない権内尾根でピストンすることに。懸念材料は水の確保だったが、最悪の場合は頼母木まで行くことを覚悟して臨んだ。
　小屋泊とはいえ北アなどの有人小屋とは訳が違うので重いザックが堪えた。そして長い林道歩きと厳しい登りに最後は脚を攣りそうになってようやく朳差岳に辿り着いた。残念ながらハクサンイチゲはすでに終わっていたが、深い緑と白い雪渓のコントラストは疲れを忘れさせる素晴らしさだった。
　山頂直下の小屋に着いてまずは水だ。水場は雪の下なので、溶けた雪渓からの雫を集め、1時間ほどかけて1.5Lの水を確保できた。この日の宿泊者は4名で、いずれも頼母木小屋経由で水は確保済みの様だった。とりあえず翌日の水も確保できたし、やることもなく早々に飲み始める。持ち込んだ日本酒500mlはほどなく飲み切り、もっと持ってくるんだったと後悔。夜は曇って星空は見れなかったが、翌朝も青空が広がった。5時過ぎに小屋を出て下山。いやになるほど長い林道歩きで車に戻った。
　飯豊はどこから登ってもキツイが、今回は一番キツかったかも知れない。ただルートの問題と言うよりは、年を重ねてだんだん体力・筋力が落ちていることが大きな要因かも。ここを日帰りする人も多いが、軽い荷物で日帰りか重い荷物で泊りか・・・どっちもどっちだな。来年はイチゲが咲いてるときに再訪してみたいが、頼母木小屋経由が無難かも。奥胎内ヒュッテまで車が入れる様になるのはいつのことだろう・・・（TONO）