ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 562874
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

猿橋〜御前岩〜馬立山(冬の職場「山と温泉」ほっこり小ツアー)

2014年12月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
9.0km
登り
568m
下り
489m

コースタイム

日帰り
山行
3:52
休憩
1:33
合計
5:25
9:00
20
9:20
9:25
15
9:40
10:07
14
10:21
10:21
51
九鬼山登山口
11:12
11:17
16
神楽山分岐
11:33
12:10
22
12:32
12:37
20
12:57
13:06
37
13:43
13:48
37
植野山(667mピーク)
14:25
田野倉駅
天候 晴れ一時曇り
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
 往路は猿橋駅より、下山は富士急・田野倉駅へ。馬立山までのルートは、「九鬼山」への標識を忠実に辿っていけば基本的にOK。
 猿橋側の登山口には登山ポストなし。コース中水場も基本的になし(JR猿橋駅の手洗所で補給)。
コース状況/
危険箇所等
馬立山から667mピーク(植野山)へ登り返す手前に巻き道分岐あり。ピーク経由の場合、山頂から道なりに北側へ延びる尾根へ迷い込むリスクあり。赤テープ辿り、西側の田野倉尾根を下るように。
その他周辺情報 富士急・赤坂駅から徒歩15分(ないし都留市駅からタクシーで10分弱:片道約900円)で日帰り温泉・宿泊施設「スターらんど」あり(AM05:00より営業、昼間は大人580円、プチ宴会のできるハンディな食堂・休憩スペースあり)。
本日は前職場の山+温泉ツアーで猿橋集合。少し早めに到着、立派な山容の扇山など眺めながら、駅から20分ほどの奇勝・猿橋を約30年ぶりに訪ねます。
2014年12月21日 09:00撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 9:00
本日は前職場の山+温泉ツアーで猿橋集合。少し早めに到着、立派な山容の扇山など眺めながら、駅から20分ほどの奇勝・猿橋を約30年ぶりに訪ねます。
猿橋到着。ここは戦国時代から戦略上の要衝でもありますが、両側からせり出す斬新かつ重厚なデザインは、現代の「恐竜ブリッジ」など最新のテクノロジーを彷彿とさせます。
2014年12月21日 09:14撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 9:14
猿橋到着。ここは戦国時代から戦略上の要衝でもありますが、両側からせり出す斬新かつ重厚なデザインは、現代の「恐竜ブリッジ」など最新のテクノロジーを彷彿とさせます。
下から仰ぎ見る猿橋。ツアーの仲間も続々見学にやって来ました。
2014年12月21日 09:18撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 9:18
下から仰ぎ見る猿橋。ツアーの仲間も続々見学にやって来ました。
左が滝子山、右に岩殿山。大菩薩の尾根には雪がかなり積もっている模様…。
2014年12月21日 10:08撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 10:08
左が滝子山、右に岩殿山。大菩薩の尾根には雪がかなり積もっている模様…。
朝靄の幻想的な雰囲気。舗装道が凍結しており、ビミョーに滑ります…。
2014年12月21日 10:14撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 10:14
朝靄の幻想的な雰囲気。舗装道が凍結しており、ビミョーに滑ります…。
九鬼山・神楽山の標識を辿り、雑木林の滑りやすい道を緩やかに登っていきます。
2014年12月21日 10:27撮影 by  SBM303SH, SHARP
12/21 10:27
九鬼山・神楽山の標識を辿り、雑木林の滑りやすい道を緩やかに登っていきます。
休憩その1。気温が高めで、セーターを脱ぎます。
2014年12月21日 10:47撮影 by  SBM303SH, SHARP
12/21 10:47
休憩その1。気温が高めで、セーターを脱ぎます。
木の間越しに御前山を仰ぐ。山頂左の尖ったところが御前岩でしょうか?
2014年12月21日 11:08撮影 by  SBM303SH, SHARP
12/21 11:08
木の間越しに御前山を仰ぐ。山頂左の尖ったところが御前岩でしょうか?
