鬼怒沼山〜黒岩山
- GPS
- 11:15
- 距離
- 37.4km
- 登り
- 2,543m
- 下り
- 2,539m
コースタイム
- 山行
- 10:50
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 11:07
天候 | 晴れ→雨→雲り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鬼怒沼山〜黒岩山 倒木多く、ルートがわかりにくい箇所があった |
写真
感想
今回のコースは、残雪がとれる6月ごろを予定してましたが、なかなか予定と天候に恵まれず、この暑―いこの時期になってしまいました。奥日光と尾瀬を結ぶのが一番の目的。それと、コースタイムに余裕があるので、尾瀬沼の山小屋でカフェタイムを楽しむ予定です。
天気予報では、午前中は晴れで午後から時雨のマークです。そうなんです、尾瀬・奥日光は時雨率が非常に高いです。前日の雨雲レーダー予報を見たら、12時ごろ突然、赤黄色でした。時雨を覚悟し挑みます。サンダルでいきます。
行きは高速料金節約のため、下道でいきます。日光いろは坂から金精トンネルを抜けて早朝、尾瀬の玄関口の大清水の駐車場へ到着です。20分ほど仮眠をしました。
スタートして、緩やかな林道の登りは走れますが、前夜の雨のせいかぬかるんでいます。サンダルは泥まみれです。ペースはゆっくりのはずなのにキツく感じるので、調子はよくないなと感じます。登山道に入ると急登で一気に高度を上げていきます。物見山頂までかなりハードな登りですね。
若干下って、開けた鬼怒沼湿原、ずっと樹林帯の中だったのですごい解放感です。過去にも訪れていますが、こんなに広かったっけ。標高2000mにこんなに広い湿原、改めてスゴイと思いました。すっきりした晴天、このあと時雨なんてありそうもない感じ。いったん日光澤温泉に下ります、何組かのパーティとすれ違いました。水分を満タンにします。今来たコースを上り返して鬼怒沼湿原へ。脚が上がらずキツイ、先が長いのに疲労感あります。再び鬼怒沼湿原、鬼怒沼山方面は怪しい雲行きです。
鬼怒沼山から先の尾根は、トレーニングをかねて追い込んでみようと考えていたのですが、脚の疲労度が高く無理、マイペースでいくことに。リサーチ情報どおり倒木が多く、体力を使います。ひどい倒木で進行方向がわかりにくい所もあります。15年ほど前にもこの区間をやりましたが、酷くなっていると感じました。深い山域のため手入れが難しいでしょう。尾根沿いにある水場で一休み。ここらでポツポツときましたが、樹林帯のため、それほど濡れないので問題なしです。ようやく黒岩山分岐、雨が強まってきました、雷鳴もあります。山頂往復している間は、これ以上強まらないでと願いましたが、数分後、一気に土砂降り、慌ててレインウェアをきました。分岐から標高差100mなので楽勝かと思っていたが、藪っぽく、山頂近くはアップダウンがあり遠く感じます。大量の水分を含んだ笹やらが、短パンの脚にまとわりついて、冷たい。土砂降りの山頂で写真をおさめました。過去の登山時代、この山頂にひとりテントで1泊し、戸台倉山へ続く黒岩新道と呼ばれる廃道のコースを楽しんだ思い出があります。GPSがない頃なので、地図とコンパスで現在地を確認しながら進みました。背丈を超える笹藪があったのを覚えていますね。
分岐まで降りてきてホッとしました。今日もっとも降ってほしくないこの区間で大雨になるとは、ついてます。あと30分早く行動していればと悔やました。
20分程度脚を冷やしたせいか、脚が終わっています。下りでも走れません。雨はやんできて、若干の晴れ間も、でも遠くで雷鳴があって油断はできないので、スローぺースだけど、休まず先を急ぎます。
下り基調と思いきや登り返しがあって、なかなか高度が下がりません。途中の湿原の木道、平坦な木道ですが、走る気にならないので歩いて通過、疲れ切って尾瀬沼のほとりにたどり着きました。多くのテントが立っていて、雨で過ごすテントが恋しく感じます。登山時代、雨のテント泊の記憶が懐かしい。
予定では売店のケーキセットで優雅なカフェタイムでしたが、食欲もなく、雷鳴にプレッシャーをかけられ、あきらめることにしました。三平峠へ上り返して、ここから下りだけ。復活しない脚で、よく整備された遊歩道を下ります。ラスト数キロはダート林道、歩いたら長いので、かろうじてスロージョグで下りゴールしました。
ウェットでサンダル不向きではあったが、コース難易度では低めのはず、なのにこの疲労困憊感。次回は、遥かに厳しいコースを予定しているけど大丈夫かなと心配になりました。
11時間強かかり、予想タイム10時間にはおよばなかったが、後半あれだけペースダウンしての11時間なので合格でしょうと評価しました。
帰りは沼田から高速を利用、赤城高原SAで夕食を楽しみ帰路につきました。
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