ユーラシア大陸最南の3000m峰(アラビア半島イエメンの山旅/その3)
- GPS
- --:--
- 距離
- 0.6km
- 登り
- 19m
- 下り
- 19m
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2007年05月の天気図 |
アクセス | ランクルをチャーター |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ジャビル・サビル(3,006m)に登った。GPS計測でも3,000mを超えていたので、ユーラシア大陸最南の3000m峰に間違いないと思う。 ・ただし山頂直下まで車道があり、数分で登頂。山頂に軍の通信施設があり、写真撮影禁止。 ・山全体が段々畑のみずみずしい緑に包まれていた。山腹を巡る有名なトレッキングコースもあるとのこと。 |
その他周辺情報 | 世界最古の街「サナア」(アラビア半島イエメンの山旅/その1) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-610264.html 奇岩の山「ジャビル・タガール」(アラビア半島イエメンの山旅/その2) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-610295.html 世界最美のトレッキング(アラビア半島イエメンの山旅/その4) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-610351.html 要塞都市「アットゥーラ&コーカバン」(アラビア半島イエメンの山旅/その5) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-610387.html |
写真
装備
個人装備 |
その1を参照。
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感想
京都のTさんの手記
16:00タイズの町に入った。露店街を散歩したが溢れんばかりの品が並べてあった。17:30今夜は5つ星ホテルに泊まることに(12,000リアル)。標高2,400mの高台にあり、客室や屋外レストランからのタイズの夜景が売り。私達には灯り不足だが彼らには最高の夜景なのだろう。ホテルまでの急坂道路には車列が並んでいた。レストランはビールも無く食事はやっぱりたいしたことなかった。女性は黒ベールのままノド部分の間から飲んだり食べていて「あれどうにかならへん?」とストレスを感じる。
翌朝8:15ホテル発。車で登れるジャビル・サビル(3,006m)へ向かう。オンボロランド・クルーザーはカーブの急坂で登り切れず、一旦バックしてギアーを入れ替えての登りを繰り返す。山頂部は軍の施設で立入禁止。だが知らないふりして山頂の一角まで行ってみる。手前の広場(標高3,000メートル)からの大展望は本当に素晴らしかった。山肌に貼り付くように石と日干しレンガの家がびっしり並び、残りは全て緑の棚田。遥か下方は森に囲まれた村落。ここはマチュピチュやないか!いやマチュピチュは古き遺跡だが、ここは2,000年以前から今も人が暮らす歴史〜。とにかく凄いと思った。
引き返してヤリムへ向かう。11:00テロ首謀者ビンラディンの故郷アルカイダの町に入る。アル(城塞)カイダはビンラディンが名づけたと。日干しレンガの建物、人の密集、埃、ゴミの散乱、豊かな町とはほど遠い感じだった。幹線道路は広くさらに拡幅工事中も多く、中央分離帯の街路灯の全部にサーレハ大統領の写真ポスターと国旗が揚がっていて「こういう国なんか〜」。
山肌や台地に立つ城塞村、峠、荒涼とした砂漠、人とホコリとゴミの街、棚田の緑と静かな村、豊富な品のマーケット通り、厳重な検問、対向車がぶつかってきそうなサーカス運転(クレイジー!)。3〜4人も乗っているオートバイ、落っこちそうに大勢乗っている車・・・。ひた走り13:00ヤリムの町に着いてレストランで昼食、とにかく空きっ腹を満たして15:00ホテルに入った(2,000リアル)。熱いシャワーの後ウィスキーが胃にしみる。
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