神楽山分岐到着。まずまずのペースでしょうか。山頂の景色は変わらなさそうなので、神楽山往復はパスします。
2014年12月21日 11:12撮影 by  SBM303SH, SHARP
12/21 11:12
神楽山分岐到着。まずまずのペースでしょうか。山頂の景色は変わらなさそうなので、神楽山往復はパスします。
御前岩山頂到着。富士山ドーン…のはずが、強風・雪煙で「片富士」状態です。
2014年12月21日 11:34撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 11:34
御前岩山頂到着。富士山ドーン…のはずが、強風・雪煙で「片富士」状態です。
ここで昼食。風もなく、汗ばむぐらいの陽気です。
2014年12月21日 11:36撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 11:36
ここで昼食。風もなく、汗ばむぐらいの陽気です。
富士山はまだ見えません…。画面中央の九鬼山、その右の杓子岳?が立派です。
2014年12月21日 12:07撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 12:07
富士山はまだ見えません…。画面中央の九鬼山、その右の杓子岳?が立派です。
こちらは道志・丹沢方面。よく晴れてますね。
2014年12月21日 12:08撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 12:08
こちらは道志・丹沢方面。よく晴れてますね。
この岩場(八五郎岩)は巻きます。
2014年12月21日 12:14撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 12:14
この岩場(八五郎岩)は巻きます。
大菩薩〜小金沢連嶺が眼前に。昨日までの雪が解け残っている様子。
2014年12月21日 12:16撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 12:16
大菩薩〜小金沢連嶺が眼前に。昨日までの雪が解け残っている様子。
菊花山分岐を見送り、馬立山方面へ。
2014年12月21日 12:27撮影 by  SBM303SH, SHARP
12/21 12:27
菊花山分岐を見送り、馬立山方面へ。
沢井沢の頭。午後の微風が心地良いですが、一行の関心は早くも下山後の温泉に…。
2014年12月21日 12:34撮影 by  SBM303SH, SHARP
12/21 12:34
沢井沢の頭。午後の微風が心地良いですが、一行の関心は早くも下山後の温泉に…。
本日の最高点・馬立山頂到着。後は温泉目指して下るだけです!!
2014年12月21日 12:58撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 12:58
本日の最高点・馬立山頂到着。後は温泉目指して下るだけです!!
尾根の向こうの岩山が御前岩でしょうか。熟年オッサン集団としてはよく歩いてきました…。
2014年12月21日 12:59撮影 by  SBM303SH, SHARP
12/21 12:59
尾根の向こうの岩山が御前岩でしょうか。熟年オッサン集団としてはよく歩いてきました…。
尾根上の分岐から田野倉への下山路へ。分岐に手書きの案内メモあり。正式の標識はありませんが、尾根上の歩きやすい道です。
2014年12月21日 13:15撮影 by  SBM303SH, SHARP
12/21 13:15
尾根上の分岐から田野倉への下山路へ。分岐に手書きの案内メモあり。正式の標識はありませんが、尾根上の歩きやすい道です。
都留市街の向こうに、富士の雪の大斜面が迫ります。午後も強風が吹き荒れていることでしょう…
2014年12月21日 13:31撮影 by  SBM303SH, SHARP
12/21 13:31
都留市街の向こうに、富士の雪の大斜面が迫ります。午後も強風が吹き荒れていることでしょう…
こちらは思った以上に立派な根張りの九鬼山。またの機会に登りたい山容です。
