奥秩父/黒槐沢から笠取山
- GPS
- 05:33
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 763m
- 下り
- 752m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
作場平橋駐車場を利用。20台駐車可能。公衆トイレあり。 8:00到着時点で18台駐車していた。 その他に臨時第1〜第3駐車場があるらしい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 作場平から笠取山の登山道は道標も含めて良く整備されていた。 牛水から黒槐山へ向かうルートは踏み跡レベル。 白山書房刊「ウォーターウォーキング1」を参考にしました。 ◆登山ポスト 登山口周辺には登山ポストは見当たらなかった。 |
写真
感想
笠取山南面の黒槐(エンジュ)沢でウォーターウォーキング。滝らしい滝がなくナメとナメ滝が続く沢だけども、岩と苔と森と水が日本庭園的な情景を作る穏やかで癒しの沢でした。笠取山も展望の良い日にもう一度訪れたい山でした。黒槐山は標高2024mと言うことで来年登るのが相応しいかな。
勝沼ICで中央高速を降りてフルーツラインから大菩薩ライン(青梅街道)で向かったが途中で日川高校の強歩大会に出会った。柳沢峠を越えると高校生の姿も無くなる。大常木トンネルの手前から一之瀬川に沿って上って行き一ノ瀬の集落を過ぎて何本か橋を渡り作場平橋駐車場に着いた。8:00を少し過ぎた頃でほぼ満車状態。八王子JCTの渋滞で少し時間を消耗してしまったがもう少し早く着く方が駐車場の空きに関してはやや安心かもしれない。
駐車場から沢装備で?とも思ったが入渓点まで歩いてからとのこと。でも10分強で黒槐沢の入渓点だったので最初から支度して行っても良かったかもしれない。黒槐沢は穏やかな渓相が続く。沢床は一枚岩が続く。これが表れている所がナメになっていると言う印象だ。入渓して30分で登山道が横切るのに出合う。全然登っている感じがしないがこれで500m以上の登高を稼げるのかと疑問も感じるが、そこまででも100mは登っているようなのでこんな調子が続くのかも。実際にそうだった。ひたすらにナメとナメ滝が続いた。水量は豊富だが泳ぐような釜や淵も皆無。水干沢出合を越えるとナメ滝もややヌメリが増えて滑りやすくなるが、滑ったとしてもそんな大ごとになる勾配では無い。倒木が多いのがやや難とも言えるが今時どこの沢でも倒木は少なくない。苔むした岩と緑の木々とナメと水が織りなす日本庭園的な景色はなかなか素晴らしかった。
2つ目の登山道を越えると源頭感も増してくるが、沢の詰めも至って楽。沢を詰めて稜線の登山道に出合うかと思っていたが地図を再度確認すると稜線と沢は並行するようになるので適当なところで沢から右岸側に登って登山道を目指すとすぐに登山道に出合った。当初計画では黒槐山に登ってから笠取へ向かうことにしていたが黒槐山の標高は2024m、と言うことで来年登る方が相応しかろうと黒槐はやめておいて笠取山に向かった。と言うことは来年またここいらに来るってことですが。笠取山も展望が良ければさぞやと言う山だったので是非天気が良くて展望が望める時に再度来たいものだ。笠取山から笠取小屋を経て作場平までは快適な登山道。東京都水道局の予算が投じられて公衆トイレや案内板、道標と整備されている。
沢登りにしては活動量が少ない感じだけれどウォーターウォーキングとして捉えればこれはこれで良いもんだ。いずれ奥秩父のロングトレイルも歩き通してみたいもの。
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