藤原岳、軽アイゼン
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 1,106m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 7:17
天候 | 曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口にポストあります。 8合目手前から積雪あり。 |
その他周辺情報 | 駅に汽車展示。 |
装備
個人装備 |
バーナー
水
ナベ
|
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感想
8ヶ月振りに藤原岳。
その時は梅雨只中の平日で出会いは2グループ4名と鹿家族、山ヒルに吸われた足元は運動靴、フラフラでした。
今回、荷物は重くなり、上の方は雪が残っていますが、電車乗り継いでの再挑戦です。
8時半過ぎ、駅から10分かからない登山口には車が10台余り。ちょうど数グループが登り始めるところでしたが、自分は2時間弱の電車の旅を終えてまず一服。
そこから黙々と45分で汗ダク、5合目に。
早くも下山の方に、他のグループの人たちが聞いていた内容は「8合目からはアイゼン必須ですね」。
入手したての初のツール「軽アイゼン」(アイゼン自体が初めて)が通用するのか? 想像してまた汗。
先々週の養老山頂付近はフッカフカの雪で、アイゼンなしで楽しめましたが、その時の登り始めの踏まれて固まった雪(氷)に、かなり苦戦しました。
そこから30分余り、7合目と8合目の間で、前を行っていた賑やかな女子登山隊、4名のリーダーらしき方がアイゼン装着講習。
その傍で便乗して初軽アイゼンをいそいそと装着。
氷った坂を滑らないようシッカリ足底を意識して無難に進み、程なくして泥道。今度は岩を踏まないよう注意しそのまま8合目に到着、冬コースと夏コースの分岐です。(この時期は冬コースのみ)
ここからはシャーベット状の雪道が続きます。
軽アイゼン4本はつま先に刃がないので、超ガニ股あるいは横向きでゆっくりユックリ、時々ズレ落ちながら登ります。
前回雨道運動靴で足元滑りまくって下山時に太腿パンパンで苦労したので、先ず何より滑る回数を減らそうと色々と試行錯誤しながら進みました。
ちょっと視界が開けた9合目の先は谷側に滑ったら大変と若干ビビりながらも、そこから下界が一瞬見えました。
ちょうど友人が勤める工場団地が垣間見えて感動。
それまで眺望に全く縁がなかったこの山から、少しだけご褒美いただきました。
小屋に着いた頃の辺りは、もう雲の中。小屋の中で数グループ食事しているようで、窓も曇っています。
そのまま見えない山頂へ。3グループとすれ違い、上からも何も見えないことを確認して引き揚げます。
新しく建設中のトイレを再び通過して、今度は反対側の天狗岩への道を行きます。
少し登ったところを脇へ外れて、カップ麺の昼食をしようと準備しますが、徐々に風が強くなってきて、食べ終えた頃には身体が温まったのか冷えたのか?
そそくさと片付けして、グローブ嵌めるのに苦労するくらい指先が悴んでしまいました。
小雨もパラつき、天狗岩は諦めます。一目散に下山。
林の中の雪道の下りは、時々ズッポリ嵌るけどとても楽しい。(8合目まで)
所々のぬかるみを注意しながら、他の記事にあった鹿の現場らしきところに残った獣の毛には、ちょっと立ち止まって合掌。
登山口の休憩所まで、雨が本降りになる前に辿り着きました。セーフ。
駐車場の車はすでに2台に減ってます。
綺麗に整備された洗い場で、ゆっくり念入りに感謝を込めてアイゼンと靴の汚れを洗い落しました。ここに銭湯でもあったら最高だなぁ。
傘がないので駅まで合羽登場。ICカードが使えない路線なので、駅長さんに懐かしい硬い紙の切符と乗換え精算の仕方と、乗継ぎ電車を丁寧に教わり、近鉄富田まで50分、その半分以上は爆睡。駅前で駄目モトで銭湯探しましたが、やはりダメ。
デッカイザックと登山靴のまま、今回は繁華街の栄久屋通り、同窓会でハイテンションになりました。
藤原岳はこれまで天気の巡り合わせが良くないですが、梅雨前にでもまた登ってみたいな、と思います。脚元が良ければ、きっと太腿はココまでパンパンにならないハズ 、きっと。
感想に登場した女子登山隊のリーダーと思われる者です!自分達が出てくるなんて嬉しいです!しかも賑やかな女子登山隊なんて響きの良い言葉で書いて頂いて有り難う御座いました! また どこかの山でお逢いできるのを楽しみにしています!
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