2014年12月21日 13:32撮影 by  SBM303SH, SHARP
12/21 13:32
こちらは思った以上に立派な根張りの九鬼山。またの機会に登りたい山容です。
植野山(667m峰)山頂着。四等三角点あり。山頂手前に巻き道への分岐あり、標識等ナシ…
2014年12月21日 13:45撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 13:45
植野山(667m峰)山頂着。四等三角点あり。山頂手前に巻き道への分岐あり、標識等ナシ…
山頂から北側の尾根を道なりに進むと行き止まり。小さな赤テープを頼りに、西側の支尾根を下ります。
2014年12月21日 13:54撮影 by  SBM303SH, SHARP
12/21 13:54
山頂から北側の尾根を道なりに進むと行き止まり。小さな赤テープを頼りに、西側の支尾根を下ります。
ここで巻き道と合流。田野倉駅から九鬼山を目指す場合は、巻き道を行くのが正解のようですね。
2014年12月21日 13:57撮影 by  SBM303SH, SHARP
12/21 13:57
ここで巻き道と合流。田野倉駅から九鬼山を目指す場合は、巻き道を行くのが正解のようですね。
学生時代に何度も登った滝子山が眼前に。小金沢連嶺の稜線の雪も、この日の好天でかなり融けたことでしょう。
2014年12月21日 13:58撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 13:58
学生時代に何度も登った滝子山が眼前に。小金沢連嶺の稜線の雪も、この日の好天でかなり融けたことでしょう。
無事下山。667m峰からの下りはやや不明瞭箇所あり、滑りやすく歩きにくい道でした…(距離的には最短の下山路ですが…)
2014年12月21日 14:17撮影 by  SBM303SH, SHARP
12/21 14:17
無事下山。667m峰からの下りはやや不明瞭箇所あり、滑りやすく歩きにくい道でした…(距離的には最短の下山路ですが…)
田野倉駅より富士急にて都留市へ。タクシーで温泉に向かいます。
2014年12月21日 14:43撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 14:43
田野倉駅より富士急にて都留市へ。タクシーで温泉に向かいます。
車内連結部分がなぜか「温泉」仕様です…
2014年12月21日 14:44撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
12/21 14:44
車内連結部分がなぜか「温泉」仕様です…
タクシーでようやく日帰り温泉「スターらんど」着。さあ、温泉でホッコリ、待望の風呂上がり「プハー」タイムです!
2014年12月21日 15:02撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
12/21 15:02
タクシーでようやく日帰り温泉「スターらんど」着。さあ、温泉でホッコリ、待望の風呂上がり「プハー」タイムです!

感想

 年の瀬の週末、前の職場の「山歩きと秘湯の会」!?のツアーで、中央線沿線のお手軽な低山尾根歩きへ。当初は前日(12/20)催行予定で、毎回数名は参加する山女子も3名ほどエントリーしていたのですが、雨天順延に伴い山ガールは「全滅」、男性陣も数名がゴルフツアー等他の楽しそうな行事に流れ、結局計7名の「完全オッサン限定ツアー」に(涙)。
 ともかくも、小生含め一行のほとんどは集合時間より1時間前後早く猿橋駅に到着、駅から片道1.8kmの奇勝・猿橋を見学に。小生も学生時代に南アルプスからの帰路、甲州道をドライブ途中に立ち寄って以来、約30年ぶりに再訪。戦略上の要衝、さすがの重厚さを感じさせるデザインです。猿橋駅へ戻り、この日の予定歩行距離の約4割を朝の散策で早くも消化です(苦笑)。
