古寺登山口から鳥原山経由で小朝日岳

2023年07月17日(月) [日帰り]

• GPS: 10:20
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,275m
• 下り: 1,262m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:54
• 休憩: 1:24
• 合計: 10:18

6:05 大江町朝日連峰古寺案内センター
6:10 6:10 古寺鉱泉跡
7:39 7:39 畑場峰
8:09 8:11 田代清水
9:24 9:43 鳥原山
11:25 12:07 小朝日岳
13:20 13:20 鳥原山
13:38 13:58 鳥原小屋
14:48 14:48 田代清水
15:15 15:15 畑場峰
16:15 16:16 古寺鉱泉跡
16:19 16:19 大江町朝日連峰古寺案内センター
16:23 ゴール地点

天候

くもり。途中小雨がパラついたが、天気はもった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

古寺案内センター前の大駐車場に。簡易トイレあり（トイレットペーパーもありました）。駐車料金1000円。

コース状況／危険箇所等

　登山届け、駐車届けは案内センター玄関横のポストに。駐車届のボールペンは書けなくなっていました。
　鳥原山経由小朝日岳の登山道は全体対的にとても歩きやすい登山道です。刈払いもきちんとなされていて、整備された登山道という印象でした。ありがとうございます。
　根っこもさほどはってなく、掘れてもおらず、足に優しい土の道が続きました。ただし、ところどころ大きな泥濘になっています。泥に足を突っ込まないように注意してください。特に、鳥原湿原に近づいたところの泥濘はかなりです。
　小朝日岳直下の急斜面は緊張するところが数か所ありました。我々は登って下ったので、下るときはここはこうなっていると分かって下りましたが、下りに初めて利用する方は、かなり緊張すると思います。気を付けて通ってください。

写真

7/17 6:04

古寺案内センター。階段の左脇に登山届と駐車届のポストがあります。駐車料金は1000円です。

7/17 6:04

古寺川の橋が通れないことが書かれています。

7/17 6:05

工期は8／31までだと書いてあります。もっと早く直してほしいものだ。

7/17 6:07

エゾアジサイ。

7/17 6:10

再建中の橋。

7/17 6:11

古寺川はゴーゴーですね。

7/17 6:13

トリアシショウマ。

7/17 6:29

急登の途中にあったものすごいブナ。

7/17 6:30

ブナ樹林の尾根。

7/17 6:43

ツルアリドオシ。

7/17 6:44

タマガワホトトギスというそうです。初めて見ました。

7/17 6:45

拡大。

7/17 6:52

イチヤクソウですね。花が2つしか付いてませんが。

7/17 7:00

日が差して、森が一瞬とてもきれいに。上手に写真が撮れません。

7/17 7:10

すごい傾きのブナ。ここまで急登が続きました。

7/17 7:39

倒れた標識。畑場峰です。

7/17 7:40

ブナ峠への登山道。

7/17 7:40

我々はこちらへ。鳥原山に向かって。

7/17 7:53

きれいなエゾアジサイ。

7/17 8:04

緑の重なりとグラデーション。

7/17 8:04

一瞬の輝き。

7/17 8:42

モミジカラマツ。

7/17 8:46

カニコウモリ。今日たくさん見つけました。

7/17 8:56

ギンリョウソウ。

7/17 9:01

鳥原山の分岐につきました。

7/17 9:02

鳥原湿原。

7/17 9:08

ウソ。

7/17 9:08

小さくて申し訳ありませんが、つがいのウソでした。我々が歩くのと同じペースで前を飛んでくれました。

7/17 9:12

シロバナニガナ。今日はたくさん咲いていました。

7/17 9:13

アズマシャクナゲ。

7/17 9:16

ゴゼンタチバナ。

7/17 9:25

鳥原山展望台に着きました。こちら側から見る小朝日岳は新鮮です。

7/17 9:26

大朝日岳は雲の中。

7/17 9:39

これは障子ヶ岳。
小朝日に向かいます。

7/17 10:03

ミヤマカラマツ。

7/17 10:26

ノウゴウイチゴの実。おいしいそうですよ。食べてみれば良かった。

7/17 10:31

岩場の急登。足場が掘れているので大丈夫。

7/17 11:03

鳥原山を振り返って。

7/17 11:10

ミヤマクルマバナ。スマホで撮ったのでぶれてしまいました。雨が降ってきてカメラをザックに入れてしまったので。

7/17 11:13

ここもとても急だ。よくこんな所、刈り払いをしてくれています。本当に感謝。

7/17 11:30

小朝日岳の山頂に着きましたが、山頂で写真を撮るのを忘れました。いつもの展望台に来ました。何も見えません。残念。

7/17 11:31

鳥原山方向。平地は晴れている？

7/17 11:45

大朝日岳が見えるはず。お昼も食べました。下山します。

7/17 11:57

小朝日山頂。下山する前に撮りました。

7/17 11:57

ここから坂を下って鳥原山へ。下るのに集中します。

7/17 12:17

急坂を降りて、小朝日岳を振り返りました。

7/17 12:20

ミヤマコウゾリナ。

7/17 12:24

これはヤマブキショウマ？

7/17 12:24

ウラジロヨウラク。

7/17 12:46

鳥原山からの尾根。ここを下山していきますが、遠いですね。

7/17 13:03

ギンリョウソウ。

7/17 13:14

小朝日と大朝日を振り返って。

7/17 13:34

鳥原湿原まで戻ってきました。

7/17 13:40

鳥原小屋の方に行ってみます。

7/17 13:45

鳥居がありました。

7/17 13:49

鳥原小屋。

7/17 14:03

期待していた水場はだめでした。

7/17 15:13

畑場峰。

7/17 15:35

例のブナの所まで来ました。ここからはほぼ下り。

7/17 15:59

迫力ある巨大ブナの根元。

7/17 16:14

最後の急坂を下って、登山口に降りてきました。
約10時間。なかなか大変でした。

撮影機器：

EOS Kiss X70 ボディ CANON

感想

yukky3

　今日は梅雨の中の貴重な晴れ間という予報でした。高気圧はかなり南に寄っていたので疑ってはいましたが、今日行かなければいつ行けるんだという感じでした。
　古寺川の橋がまだ渡れず、ずっと前に登山を始めたころに歩いたことがある鳥原山コースを通って小朝日まで行ってみました。
　ここの登山道は畑場峰までは急登になりますが、その後は全体として登りではあるものの、ほぼ水平移動です。ブナ林の中をずっと歩いて行くのでほとんど見通しがききません。このコースの難点は、見晴らしのいいところがほとんどないことかもしれません。反面、ブナ樹林が好きな人にはたまらないかもしれません。ものすごい巨木が所々で見つかります。
　はじめて眺望が広がるのが鳥原山の展望台に着いたときになります。今日は残念ながら雲がかかっていて、大朝日岳を始め朝日連峰の主稜線はほとんど見えませんでした。
　小朝日岳へのきつい登りを緊張しながら登って山頂に着くと、日差しもなく、しかもかなりの強風で涼しくなりすぎてしまいました。
　下山の途中で鳥原小屋に寄りました。水場で冷たい水が得られるだろうと思っていきましたが、水場は流れ水そのもので、汲むのはあきらめました。「やまがた山」の鳥原山のページにある水場の写真とは異なっていました。恐らく豪雨か何かで水場の石組みが壊れてしまったのだと思います。ビニールパイプは残っていましたが機能はなくなっていました。ここの水を安全に飲むには浄水器が必要です。
　鳥原コースの下山はとても距離が長く感じました。単調な上り下りと水平移動がずっと続きます。精神力が必要です。畑場峰に着いたときはほっとしました。ここを過ぎるとほぼ下りが続いて、最後は急になり、登山口に到着。
　気温が高かったこともあり、樹林帯の中では大量の汗をかきました。熱中症・脱水症状にならないように要注意です。
　鳥原山は朝日鉱泉から登るのがメインだと思います。まだ登ったことはまだありませんが、どんな感じなんでしょう。いつかチャレンジしてみたいものです。