山行記録: 六甲山 （西お多福山～北黒五山～打越峠）

記録ID: 594094

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ハイキング

六甲・摩耶・有馬

六甲山（西お多福山～北黒五山～打越峠）　　

2015年02月25日(水) [日帰り]

兵庫県

mesner

GPS: --:--
距離: 12.9km
登り: 801m
下り: 1,127m

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コースタイム

　神鉄有馬駅発　9：12
　9：26－魚屋道登山口ー9：36
　10：16－トンネル跡ー10：21
　11：23－山頂
　11：49－西お多福山下山口ー12：21
　12：56－大平岩分岐
　13：15－大平岩ー13：20
　13：26－打越峠入口
　13：32－黒五峠
　13：50－北黒五山
　14：04－黒五峠ー14：09
　14：26－打越峠ー14：31
　14：48－山ノ神ー14：54
　15：05－登山口ー15：10
　阪急岡本着　15：22

天候	晴れ時々曇り
過去天気図（気象庁）	2015年02月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車バスアクセスを調べる my出発地登録

感想

mesner

　◆　今日の予報は、曇り、気温　4～13度。
　今日は先週より暖かい。雪も全く無いと思われる。しかし、昨日から空は白く黄砂が酷い。例年より相当早そうだ。そのため太陽も霞んで見える。黄砂の為か雲の為か分らない。
　中国北部から飛んでくる黄砂は何十万年も前からあり、それが日本列島に降り注ぎ、日本の土壌が肥沃になったと言ふ事を読んだ事がある。日本の米が美味しいのは黄砂の所為かも知れないと思うと、あまり恨めしく思う訳にも行くまい。

　◆　今日は、魚屋道を登るので、紅葉谷には行かないが、今週の月曜日（2/23）のTVのニュースで、こぶし道の事故をやっていた。
　前日の日曜日、紅葉谷に行くこぶし道の林道の崩落箇所で遂に怪我人　が出た。女性のハイカーが転落して、頭を5針縫う怪我を負ったそうだ　。この日は約100人のハイカーが崩落した岩を乗り越えて行ったと言っていた。
　私も、今月初めに2回ほど通ったが、大勢で一編に通ったら危ないと思っていた。それでなくとも、何時頭の上から石が落ちて来ても可笑しくない状態だ。5針の怪我くらいで良かったと思う。

　◆　吉高神社の下まで来たら、先週溝から漏れ出す水の工事をやっていたが、一応綺麗になっている。大きな石を除いたり、深く凹んだ所を埋めたりして道路を平らにして、歩き易くなった。山側から染み出た水を谷側に流すように溝を造っている。しかし、これから人が通り、雨が降ったりしてもうまく行くかは分らない。　

　◆　山頂からの展望も、芦屋の奥池が霞んでぼんやりとしか見えない。太陽も笠をかぶったような感じである。風は殆ど無い。
　今日は暖かいと思って、山頂で弁当にする積もりであったが、腹も空かないので西お多福山に向かう。今日も岡本に下る予定だ。
　西お多福山からの下山口の先に、石垣に囲まれた日当たりの良い、見晴らしの良い広場があり、そこで弁当にする。

　◆　先月下った時は、今日より雪解けのため、道が湿っていて滑って手袋を汚したが、今日は割りと道が乾いていたが注意して下る。
　住吉川左岸道への徒渉点と大平岩の分岐点で、右に入り込み大平岩に向かう（登山地図には無い）。そこで丸木橋を渡り、打越峠へ。約200mで打越峠の分岐がある。

　◆　打越峠への途中には、先ず黒五尾根（これは、私が名付けた名称）がある。それを下ると黒五谷があり、飛び石を渡り登って行くと打越峠に着く。　
　私が黒五尾根と呼ぶ尾根は、東お多福山～雨ヶ峠～芦屋ゴルフ場～P463~黒五山と連なる尾根で、黒五山の西で黒五谷が住吉川に合流する所で急に終わっている尾根である。
　
　◆　黒五尾根の上には、左右に微かな踏み跡がある。右（南）はまだ行った事はないが、登山地図にも道から約100mで黒五山とある。標高417m。
　左は約400m北に P463mがある。ただしこれには黒五山より46m高くても名前がない。私はこのピークを「北黒五山」と名付けたい。

　◆　今日はこの名前の無い P463 に行ってみた。
　尾根上の踏み跡を北に進むと、すぐに倒木と木の枝で通せんぼされている。入るなと言ふ事だろう。しかし、踏み跡はあり、赤いテープも見える。そのまま通り抜けて進む。間もなく、踏み跡が消えてしまう。テープも無くなってしまった。
　見通しが殆ど利かず、緩やかな地形で、尾根の形が見える訳でもないので、ピークと思われる方向に進むしかない。
　そこでコンパスで北に方向を取り雑木林の中を進む。木が大きくて、笹が全く無く、藪漕ぎと言ふより、倒木と枯れ木の枝を避け、ふかふかの落葉の中を、浅い溝を越えたりして、高い方、高い方にと進路を取り、やっと緩やかな山頂に着く。三角点は見つからなかった。
　私は、このピーク（463m）を「北黒五山」と名付けておく。

　◆　勿論、視界は全く無い。もっとゴルフ場が良く見えるかも知れないと期待していたが、北方100m位の所に樹林の間に、猪除けのトタン板の柵が見えただけであった。
　くもの巣もあったりして、人が入った形跡は全く無かった。
　ひょっとしたら、ゴルフ場の中を抜けて、黒五谷沿いの道に出られるかも知れないと思っていたが、そんな見通しが利くような植生ではなく、真っ直ぐ引き返す。
　緩やかな広い尾根で地形がはっきりしないので、方向を間違わないように慎重に進む。幸いに、丁度太陽を目指して歩けた。も少し面白い冒険になるかと思っていたが、つまらななかった。次回は黒五山に行ってみよう。

　◆　元の尾根上に戻り、打越峠へ。この登りは、ほんの20分位のもので、急坂でもないのだが、一日の最後の登りで、何時もしんどくて堪らない。　