豊後街道2（武蔵塚〜大分）

2015年03月17日(火) 〜 2015年03月20日(金)

• GPS: --:--
• 距離: ---km
• 登り: ---m
• 下り: ---m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

16:09 宿泊地

2日目

• 山行: 8:29
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:29

14:06 スタート地点
6:10 宿泊地
14:39 2012年4月21/22日 熊本_宮地

3日目

• 山行: 10:44
• 休憩: 0:01
• 合計: 10:45

5:10 2012年4月21/22日 熊本_宮地
15:48 15:49 ラムネ温泉館
15:55 ゴール地点

天候

17，18日の両日は雨。他は晴

コース状況／危険箇所等

豊後街道はところどころ山道に入りますが、必ずしも標識が適切とは言えません。特に滝室坂コースは入口こそ立派な看板がありますが、途中で道が途絶えているようです。私は石橋跡の案内板付近から撤退しました。

写真

3/17 14:43

三里木跡。
熊本城から三里ということです。距離がわかり単なる一里塚より有用です。

3/17 14:49

広い街道の向こうの校庭には早先の桜？が咲いているようです。

3/17 15:10

杉並木のスケールの大きさにびっくりです。街道に沿って鉄道も平行しています。
加藤清正は城作りだけではなく、道造りの達人でもある。

3/17 15:31

ロードレースに使用される旧街道も珍しい。

3/18 7:43

六里木の塚も碑も地名も残っていないが、店名として残っています。ご立派です。

3/18 7:53

清正公道の名が付いている。

3/18 7:58

山道に入っていきますが、案内は何もありません。
人も通行禁止なのか車だけ進入禁止なのかわかりません。

3/18 8:35

七里木跡があったので、道は間違っていないことがわかります。

3/18 9:04

ここには珍しく案内板があります。後から思うと、豊後街道は人気部分を歩くための案内はあるが、街道全体を歩く人の立場に立った案内板はないということです。

3/18 9:05

二重峠。西南の役戦跡。

3/18 9:20

下界を見下ろせる石畳は珍しいと思います。

3/18 9:40

石畳を作るために石をノミで切断しかけたが、うまく切断できずにノミの跡だけが残っています。

3/18 13:16

湧水がありましたが、温泉ではなかったです。

3/18 13:53

雨粒が当り、うまく撮れません。阿蘇神社です。

3/18 14:02

年に一度しか使用されない還御門（おかえりもん）です。

3/19 5:54

夜明け前からヘッドランプを付けて滝室坂の古道に向かいます。

3/19 7:06

滝室坂の石橋の案内板ですが、この辺りでウロウロした挙句撤退しました。2時間以上ロスしたようです。

帰宅後に地図を確認しました。国道には200m足らずの地点で悪戦苦闘していたのです。
戻って国道をとぼとぼ登りました。

3/19 9:42

へき谷の道標。

3/19 9:48

これも直感的にはわかりにくい標識です。
鶴崎はどっちなのかわかりにくいです。

3/19 10:43

カーブする石畳。

3/19 10:50

境の松を越えて、大分県に入りました。
肥後街道と呼ばれます。こちらの案内は豊後よりわかりやすかったです。

3/19 12:23

牛とご対面です。

3/19 12:39

大きな一里山石灯籠。どこから一里なんでしょうか？

3/19 14:51

電燈碑は初めて見ました。

3/19 15:35

長湯温泉の飲泉所です。

3/19 15:41

こちらも立派な飲泉所です。一杯頂きました。

3/19 16:01

全国を歩いていると山頭火の滞在地にもよく出会います。

3/20 7:36

初めて見るイノシシ市場。
前日の雨でカメラ内の水滴が蒸発してうまく撮影できません。

3/20 8:09

立派な石畳。何ヶ所か横に引き出されています。
有力者の屋敷に通じるのでしょうか？

3/20 8:12

石畳にも信玄曲がりがあります。

3/20 9:28

カメラにある水蒸気が微妙な効果を出して、なんとも柔らかい印象の棚田になりました。

3/20 9:37

幹線道路に削られて必死に残っている幅1mほどの旧道です。

3/20 9:56

この標識に従って穴を潜って草道を進みました。
しばらくして踏跡が怪しくなり、引き返し、標識を無視して元の道を直進しました。

3/20 10:42

するとそのうち、肥後街道の表示が出ました。全く不可解です。

3/20 11:10

岩壁に交通安全の文字が目立ちます。
景観を破壊していると私は思います。

3/20 12:17

ドラッグストアが2軒隣り合わせに営業しています。
どんないきさつがあるのか気になります。

3/20 12:19

臼杵領との境界石です。

3/20 13:16

西寒多神社。読み方が覚えられません。すぐ忘れます。
ささむた神社です。

3/20 15:13

大分駅は近いが、橋はもっと下流です。

3/20 15:34

大分川に架かる滝尾橋です。ここから大分駅までは前回の日向街道で歩きました。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR400 カシオ

感想

ア?ドッポ

旧街道を歩いて九州一周中で、反時計回りで大分まで終了している。
今回は一周ルートとは外れるが、熊本・大分間を豊後街道で横断する旅である。豊後街道は鶴崎までだが、宿泊地の都合で大分駅までとした。
旧豊後街道は途中で道が不明になったり、うっかり道を間違えたが戻るのが大変だったので違う道を進んだり、一宮に参拝するためにルートを外れたりで、かなり旧街道から外れてしまった。
特に3日目の滝室坂の石橋まで到達したが、その先の道が全く不明であった。橋があったのだから谷川を横断するに違いない。雨で水量は増えているがなんとか横断したが、その先を色々と徘徊したがルートは見つけられなかった。すぐ傍で、滝室坂を走る自動車のギアチェンジや苦しそうなエンジン音が聞こえる中での格闘だが、大きな岩壁に阻まれて、雨もあるので撤退し、国道を歩いて滝室坂を越えた。
帰宅後に地図を見ると、谷川と国道の間は岩壁が表示されている。おそらく正規ルートは谷川沿いに遡って国道に合流すると思われる。
不十分な標識に腹立ち、己の実力不足を嘆きながらも、撤退判断に納得する旅であった。ここでの大幅な時間ロスから竹田市小倉から神堤経由で宿泊地の長湯温泉に行く計画を変更し、小倉から長湯へ直行し時間を挽回した。全国に多くの石畳がありますが、豊後街道を歩かずして石畳を語る資格はないと思う旅でした。
宿泊地の長湯温泉は豪華ではないが、庶民的な宿が多く、素晴らしい温泉地でした。泉質は炭酸泉で飲用できます。

コメント

ゲスト

adoppoさん初めまして
大分県民のyoko13と申します。豊後街道（肥後街道）を歩かれてる方をヤマレコで見れるとは思いもよらず驚いてます。
以前、肥後街道の一部を見に行った事があるんですが（たぶん写真３５の所です）看板は立派なのにすぐ行き止まりになったりでかなり不可解でした

ちなみにあの二つのドラッグストアは、もともと左側のお店が建ってて、後から九州で最勢力を誇るお店が右側にぶつけてきました。理由は不明ですが私も結構驚きました（どうでも良い情報ですが私は右のお店の常連です）

ア?ドッポ

Re: adoppoさん初めまして
yoko13さん　コメントありがとうございます。
去年の12月から毎月九州を徒歩旅しています。来月唐津街道と対馬・壱岐を旅したら九州はひと休みの予定です。
九州には何の縁もありませんが、長く徒歩旅を続けるとすっかり地元の影響を受けます。（これも徒歩旅の楽しみの一つです）
ドラッグストアのコスモスだけでなく、ジョイフル、エブリーワン、マルショク、ホテルAZなど関東では殆ど見かけないお店を重宝して利用させてもらいました。