志津山・多芸ノ台 〜7☆センブリ↑東林寺↓登奈井尾谷

2023年10月21日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 18.9km
• 登り: 988m
• 下り: 981m

コースタイム

東林寺 - 白滝 - 奈良井尾林道の東屋 - 登奈井尾林道合流部 - 川原越 - 林道 - 志津山西尾根 - 志津山 - 川原越 - 津屋避難小屋 - 多芸ノ台 - 登奈井尾林道 - 東林寺

天候

曇 時々 小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・東林寺から川原越までの東海自然歩道利用（よく整備された道）
・川原越から多芸ノ台まで養老山ハイキングコース利用（よく整備された道）

その他周辺情報

・庭田園地の展望台で高木の除去作業が行われ、見晴らしが良くなるようでう（2024年1月31日完了予定）
・東海自然歩道の川原越から岐阜県側の区間は廃道

写真

庭田園地に立ち寄りました
東側の濃尾平野を流れる木曽三川と朝焼け

中央アルプスの空木岳と南駒ヶ岳周辺

宇連山付近からのご来光

東林寺に向かう途中の県道からの藤原岳

■東林寺から東海自然歩道で三重県と岐阜県境の川原越へ

白滝

東海自然歩道の道標
・東林寺から1.5km地点
・川原越（県境）まで3.9km地点
・養老公園まで11.9km（川原越から岐阜県側の区間は廃道）

奈良井尾林道との交差部の東屋
ここから林道まで階段の長い下りが続きます

東屋から下って登奈井尾林道に合流
・東林寺から5.1km地点
・川原越（県境）まで1.1km地点
上流の沢沿いではミソサザイを見かけました

ヤマアカガエルの仲間

林道の植林地伐採地点からの川原越の北側の御当岳方面

雲の切れ間から青空が見える時もありました

志津山の西尾根に作業道が敷設されていて、間伐作業が行われていました

志津山の山頂は展望なし
三等三角点『田辺1』、732.02m
南側の斜面で間伐が行われ、南側が少し明るくなっていました

川原越付近の樹間からの長良川と岐阜市街地
奥に百々ヶ峰と金華山

濃尾平野の木曽三川
高賀山や笠置山までは見えていましたが、白山、乗鞍岳、御嶽山、中央アルプスは雲の中でした

川原越
東側の岐阜県側の東海自然歩道は廃道
県境稜線部は養老山ハイキングコース

津屋避難小屋

山麓の津屋川と建設中の東海環状自動車道
手前に養老鉄道養老線の美濃津屋駅周辺

多芸ノ台からの濃尾平野
名駅の超高層ビル群方面は雨雲の中のようでした

木曽川で建設中の新濃尾大橋、その上流に濃尾大橋

多芸ノ台から植林地内を少し南西に下ると林道に合流
この林道を少し下ると登奈井尾林道に合流

登奈井尾林道の崩落地点

アズマヒキガエル

林道沿いの登奈井尾谷
勾配はゆるやな谷ですが、水流のある深い渓谷となっています
養老山地の東側は伏流水となり、ほとんど水流の無い谷となっています
沢ではカワガラスが水に潜って餌を探していました

登奈井尾林道の入口にゲート

コウヤボウキ

ミツバアケビ

マタタビ

サルナシ

オオウラジロノキ

ウラジロノキ

紅葉が始まっていたシラキの果実

ホツツジ

ハンショウヅルの果実

クマヤナギ
この花茎は昨年の花で、今年の夏以降に果実が落下？

クサアジサイ

カワチブシ

カリガネソウ
NHK朝ドラ『らんまん』のオープニング映像に登場していた花

山路のあちこちで見られたヤマジノホトトギスの果実

岩壁のイワタバコの大群落

ダイモンジソウ

ジンジソウ

ジンジソウの花

オヤマボクチ

スズカアザミ？

シロヨメナ

ヤクシソウ

キッコウハグマ

ヒカゲノカズラ

ミツバベンケイソウ

ミカエリソウ

ギンレイカ

アキチョウジ

オカダイコン

ツルニンジン

シュウブンソウ

ナギナタコウジュ

マツカゼソウ

ハシカグサ

ヤマルリソウ

オオチドメ

ナツトウダイ

フユイチゴ

ナンバンハコベ

センブリ
5☆が普通で、4☆は時々見かけます

6☆のセンブリ

7☆のセンブリ

アケボノソウ

アケボノシュスラン

クモキリソウ or ジガバチソウ

コクラン

装備

MYアイテム

アルプス岳

重量：-kg

感想

アルプス岳

気温が低めで、雨具を着用するとちょうど良い感じとなりました。
時々小雨となりましたが、わすかな雨量で済みました。
ヤマビル多発地帯の感じの山域で、クマ出没注意の看板もありました。
登奈井尾谷は地形図では深い渓谷のように見えますが、水流のある緩やかな勾配の谷でした。
山域では植林地が多く、尾根部の植林地の林床の植生は貧弱な印象ですが、谷部など色々な場所では、秋の花などが見られました。
アケボノソウの花はほぼ終わっていて、センブリの花があちこちで咲いていました。
生き物観察には不向きな天候でしたが、養老山地での新たな発見もありました。

【 バックナンバー 志津山周辺】
・2月21日 (2010年)『養老山地北部全山縦走(表山-裏山-笙ヶ岳-養老山-志津山-二之瀬越) 』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-57509.html
・4月10日 (2023年)『御当岳-志津山 〜ヤマナシ・6猫の目・5菫』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5358734.html
・4月25日 (2021年)『志津山（732m） 〜志津北谷源流直登アタックなるか？』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3111083.html
・10月9日 (2022年)『養老山 ↑寺山観音奥宮↓養老駅 〜ヤマナシの大木の結実検証』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4774785.html
・10月21日 (2023年)『志津山・多芸ノ台 〜7☆センブリ↑東林寺↓登奈井尾谷』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6080860.html
・11月5日 (2022年)『志津山 ↑風呂谷林道↓志津南谷林道・山麓のチョウゲンボウ』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4883101.html
・12月9日 (2012年)『志津山（732m）〜寺山観音から周回・ウソとの出会い』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-251498.html