前穂高慶應尾根のコルまで
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 909m
- 下り
- 906m
コースタイム
6/5 晴れ 0300 沢渡着
0505 沢渡発
0525 上高地着
0540 上高地発<1510>→0625-0635 明神→0725-0740 徳沢<1560>→0855-0910 奥又白出合<1845>→1035-1240 慶応尾根のコル<2130>→1320-1330 奥又白出合→1400-1410 慰霊碑下→1450 徳沢
6/6 晴れ 0700 起床
0820 徳沢発→0910-0920 明神→1020 上高地着
1145 沢渡発⇒1650 茅ヶ崎着
天候 | 6/5 晴れ、6/6 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
正直なところあまり書くほどの内容はない。が、一応後日の参考程度に記しておく。
6月5日。晴。
入梅の噂を聞きながらも例によって天候にも恵まれた。穂高連峰の展望も実に良い。
新村橋までは平坦な散策路である。梓川を越え林道を奥又白へ辿るが、傾斜がいや増すと共に荷の重さが堪えてくる。徐々に展望が開けて来て、眼前に迫る前穂東面の岩壁がなんとか頑張る気持ちを引き出してくれている。しかし、雪は思いのほか少ない。
それでも新村橋から1時間程で奥又白出合に至った。ここから慶応尾根のコルまでは長い道程であった。すぐに手が届きそうな様子を見せながらもまるで逃げ水のようにコルまでは遠い。雪渓を過ぎてしまうとまた初夏の暑さが襲いかかりスタミナを奪っていった。前を行く13Kさん、Aki-CLさんに比較してN本さん、tadomasaは大きく遅れた。慶応尾根のコルには1025〜1045までバラバラに到着した。
特に年長組(殆ど年は変わらないのだが…)の疲労が大きく、今日の行程がどこまで伸ばせるかが懸念の焦点であった。同時に、明日の天候は悪化の傾向が予報されており、明日中に上高地まで下れるかが不安であった。行けて8峰どまりとすると明日は苦しい。
結局、2時間余りごろごろした後に降りることとした。
慶応尾根のコルからは屏風のコルが見えるが、雪渓が今にも落ちそうな不気味な様子を見せている。
慶応尾根のコルからの下りはtadomasaには甚だ厳しかった。道筋が困難なわけは毛頭ないが、膝がまるで言うことを聞かず今更ながら平素の訓練不足を嘆いた次第。
徳沢に戻るとそこここにカメラマンが三脚にカメラを構えている。徳沢園の伸びやかな幕営地で優雅にテントを張り、木のベンチに座してビールを飲み、まるでリゾートのような夕刻を過ごした。
6月6日。晴。
案に反してこの日も一日好天が続いた。
たっぷりと睡眠をとった後、朝食を摂り、のんびりと上高地を目指した。
昨日上高地を通るときには疎らな人影であったが、この日はまるで夏の避暑地の趣であった。
さて、今回の敗因は明らかに年長組のトレーニング不足であった。
いきなり装備重量20kg超えで挑戦するのはいささか身の程知らずとも言える。
そこで、ビールを飲みながらの話であるが、涸沢をベースキャンプとして日帰り行程で前穂北尾根を再度目指そうという計画である。日帰り行程であれば荷も軽いし、出発点が涸沢であると前穂の頂も800mと近い。
日頃のトレーニングに精進し、今夏には是非このリターンマッチをと望む。
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