鳥海山は暑さに要注意!(鉾立駐車場S&G)
- GPS
- 13:44
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,421m
- 下り
- 1,403m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 8:22
天候 | 1日目:晴れ時々曇りと通り雨 2日目:曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス | 前日に新庄駅でレンタカー借りました。鶴屋旅館に前泊。 |
写真
感想
登るまでいろいろありました。5人で登るつもりが3人に。てんくらでは雨の予報が消えず、他の予報では雨マークがついたり消えたりと不安定な予報。こうなったら山小屋に電話して聞こうと電話したら、今のところキャンセルは出ていない、雨よりも暑さで救助された人がいるから暑さ対策をしてきてください、とのこと。
前日に鶴屋旅館で鳥海山の麓で連日工事をしているという方たちが、今年の暑さと乾燥は異常。雨乞いしたいくらい雨がふらない、と話してくれた。にわか雨はあるけれど、地面が潤うことはない。
登山開始してすぐにわかった。鳥海山は日陰がない。賽の河原は干上がっている。日照りの中、水分塩分休憩を取らずに登り続けたら熱中症になること確実。トレランしている人たちは雪渓で半袖短パンで雪の上に寝てました。山小屋でペットボトルの水が不足して買えないという噂がありましたが、ちゃんと買えました。500mℓ500円。
頂上まで水、暑さ、雨などいろいろな不安があった上に、熊を見たという人が降りてきました。七五三掛のすぐ下の平地で見たから、県警にも連絡しておいた、というので、熊鈴を鳴らして歩くことに。幸いその後人を襲ったというニュースはありません。
鳥海山大物忌神社の山小屋に泊まる=参籠(さんろう:こもって修行する)なので、シュラフと寝袋持参です。トイレはバイオであまり臭くなく数もありました。小屋のスタッフさん(神主さん)に新山にはリュックを置いて、手袋だけして登ってください、と言われました。大きな石の上を歩くので、このアドバイスは適切。時間は1時間弱なので、飲み物もいりませんが、なめてかかると大怪我しそうなくらい激しいところ。でも言い換えればアスレチックのようで楽しい。
翌日の外輪山コースは花畑の尾根歩き。ガスっていて最初は眺望はなかったけれど、涼しくじっくりお花を見て歩けたこの時間はとても贅沢な時間でした。しかも途中、ガスの切れ間から日本海と海岸線がきれいに見えて良いとこどり。御浜小屋までのご褒美時間はあっという間に過ぎてしまいました。
今回計画を立ててくれたIさんが足の不調で登れず、リーダー不在の山行でしたが、三人寄れば文殊の知恵、なんでも話し合い分担して、より達成感がありました。お花の写真もゆっくり撮れ、影鳥海らしきものも見られ、鳥海湖もきれいだった…。とても良い、思い出に残る山行になりました。Iさん、計画してくれてありがとう。感謝。足が良くなることを心より祈っております。(あと少しですよね。)
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