 駅南口より暫く舗装道路歩きながら、前日来の雨で湿った路面がうっすら凍結し、我々ハイカーも行き交う車も坂道ではスリップ気味で、慎重に歩を進めます。ガイドブックや25,000地形図にはにはちゃんと記載のない登山道入り口には、立派な「九鬼山登山道」の標識あり。我々のような「ご本尊」九鬼山手前で下山してしまう軟弱ハイカーも有り難くこの標識を頼りにしつつ、尾根道を辿っていきます。落ち葉のクッションは効いているものの、葉っぱの下には滑りやすい粘土質の土が潜んでおり、何度か軽登山靴の足を取られながらも、息を切らし急斜面を登っていくと、本日最初のピーク・神楽山の分岐到着。僅か5分で山頂を踏めるにも関わらず、「行っても大して景色は変わらない」との大多数の判断で、同山往復はあっさりカット、本日の里山歩きでは貴重な三角点は踏まずに先を急ぎます。
 程なく、登山口から1時間強でこの日のハイライト・御前岩に到着。(「御前山」の呼称もありますが、超メジャーな奥多摩の御前山や、すぐ近くの四方津・上野原駅間の沿線にある「鶴島御前山」などと紛らわしいことから、「御前岩」の呼称の方がポピュラーなようです。)山頂の南東側は岩稜の先がスッパリ切れ落ち、すこぶる眺めが良い反面、あまりせり出していくと危ない場所でもあります。ともあれ、楽しみにしていた「富士山ドーン!」は、低気圧通過後のプチ冬型気圧配置もあり、強風で半分が雲と雪煙に覆われた「片富士」状態。仕方なく、残り半分を妄想!?で補いつつ、三ツ峠や道志山塊など近隣の山々を眺め、お湯を沸かしクイックで昼食を済ませます。
 恒例の山頂集合写真の後、昼過ぎには下山開始。地図には道の記載のない菊花山の分岐を見送り、小ピーク・沢井沢ノ頭を通過、意外と急な最後の登りをクリアして、本日の最高点である馬立山にあっさり到着。標高797m、本会リーダーの「鳴くなウグイス平安京だね!」の発言に、「それを言うなら鳴くよ(794)ウグイス平安京でしょ!」とすかさず突っ込みを入れます。
 いずれにせよ、三角点もなく、展望もパッとしない頂上のため、短い休憩でサッサと出発。一行の頭の中ははや下山後の温泉入浴+宴会でいっぱいです…。そうなると、下山路は山と高原地図記載の札金峠経由でなく、標識ナシ・地図上は破線ルートながら、一部山ガイドに記載のある最短の田野倉尾根ルートをチョイス。コース入口の標識メモ書きの通り、最初は落ち葉フカフカ、刈り払い完璧の大変歩きやすいルートですが、コース上唯一のチェックポイントである667mピークの手前あたりから、赤テープや目印も心細くなります。巻き道風の開けた道と尾根上を直登する道の二者択一を迫られ、僅かな赤テープを頼りにピークへ登りつくと、「植野山」という立派な標識もあるピークに到達。
 やれやれ、これで後は一下りでゴールだ、と安心し、富士急の時刻表を調べたりしたのも束の間、山頂から北に延びる顕著な尾根路は、やがて完全に消滅。さては巻き道ルートへ戻るしかないか、と腹を括るも、リーダーは横着して山頂直下のスカスカの樹林帯の微かな踏み跡をショートカットし、間もなく正規の下山路を発見。結局、先ほど見送った巻き道ルートを辿れば問題なく下れたことが判明するも後の祭り、この後も落ち葉にカモフラージュされた小石や木の根、さらに滑りやすい粘土層の土に度々スリップを繰り返し、予想以上に疲弊してようやくゴールの田野倉駅に到着。
 時間はまだ2時半過ぎ、大月駅周辺で大宴会をやるにはまだ早い、ということで、富士急にてタクシーの待つ都留市駅へ。日帰り温泉の「スターらんど都留市」で入浴、食堂でプチ宴会をするうちメンバーもすっかりお腹と目の皮がたるみ、タクシーで一気に大月駅へ戻り、居眠りしながらそれぞれの帰途に着いたのでありました。
 年内の山歩きはこれにてほぼ終了ですが、やや物足りない感じで本年の終幕を迎えた感もあります。今年の年末年始休暇は少し長めに取れそうですので、「1年の計は元旦にあり」ということで、次男の受験に向けた年頭祈願を兼ね、大晦日の夜から奥多摩方面へ御来光ツアーに出かけることを画策中です。ヤマレコユーザーの皆様も、天候とご健康には留意されつつ、どうぞ安全で楽しい年末年始ツアーを!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:966人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら